「ラストシングルの制作期間」BiSHセントチヒロ・チッチが撮影したもちもちの優しさ【QJWebカメラ部】


写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」

水曜日は、BiSHのセントチヒロ・チッチが担当。こだわり抜かれたパフォーマンスでアイドル界を圧巻するBiSHの中でも、透き通った歌声で人気を博す。そんなチッチは、写真好きということでも知られており、SNSで投稿した写真には毎回多くのコメントが寄せられる。そんな彼女がついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。


もちもちの優しさ

撮影=セントチヒロ・チッチ(BiSH)
撮影=セントチヒロ・チッチ(BiSH)

これはうんちではありません

一昨日、BiSHのラストシングルを発表しました。
イエモン(THE YELLOW MONKEY)の吉井(和哉)さんが書き下ろしてくれた
「Bye-Bye Show」という曲です。

この曲の制作期間、私はたくさんのことを教えてもらって
広い空のようなふわっとした優しさと
ケラっと悲しみを蹴飛ばす強さを知りました。

生きていればこんなに素敵なことがあります。

キーチェックという作業のとき
ひとりでイエモンさんのスタジオに行きました。

ここで今イエモンの曲が生まれてレコーディングが
されていると思うと心臓がキューーーーーーっと
してとんでもない緊張をしていた私でした。

そんなとき、私の大好物のお団子を
食べなさいと広げてくれた吉井さん。

暖かくてうれしくて、するっと解けていった緊張。

お団子を食べるまで泣きそうだったけど、
お腹も満たされて心も安心すると、
緊張よりも、宝物のような音楽が
BiSHとしてまたみんなと歌えることへの
高揚感のほうが優っていました。

6人で吉井さんとレコーディングの日。
またお団子を食べさせてくれました。

なんかあれだ、ポパイのほうれん草みたいな感覚で、
食べたら最強になれる不思議なお団子でした。

夢は言霊にして放っていくと
不思議と届く瞬間があると、この8年で何度も思いました。
これもまたひとつBiSHとしての夢が叶った瞬間です。

もちもちの優しさをイエモンの吉井さんから
いただきました。

ありがとうと燦々としたバイバイを
愛を込めて届けたい日々です。

【連載】QJWebカメラ部
【連載】QJWebカメラ部

加賀翔(かが屋)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)、森田美勇人が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。


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セントチヒロ・チッチ

BiSHの元メンバー。CENTとして今年8月に1stアルバム『PER→CENT→AGE』をリリース。11月から初の全国ツアー『Hello Friend Tour』を予定し、加藤千尋名義での俳優デビューも決定している。 【QJカメラ部】毎週水曜日に連載中

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