『座王』で大波乱続出!初参戦のマシンガンズ西堀は「ほろ苦いデビュー」に

マシンガンズ

テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。

『座王』(7月7日放送)

マシンガンズ西堀が初参戦。「来たくなかったんじゃないですか?」と滝沢が不在なことに触れる西堀「あいつ、ゴミの仕事を優先するんですよね(笑)」。

最初に座れなかったのはナダル。「モノボケ」に座るベジータことR藤本を指名。番組での実績的にいえば格上のベジータを相手に先攻のナダルはクリティカルなモノボケを披露し、まさかの勝利。審査員の板尾も「余韻を引きずるほど決まってた。後攻が霞んでしまうくらい」と絶賛し「先頭打者ホームラン」と形容する。

つづく2戦目で座れなかったのはポン村上。「大喜利」の堂前を指名。こちらも番組内では格上の堂前を撃破。なんとゴールドビブスを着るふたりが敗退するという大波乱の展開。

しかし村上はもう中との「ギャグ」対決であっさり敗退。ナダルも武将様に「モノマネ」で勝負にならず惨敗。「こんな不安定なヤツに負けたのか!」とベジータと堂前が声をそろえる。『座王』ならではの展開でおもしろい。どちらも三振かホームランという感じが潔くてよかった。

西堀は「卑怯だと思わないでください」と20年後輩のちっぴぃちゃんズを指名し初めての対戦。しかし「1分トーク」であえなく敗れてしまう。西堀「ほろ苦いデビューになりました(笑)」。

『キョコロヒー』(7月10日放送)

テレビ朝日で行われるイベント『SUMMER STATION』で提供する番組オリジナルメニューを考案する企画。日清やみつきオイルのカレーオイルとごま油にんにくを使った創作どんぶりメニューを作る。メニュー開発担当者が審査するのだが「チェーン店でありそう」などと言われ、ヒコロヒー「うちらずっと凡庸って言われてる(笑)」。

「シークレット」ゲストにはかもめんたる槙尾が登場。アイデアが止まらず饒舌に語る槙尾に「食の人になり過ぎてないですか?」と笑うヒコロヒー。「~それをキャベツの上にかけてあげる」という言い回しを見逃さず「『かけてあげる』だけやめてもらっていいですか?(笑)」。

そのあとも「映えるでしょ?」という槙尾に「映えご存じですか」「槙尾先輩、あべこべの世界からいらした?」と言葉遣いは丁寧だけど辛辣なツッコミがおもしろい。

最終的に採用されるメニューが選ばれていくのだが「槇尾さんのやつが選ばれない」と思わず噴き出してしまう齊藤京子。ヒコロヒー「どういう気持ちで腕組んで座ってるんですか?(笑)」。

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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2023年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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