休刊から10年の時を経て、『マンガ・エロティクス・エフ』新公式WEBサイトオープン!
2014年7月に休刊した太田出版発のマンガ誌『マンガ・エロティクス・エフ』が形態を変えて再始動する。プロジェクトの第1弾として、2024年11月29日(金)に新WEBサイトをオープン。
『マンガ・エロティクス・エフ』とは
太田出版より2001年1月に創刊、2014年7月発売のvol.88をもって休刊していたコミック誌。(通称:エフ)スーパーバイザーを山本直樹が務め、古屋兎丸『ライチ☆光クラブ』、中村明日美子『Jの総て』をはじめとした、多くの物語性の高いエロティックなマンガ作品が掲載されていた。休刊後も「太田エロティック・マンガ賞」を継続していた。
新WEBサイトでは過去作品を一挙ご紹介!
新WEBサイトでは、過去に『マンガ・エロティクス・エフ』本誌に掲載されていた珠玉の人気作品群をアーカイブ化。アーカイブには、単行本化された全106作品・166冊、著者54名を掲載!(※掲載作の一部に関連作を含みます。一部過去作は順次追加)
編集部からのメッセージ
このたび株式会社太田出版では、2001年1月に創刊し、2014年7月発売のvol.88をもって休刊となった『マンガ・エロティクス・エフ』に関する新たなプロジェクトを、2024年、10年の時を経てスタートさせました。
このプロジェクトは、これまでの『マンガ・エロティクス・エフ』の意思を継ぎ、今にこそ表現されるべき「多様な性のあり方」と、決して他者に害されることのない「主体的でオープンなエロ」を表現する場を作ることを目的に始まりました。
社会全体が正しい性のあり方について議論する風潮に向かう中、マンガにおける性表現を巡る世界はますます閉じていこうとしています。
『マンガ・エロティクス・エフ』は、個々の性と向き合うきっかけとなるような作品を可能な限り開いた世界で発信することで、個々の性を尊重するマインドとエロを楽しむ情緒を育み、個人がより心地よく生きられる社会となることを願っています。
マンガ・エロティクス・エフ編集部
※『マンガ・エロティクス・エフ』における「エロ」とは……個々の細部に宿る多様な官能性、直接的なだけでなはい性描写・性表現のこと
『マンガ・エロティクス・エフ』公式WEBサイト
新WEBサイトのオープンに伴って、公式Instagramも新設。公式Xではティザー動画なども公開中。今後のエフの動向に注目しよう。