ザコシショウは折れずにやりたいことを全力でやり切る人?盟友ケンコバがそのイメージをぶっ壊す(てれびのスキマ)

ハリウッドザコシショウ

テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。


『凪咲とザコシ』

ゲストはケンコバ。呼び込まれ「ゲスト呼び込む前にちゃんとひと笑い起こせ!」と盟友のザコシにツッコミ。「起きとんねん!」と返すザコシだが、渋谷の前で絡むのはやりにくそうな感じがありありと見える。ザコシについて「常に折れずにやりたいことを全力でやり切る人」と渋谷がそのイメージを語ると「大きく間違ってるね!」とコバ。「よけいなこというなよ!」とザコシが牽制するもコバ「よけいなこと言いに来たんや!」。

コバはザコシが「お笑い一本ぶってる」と、かつてDJを目指していたこともあると暴露。「今度、皿回すからよ、バヤシ、見に来てくれよ」と言われ会場に行くと、ザコシが回す皿の前で「おかっぱ頭の太メガネかけた文化系女子3人だけがゆるく踊っていた」から無言で帰ったと回想。にもかかわらず最近のインタビューで若手にお笑い1本でやれなど苦言を呈していることに対して「よく言えるな、お前が!」とコバ。それでも「それがあるから今のシュー太郎(ザコシ)さんがいる」と渋谷がフォローするも「苦労人のふりをしている」とさらに暴露をつづけるコバ。下積み時代も「実家からの仕送りで暮らしてバイトしていなかった」そうで、親の遺産で家を建てたことも暴き立てる。「なんなん? 遺産とか感じ悪いやん!」とただただ守勢に回るザコシが新鮮。ザコシ「ウソじゃないんだけど……」。

そして「きっちり勝負つけよう」と、ふたりで昔からよくやっていたという「UWF対決」をすることに。UWFのテーマ曲がかかると無制限で首を前後に動かすというもの。「昔の俺と思うなよ!」と体力を心配するザコシにコバも「俺だって昔の俺と思うなよ!」。

ただ曲に合わせてふたりが首を前後に振るというシュールな光景。2分あたりでさすがに苦しそうにするザコシ。だがコバは表情を変えないまま、曲はなんと2周目に。そして3分9秒でついにザコシがギブアップ。「折れろや、お前はよう!」「首折れる!」とふたりで大笑いする仲のいいじゃれ合いが最高に幸せだった。

『キョコロヒー』

「松竹の芸人の不祥事が世間を騒がせている」「ヒコロヒーもいつ不祥事を起こすかわからない」というわけでその代役をシミュレーション。「遅いですねぇ、呼ぶのが」と登場したのがみなみかわ。「ヒコロヒーの代役は僕しかいない。松竹にはヒコロヒーとみなみかわしかいない」と豪語するみなみかわ。齊藤京子とは以前ラジオで共演した際、「3時間ずっとケンカしてた」と明かされると「嫌いになってるけどすぐ反転するから好きになる」と不敵に笑う。

実際に『キョコミカワ』としてシミュレーション。みなみかわの話をそっけなく聞く齊藤京子に「相づちから練習していきます?」と意地悪なことを言うと、これが地雷だった齊藤京子は「練習とかそういう言い方嫌です」ときっぱり言い放つ。「大人が子供に接してるみたい」という彼女に、間髪入れずに「大人が子供に接しているんです」とみなみかわ。うっすら刺し合う「フェンシングトーク」がスリリングでおもしろい。このふたりの絡みも「チグハグトーク」に違いない。

さらに『ヒコミカワ』と題してみなみかわ×ヒコロヒーのトーク。「令和版の『きらきらアフロ』」というが、内容は完全にいわゆる「脱竹TV」(←「そんな言葉はありません」byみなみかわ)。「リアルに松竹辞める予定やったけど、○○が辞めたら辞められなくなって」「グルやと思われるやろ?」とみなみかわが語れば、ヒコロヒーも「松竹にいる以上、一定数ずっと不祥事起きていく」と語るなど、「おもしろいけど、どこにも出せない話」がつづいたようで当然カットに。「松竹芸能を抱えて地獄に行きたいだけ」などと「呪いの言葉」を吐いた上で「どうです?」とスタッフに問いかけるふたり。「息はめちゃくちゃ合うも内容は最悪」のためシミュレーションは失敗に。やはりこのふたりのトークは定期的に聞きたい。が、とてもふたりに任せられないと感じた齊藤京子は、不祥事はもちろん感染系でも休みたくないから「家から一歩ももう出ない(笑)」と宣言。


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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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