写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。
土曜日はアーティスト、モデルとして活動する森田美勇人が担当。2021年11月に自身の思想をカタチにするプロジェクト「FLATLAND」をスタート、さらに2022年3月には自らのフィルムカメラで撮り下ろした写真をヨウジヤマモト社のフィルターを通してグラフィックアートで表現したコレクション「Ground Y x Myuto Morita Collection」を発表するなどアートにも造詣が深い彼が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
27歳、ベストな髪型

第42回。
今回は髪型へのこだわりを。
学生時代。僕は髪を茶色に染め、前髪や襟足を血迷ったように巻き上げ、ある種の造形を作るようにセットをしていた時期がありました。明らかに軟派。
プリクラを友と撮ることが日常のゆるく軽やかな平成という時代に、「顔まわり意識」という一点に情熱を注いでいました。これが青春か。
そんな迷走を繰り返しながら今はこんな調子で自分の身体を総合的に楽しめる髪型にシフトしています。
“顔まわり重視からの脱却”。
これは学生時代から人前に出る仕事をしていた僕にとって“需要”であったため、意識せざるを得なかったのですが、この年になり改めて自分の人生と存在意義を見つめ直した際に、これは自分が“供給”したい姿ではないなと。
まず異性に対して“見た目一点”だけでは人を好きになれない複雑な自分がいるなかで、自分が“見た目一点”に注ぐ矛盾にひとり苦しんでいました。笑
そんな自分の需要と供給のバランスを勝手ながらに考えた結果、このバランスとなりました。
これが27歳である私の需要と供給です。笑
僕のことに興味のない人にとってはものすごくどうでもいい話をしたため、自分の若気の至りであるプリクラを貼ります。
僕にとっての需要と供給論でした。


加賀翔(かが屋)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)、森田美勇人が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
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