次代を創造するエンターテイナーの発掘・育成を目的とした公募小説コンテスト「電撃小説大賞」。その最新回である「第32回電撃小説大賞」にて銀賞を受賞した『砂上メイド戦艦喫茶あぽかりぷちゅへようこそ』(電撃文庫/KADOKAWA)が2026年6月10日に刊行された。
同日には、これを記念した販促イベントが東京・秋葉原の「AKIHABARAゲーマーズ本店」にて実施され、ウクライナ出身の人気コスプレイヤー・ネトーチカが特別ゲストとして参加。オリジナルうちわの店頭配布および書籍購入者限定の撮影会を行った。
うちわ配布イベントは海外からの旅行者にも大ウケ
原因不明の大量降砂によって砂に埋もれた近未来の日本。砂漠を彷徨う少女・セグメの目の前に、奇妙な音楽とともに見慣れない建物が現れる。
「お帰りなさいませ♪ ご主人様……はわわ! お嬢様でした!」
そこは、彷徨う人々を乗せて砂漠を行く、不思議な戦艦に開店したメイドカフェ「あぽかりぷちゅ」だった!? 艦長兼メイド長のハゴロモによって見習いメイドにされたセグメは、人々をもてなし、時には戦ってでも救い出すメイド活動(?)を始める。笑いあり、ドンパチあり、ちょっぴり涙ありのガールズファンタジー開幕!

……といった『砂上メイド戦艦喫茶あぽかりぷちゅへようこそ(以下、あぽかりぷちゅ)』の世界観に合わせて、ネトーチカはメイド長のハゴロモをイメージしたオリジナル・メイド服を制作。


その衣装を着てうちわ配布を行うだけでなく、海外からの旅行者に英語で『あぽかりぷちゅ』の概要を説明するなど、臨機応変な対応でイベントを盛り上げた。
ちなみにイベントは17時よりスタート。当日の日中は雨が降り、正午の時点では開催が危ぶまれていたものの、このころにはすっかり雨も上がり、気温も上昇。ちょうどうちわが欲しくなるような蒸し暑さで、ハゴロモがデザインされたうちわはどんどんはけていった。
続けて行われた撮影会には、このたびのうちわ配布で『あぽかりぷちゅ』に興味を持った購入者に加え、ネトーチカのファンも大勢集結。和やかな雰囲気のなか、撮影や交流を楽しむ姿が見られた。




ネトーチカに聞いたコスプレの“こだわり”
撮影会の終了後、ネトーチカに今回のコスプレでこだわったポイントや、販促イベントに参加した感想などを聞いてみた。

──今日のコスプレ衣装でこだわったポイントを教えてください。
ネトーチカ ハゴロモちゃんの雰囲気に近づけるよう、いろいろな服を組み合わせて衣装を調整しました。身長が180センチあるので、スカートだけだとちょっと丈が短くなってしまったので、露出対策も兼ねて、スカートの下にはパニエを履いています。その上でコルセットをつけて、メイドらしいクラシカルなシルエットを表現しました。
──『あぽかりぷちゅ』販促イベントに参加された感想は?
ネトーチカ メイド文化やアニメ文化の聖地である秋葉原で作品をPRできてうれしかったです。通りがかった方たちも笑顔でうちわを受け取ってくださって、とても楽しいイベントでした。
──『あぽかりぷちゅ』の登場人物の中で好きなキャラクターはいますか?
ネトーチカ ビジュアルはやっぱりハゴロモちゃんが好きです。ピンクの髪やリボンのような装飾をまとったシルエットがかわいくて、ファンタジー感のあるメイド衣装も素敵なデザインで、ひと目見た瞬間、これを着てみたいと思いました。
──この夏にやってみたいことなど、今後の活動予定を教えてください。
ネトーチカ 今年の夏もコスプレイベントや撮影に参加しながら、新しいキャラクターのコスプレに挑戦していきたいです。また、昨年から力を入れているウクライナのライ麦発酵飲料「クワス」を日本でもっと広める活動もがんばりたいと思っています。コスプレを通して日本のポップカルチャーに関わりながら、同時にウクライナのおいしい文化も紹介していけたらうれしいです。

ポストアポカリプス・ガールズファンタジー『砂上メイド戦艦喫茶あぽかりぷちゅへようこそ』の第2巻は、2026年8月7日(金)に発売予定。壮大な物語はまだ始まったばかり。ぜひ第1巻からチェックしてみてほしい。
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