霜降り明星、学校との相性抜群!でも全校生徒302人中ファンは2人だけ…せいや「地道に足で稼いでファンを増やしていこう」

てれびのスキマ

テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。

『霜降り明星の校内放送ジャック』(7月22日放送)

「第2弾、遅い!」とせいやが叫ぶように、待ちに待った第2弾。「霜降りと学生の相性がいい」などとめちゃくちゃ言われたそう。今回は千葉県の湖北台中学校へ。

学校に霜降り明星が来ていることをサプライズで伝えられると、生徒たちは大興奮。しかし、事前のアンケートの好きな芸人で霜降り明星を挙げたのは、全校生徒302人中、わずか2人。その1人が『新しいカギ』がおもしろいと言うと、せいや「似たような違う番組やから言わんといてくれる?(笑)」。

「湖北台中あるあるニュース」や特技披露で、生徒や先生たちの個性を探っていく。前回同様「せい八先生の人生相談」では、せいやは真剣そのもの。終始生徒たちが瑞々しく、そこに寄り添う霜降り明星の距離感もとてもよかった。

最後は、この日のことを盛り込んだ漫才を披露。体育館に霜降り明星の出囃子「Help!」が流れると、舞台袖の粗品は「ヤバい、ちょっと待って」とツッコミワードとなっている生徒や先生の名前を再確認。見事に“新ネタ”を成功させた。うれし過ぎて涙ぐむ生徒も。熱烈に送られるふたり。

だが、校庭に出ると「すごかったねえ」と充実感たっぷりのせいやに、「これはちょっとケンカやな」と粗品。「お前、裏切ったな」と抗議する。せいやは最後、アドリブで先生の口癖を言ったのだ。確かにそれを受け「いやぁ……ピエロ志望の先生!」と間が少し空いたあと、先生の名前ではなく特徴でツッコんだ粗品。それ自体もさすがだが、せいや「お前、間、悪かったぞ!(笑)」。

第1弾でも「学校最高!」とせいやが叫んでいたとおりの、最高に多幸感あふれる時間だった。こうやって地道にファンを増やしていこうと決意するふたり。せいや「足で稼いでいこう」。

『かりそめ天国』(7月21日放送)

冷麦の調査ロケに大久保佳代子、錦鯉に加えて藤岡弘、とその3人娘(天翔愛、天翔天音、藤岡舞衣)。終始、娘に対しデレデレの藤岡弘、。「なんかスケベそうに見える」と有吉が笑うと、視聴者に向けてマツコ「娘さんですからね!」。

娘たちの食レポにも、「いい感想だねえ、いいねえ」と甘々な藤岡弘、がおもしろい。マツコ「藤岡ファミリーしか記憶ないわ」。

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1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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