音声ソーシャルサービス『Clubhouse』はなぜ大人気なのか。そもそも何? 今さら聞けない仕組みと、魅力の本質をゲーム作家・米光一成が解説。孤独担当大臣におすすめしたいそうです。
雰囲気は「音声版ツイッター」
コロナ禍の生活で失われたのは、雑談するチャンスだったんじゃないか。
暗い方向に考えがちになるのは、わいわいみんなで話せなくなったからではないか。
そんなことを考えたのは、今話題の『Clubhouse(クラブハウス)』をやってみたからだ。
『Clubhouse』は、完全招待制の音声ソーシャルサービス(SNS)。知人から招待されなければ入れない。
2020年3月に米国Alpha Explorationが始めたサービス。日本の電話番号でも招待可能になったのをきっかけに、話題となっている。運営会社の時価総額は1000億円超だとか。
「音声版ツイッター」といった雰囲気で、手軽にわいわいとおしゃべりが楽しめるソーシャルサービスだ。
そもそも、音声配信アプリは、2016年ごろから再びジワジワと流行り始めていた。『Radiotalk』や『stand.fm』、『Voicy』といったアプリが次々とリリースされた。
機能の数でカウントすれば、それらのアプリは『Clubhouse』より圧倒的に豊かだ。
簡単に始められるし、聴いている人をピックアップして複数人でしゃべることも可能。
生配信もできる。しっかりアーカイブも残せる。リスナーがコメントを使ってコミュニケートできる。ジングルや音楽を挿入したり、収録機能や編集機能がついたものもある。
誰でも手軽にラジオ番組のような音声コンテンツを作ることができる。
ラジオの民主化だ。

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