写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。
月曜日は、加賀翔(かが屋)が担当。コント師として知られる一方で、芸人仲間などを撮影した写真の腕前にも定評があり、インスタグラムのフォロワーは10万人以上を誇る。そんな彼が、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
イケてる写真のつもりが……
第38回。先週、「動物月間です」と書きましたが今回は加賀です。なんと単独ライブのDVDを発売してもらえることになり、夢だったことがひとつの形になってとても感動しています。
今回の写真は、そのライブの中でイケてる写真として使うつもりで撮影したのに、イケてなさが出てるということでボツになった写真。こんなにカッコつけたのにボツになるとは思ってなかった。
僕のカメラで何十枚も撮って、ライトで照らしたり編集でいろいろ工夫したのですが、結局マネージャーさんの加工アプリで撮った写真が採用されました。自分で自分がカッコよくなるようにいっぱい工夫して編集したのにボツになってしまい、僕のパソコンに残った無数のボツ加賀がとても哀れでした。
QJWebカメラ部があるおかげでなんとか報われた。採用された写真はぜひDVDでご覧ください。ストレートボツもどうぞ。
加賀翔(かが屋)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)、森田美勇人が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。