『有吉の壁』から派生したユニット「KOUGU維新」、ついに『バズリズム』に登場(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。

絶妙におもしろくない“工具漫談”も披露

『バズリズム』

音楽番組についに『有吉の壁』から「KOUGU維新」が登場。現時点で9人に増殖したメンバーから選抜された6人(きつね、トム・ブラウン、四千頭身・石橋、空気階段・水川)が参加。いつもよりカツラなどがしっかりしてる感じがする。それぞれのソロパートに移行するところでキリ(布川)が巻尺(水川)の頭をサッと撫でたりするところなど、“わかってる感”満載。

踊りながら紙やすり(石橋)が紙やすりを落としてしまったことに対して、やっとこ(淡路)「やすりが落ちたところがキレイに磨かれて逆によかったよ」プラスドライバ(大津)「俺、それでスベりそうになった」やっとこ「なってたね」と絶妙に“おもしろくない”感じの工具漫談。

『かりそめ天国』

今回はほぼ全編、ふたりのトーク。テレビ局と自宅の往復になって10年以上電車にも乗っておらず「もっと社会と向き合わないと」というマツコに「伊集院さんはよくうろちょろしてるから伊集院さんとして生きていけば?」と有吉。「あたし、プライベートは伊集院さんになるか!」とマツコは豪快に笑う。

そんな「伊集院作戦」に添えられたイラストがめちゃくちゃおもしろい。本当にこの番組のイラストはいつも秀逸でトークのおもしろさを増幅させている。調べると雑賀建郎という方によるものだそう。『かりそめ天国』イラスト集みたいなものを出版してほしい。

『徹子の部屋』

ゲストに伊集院光。17歳で楽太郎(現・円楽)の弟子になって「かばん持ち」として初めてついて行った番組が実は『徹子の部屋』だったという。クイズ番組では「ひらめきの天才」と称される伊集院。その要因には「学歴コンプレックス」があると語る。高学歴の人たちに負けないよう「彼らが知らないようなこと」を覚えようとしたから「無駄なこと」「よけいなこと」ばかりを覚え、それがひらめきにつながっているのだと。街で学歴がない人に「がんばってくれ」と声をかけられると、背負っているつもりはなかったけれど、がんばらなきゃと思うという。

最後に現在52歳の伊集院から徹子に「52歳のとき何をしていましたか?」という質問。少し前から『ベストテン』『徹子の部屋』を始め『ふしぎ発見』が始まったころだったと回答。つまり女優からテレビタレントに大きくシフトチェンジした時期。「じゃあ、僕が今、終わりに近づいているって勝手に思ってるけど、スタートなんですね!」という伊集院に徹子は「そう。だからなんだってできるんじゃない?」とサラリと答えていた。

『タモリ倶楽部』

星野源、松たか子を迎えて「空耳アワー復活祭」。ソラミミスト・安齋肇も当然参加するも風貌が仙人のよう。「ちょっと会わないとこんなに変わりますかねえ」とタモリ。

半年間の休止期間中、約1万通の投稿があったという。その中から新作やレジェンド作品を紹介。「一張羅の前張り」という新作に「僕、何度か(前張り)したことあります」と星野源。思えば、宮藤官九郎作品などでよく全裸になっていたなあ。

『ネタパレ』

Aマッソのコント「椅子」が素晴らしかった。スタジオの陣内が「Aマッソは勝負してきたよね。ただ(ネタが)トガり過ぎるのよね。だから売れてない(笑)」と感想を述べると南原「今は親切なネタが多いけど、途中であっ!って気づくから、わかった瞬間がおもしろい」。

今日観たい番組:『ゴッドタン』で「本当にジジイ芸人」など

『勇者ああああ』(テレ東)はフルーツポンチ、しずる、さらば青春の光、空気階段が「仲の悪さ」を猛アピールする新お笑い賞レース。

『さんまのお笑い向上委員会』(フジ)にくっきー!、ザコシショウ。

『ゴッドタン』(テレ東)は矢作・錦鯉・ダイアンによる「本当にジジイ芸人」。

『ほんとにあった怖い話 2020特別編』(フジ)上白石萌音主演「あかずの間を造った話」、岡田健史、ミキ・亜生出演「訳ありのカラオケ店」など。

『NHKスペシャル』(NHK)は「筒美京平からの贈りもの 天才作曲家の素顔」。

『SWITCHインタビュー 達人達』(Eテレ)は「河瀬直美×小雪」。

中条あやみ主演『閻魔堂沙羅の推理奇譚』(NHK)、田中圭主演『先生を消す方程式。』(テレ朝)スタート。


  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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