若林に対して“元・日テレっ子”山里亮太「刺し違えをしに来た」嫉妬芸が大爆発(てれびのスキマ)

てれびのスキマ

テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。


『午後0時の森』

山里亮太がゲストで若林との「たりないふたり」が“復活”。この番組で若林との名コンビっぷりを披露している水卜への嫉妬芸を炸裂させ、自分は漫才ができるとマウントまで取る山里。

「日テレっ子」のイメージがある山里だが、実は「日テレにハマってない」と言う。実際、日テレレギュラーは、若林が『スクール革命!』『NFL倶楽部』『ヒルナンデス!』『オドぜひ』『午前0時の森』と5本あるのに対し、山里は『スッキリ』のみ。『オドぜひ』と『NFL倶楽部』は「0.5本」だという若林は、山里に「1本がスゴいじゃない?」とフォローしつつ「もう1~2本欲しい?」と聞くと山里「若ちゃん、4、欲しい」。

若林が「0.5」だという『NFL倶楽部』は日テレの新人アナウンサーがアシスタントに就くため、日テレのアナウンサーはオードリーが師匠のようになり、「オードリーファンが多い」と水卜が証言。若林は『スッキリ』でも多くのアナウンサーと絡んでいるから「山里さんのおかげ」というアナウンサーがいるはずとフォローするも、水卜は冷たい目。「今はまだ聞かないです」と。

さらに水卜は「日テレチャレンジ枠MCランキング」のパネルを出す。1位がトシの15本、2位が若林で13本、3位の山里が12本、以下、バカリズム、淳、加藤、東野とつづく。これをよかれと思って出したようだが、逆に「そりゃ、傷口にタバスコぶっかけてんじゃん!」と山里は激昂。チャレンジばかりしてレギュラーになってないことの証明だと。

「スパーリングパートナーでダウンした回数」と若林も形容。実際、後半には年表を使ってふたりの日テレの仕事を振り返るのだが、2015年以降、新番組が始まっておらずサンバリュ枠のMCがたくさん並んでいる。しかも、2020年から空白の期間があると若林が指摘すると山里「すげー気づきたくなかった!」。

逆に同じ期間にお笑い色の強い番組をやっている若林に嫉妬を爆発させる。

そんな山里が日テレのゴールデン初MCとなったのが2009年。山里が32歳のころに始まった『脱出ゲームDERO!』。『TORE!』(2011~13年)へとつづくシリーズ。この番組で「天の声の基礎を教えていただいた」という。

この番組には若林もチャレンジャーチームのリーダーとしてレギュラー出演。このころ、「マネージメント側が若ちゃんをアイドルっぽくしようとしてた」と山里が暴露すると、「選べよ、トーク!」と若林。密室の狭いところに挑戦者が並ぶ場面で、「女性アイドルと並ぶのに若林のマネージャーが難色を示したのを見た」と構わずつづける山里「そういうの(事務所の方針)をスゴい嫌ってた時期にラジオが荒れてた」と。「お前今日何しに来たの?」と言う若林に山里「刺し違えだよ!」。

途中、「今日この回、全部出しちゃってる」と言っていたように若林という名パートナーに、水卜という三角関係の構図を得て山里往年の妬み嫉み僻み芸が大爆発していた。

『有吉クイズ』

チョコプラ長田の持ち込みクイズ「フェイクを見破れ!!FAKY!!FAKY!!」。6つのスペイン人歌手の名前のうち、長田が考えた3人の架空の人物名=フェイクを見つけ出すというもの。3人のうち、ふたりフェイクを見破れば回答者側の勝利というルールに「簡単だろ」と有吉。

長田がハイテンションなキャラで「FAKY TIME」「FIRST FAKY?」「YES FAKY」「NICE FAKY」などの造語で番組を進めるなか、勘の鋭い有吉らは次々に長田のクセを見破り、ふたり連続で当て、勝利が確定。「BIG FAKY」つまりパーフェクトを目指し、3人目も回答することに。見事な推理で答えを導く有吉ら。推理していくなかで長田が「これはマズい」という表情になっていくのが可笑しかった。

【関連】「たりない」ことこそが「たりる」ことだった──山里亮太、若林正恭『明日のたりないふたり』に寄せて


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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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