サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』を勝ち抜き、101人の練習生から選抜されたグローバルボーイズグループ「JO1(ジェイオーワン)」。コロナ禍で活動が制限されているにもかかわらず、現実に屈することなくその活動の幅を広げてきた。
そして結成から300日目にあたる2020年10月5日、彼らは1stアルバム『The STAR』のリリースとオンライン単独ライブ『STARLIGHT』の開催を発表した。
この記事では、概要発表&取材会の様子をお伝えすると共に、新グッズやアルバムの詳細、衣装の魅力について触れていく。
目次
それぞれが素顔をのぞかせた会見
この日、進行を務めたのは吉本興業の先輩にあたる、かまいたち。メンバーが登場する前から山内は「JO1は裏表なく礼儀正しい。吉本が初めて正解を出したパターン」などと話し、お気に入りの様子だった。
JO1が歩んできた7カ月間を集約したムービーが流されると、リーダーの與那城奨を先頭に新衣装に身を包んだメンバーが入場。生声で「Go To the TOP! JO1です」と元気な挨拶を響かせ、取材会をスタートした。
デビュー当時に比べると、リラックスした様子を見せる11人。脚をガッと開いて座っていても手は膝の上に添える川尻蓮、かまいたちのボケにクシャッとした笑顔を浮かべる河野純喜、一生懸命に話す豆原一成を見て微笑む鶴房汐恩など、普段の様子をのぞかせる。
かまいたちの濱家に「今まで会った中で、正真正銘この人スターだなって方はいましたか」と尋ねられると、河野は「かまいたちの山内さん」と返答。「おーい!」と勢いのいいツッコミが入った。「じゃあ、(佐藤)景瑚は?」とパスが渡ると、「お世話になっていて、おもしろくて、『ネプリーグ』でお世話になった……ミルクボーイさん!」とオチのあるアタックを繰り出す。この数カ月の間に、自身の番組などを経てトークスキルが上がったことを印象付けた。
山内に「(大平)祥生くん、(アルバムには)どんな曲が入ってるんですか?」と尋ねられると、大平は「1stシングルと2ndシングルの収録曲以外に、僕たちが『PRODUCE 101 JAPAN』のコンセプト評価で披露した「やんちゃ BOY やんちゃ GIRL」や「Happy Merry Christmas」などを含む、新曲が7曲入っています」と解答。納得のいく仕上がりだったようで、満足そうな表情を浮かべた。
「リード曲のセンターは誰?」という質問に「僕です!」と川西拓実。「センターに決まってうれしいと同時に責任感がこれまで以上に芽生えて。緊張感を持って練習できたと思います」と、うれしそうにはにかんだ。ダンスについて聞かれた際には「星をイメージした振り付けです」と答え、佐藤に「ここでパッと(呼び方を)考えればいいんじゃないの?」とムチャ振りされ、「スターダンス!」と命名していた。センターに決まった連絡はスッとLINEで入ってきたというのだから、本当に驚きである。
アルバムの話で、與那城が「今回は初めての試みで、3人から4人に分かれてジャケット写真を撮影したので、チェックしてほしい」と告げると、濱家が「(誰の盤が)どれだけ売れたかわかるってことやんな?」とイジワル発言。與那城が「ギクシャクしました!」と乗っかると、川尻が「してません(笑)」と勢いよく否定していた。
前半は胸に手を当てて少し緊張しているように見えた木全翔也も、アルバム特典の説明が終わるとリラックス。「終わった~」と安心した表情を浮かべる彼に、與那城がグーサインを送る。
いったん休憩を挟み、質疑応答へ。記者から繰り出される質問に対し與那城が答えるメンバーを指名したり、自らメンバーが手を挙げたりして進んでいった。
メンバーの輝いていたところという話題では、「ダンスもそうだけど、歌のレベルが格段に上がった。自分の歌い方+気持ちの表現ができるようになった」とうれしそうな與那城。プライベートで輝いていたエピソードを求められた際は、金城碧海が白岩への憧れを告白。「現場入りするとき、瑠姫くんはサングラスをつけてカバンを片手で背負って、『うっす』って入って来てかっこいい。マネしようかな」と語ると、白岩は「うれしい。ありがとう」と恥ずかしそうにほほ笑んだ。
衣装の話で河野に「純喜くん、かっこいいよ」と木全が話しかけると、「自分もかっこいいって返してほしかったんでしょ?」とからかう佐藤。その後は、「お前もかっこいいよ」とお互いに褒め合っていた。
概要発表&取材会は1時間弱と短かったが、それぞれの素顔をのぞけた濃密な時間となった。
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