「世界一かわいい女」オズワルド伊藤と蛙亭イワクラ、それぞれの番組でノロケる(てれびのスキマ)

オズワルド

テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。


『あちこちオードリー』

ゲストはオズワルドと大久保佳代子。

1日11~12ステも平気であり漫才をやり過ぎているというオズワルド。伊藤は忙しくても平気なタイプと自分で思っていたが、ある日、飲んでいるときになんのきっかけもなしに涙が流れてきたそう。「今、『M-1』で勝てるネタがない」という畠中に「自分らの主催ライブで信じられないくらいスベった」とつづけ、まだあと7回も『M-1』に挑戦できるチャンスが残っている状況に伊藤「一刻も早く優勝しないと心壊れてしまう」。

かつては「ツッコまないほうがカッコいいと思ってました」(畠中)とノーツッコミのスタイルだったというオズワルド。それに「わかるよ」とうれしそうな若林。当初は「ねえ、伊藤ちゃん」「なによなによー」といったキャラを入れてたというが「どうにもこうにもでどんどんキャラをつけていく人もいれば、僕らの場合、最初キャラをつけて削ぎ落としていって今めっちゃ楽になってる」と伊藤。自分が「宝物」だと思っていたキャラを捨てるまでの苦悩を告白する伊藤に、若林は深く共感を寄せる。

「知らない人っておもしろい」という伊藤は、歌舞伎町で歩いていて肩をぶつけ、キレられ絡まれたことがあった。しかし、15分くらい話して最終的にはコンビニでビール買って一緒に飲んだという。これにはキャバクラ時代に培ったノウハウが活きているそう。それは「とにかく怒りを出し切らせる」というもの。言い終わったあとで自分の主張を聞いてもらうと。「空っぽのところには俺の言葉が入っていくだけ」と伊藤。クレーム対応の仕事をしていた大久保も同じ手法を使っていたという。

一方、畠中は穏やかそうに見えて「一個火つくと一歩も引き下がらない」タイプだと伊藤は言う。45分で3万8千円のぼったくりバーに引っかかってしまった畠中はいったん会計をすますも納得がいかず店に戻り「なぜあなたは本当はお客さんに喜んでもらうためのお店を経営したいはずなのに、いつから人を騙して儲けようと思ったんですか?」などと理路整然と真冬の夜中3時間くらいずっと話したという。お金は戻ってこないことはわかっていても「せめて風邪だけ引いてくれ」と。伊藤「畠中の中にある正義に触れてきたヤツに容赦ない」。

浜田省吾の「MONEY」の世界に憧れて芸人になったという伊藤に、大久保が「イイ女連れたいってなるんじゃない?」と言うと即座に「イイ女はもう手に入れてるじゃないですか」と返す伊藤。「世界一かわいい女と付き合ってますよ」。

『ロンドンハーツ』

新顔が多数出演の「格付けしあう女芸人たち」。今回は20~30代の一般男性に聞いた「実は付き合ったらイイ女」アンケート。前編の今回はそのランキングを加納が予想。

1位はやはり納言・幸。キャラとのギャップがあり「おいしいご飯食べて飲んで、人生それだけでいいですよねー」と幸福度のラインも低い。2位に予想したエルフ荒川も「晴れてるだけで幸せ」と幸福度のラインがとても低い。3位に3時のヒロイン・福田も挙げるも、ほかのメンバーは4人が最下位。特に荒川は「目の奥真っ黒薄情姉さん」と抜群の形容。4位に自分を予想し、5位にはイワクラ。中野へのキツイ態度が怖いと。伊藤との付き合いでもその側面が出てしまうこともあるが「基本的にはしゅんたんとかわい子ちゃんでやらせてもらってます」と照れ笑いを浮かべながらノロケるイワクラ。

イワクラといえば風俗に行ったエピソードを話すことがあるが、なんとそれも伊藤から相手が女性の風俗に限り「許可もらってます」と。


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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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