ダウンタウンファミリー同窓会 かつての吉本独立ドッキリでの今田の決断は?(てれびのスキマ)

てれびのスキマ

テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。


『ダウンタウンDX』

ダウンタウン結成40周年企画。吉本興業100周年の「伝説の一日」以来、約10年ぶりに今田、板尾、ほんこん、東野、木村の「ダウンタウンファミリー」が集結。130Rが揃っていることすら珍しい。その前は、13年前に板尾が幹事で食事会が開催されたそう。一番芸歴的には後輩(年齢は一番上)の木村が「松本さんはお母さん、浜田さんがお父ちゃん。今田さんが長男、板尾さんが次男。東野りは弟」のような関係だと言うと、ほんこんが「俺はなんやねん!」とツッコミ。木村「ほんこんさんは、板尾さんの友達(笑)」。

まずダウンタウンの31年ぶりの漫才の話になり「浜田さん、まったく稽古してないんですか?」と東野が改めて聞くと、松本が本番前、ぶつぶつ小声で「いや、もうこれ大変やで」といったことを囁いて来たと明かす。本番前の浜田が「動物園のゴリラみたいにずっとウロウロしてた。たぶんアイドリングやと思うけど」と今田。松本は「俺は落語的な感じで」漫才を考えていたという。

東野の多忙っぷりが話題になると、今田の「節操の無さ」の話に。『M-1』の司会をやりながら、TBSでは鶴瓶とネタ番組、日本テレビでは有吉とネタ番組の司会。今田「だってどの局にも抱かれたいじゃないですか(笑)」。

そんなそれぞれの現状を話していくうちに、東野や今田と食事に行くとずっとマンガを読んでたと松本が明かしたり、かつての思い出話が自然と間に入っていくのが本当に同窓会のようで楽しい。一方で、意外にも35年間で浜田と食事に行ったのは2回くらいしかないと今田が言う。

そこから、1993年放送の特番の中で行われたダウンタウンが大崎洋と共に吉本を辞め独立するというドッキリの話に。吉本に残るか一緒に独立するかを話し合っているなか、「早う決めて飯行こうや」と浜田がポロッと言ったとき「え、浜田さんと飯行けるんや」と東野は思ったのだそう。が、ネタバラシのあと、すぐ帰ってしまったと。

今田は最初ドッキリだと思っていたが、大崎がホワイトボードに事細かに展望を書いていったのを見て、これはマジだと考え直し、全員が吉本に残ると決断するなか、唯一「俺は一緒に辞めます」と答え、ドッキリとわかり吉本にいられないんじゃないかと思ったと回想。すると松本が「今田が泣いたんよな?」とあやふやな記憶で言うと、「それは違います」と今田が泣いた『ごっつええ感じ』の「ダウンタウン大喧嘩ドッキリ」の話に。一つひとつの思い出話が濃密で鮮烈。

その『ごっつ』は、コントを夜中まで収録し、そこから次の週のコントを演者・作家らで考える打ち合わせを毎週朝3時~4時までやっていたという。松本の楽屋の前のロビーに松本の言葉を聞き逃してはいけないとメモするADなどで人が溢れて、その横を『夜のヒットスタジオ』帰りの歌手が避けながら通っていくような光景だったという。朝、食事をして、レンタルビデオ店に寄ってAVなどを借りて帰るというのが恒例。松本「そこでも(今田が)1時間くらい粘んねん!(笑)」。

『ロンドンハーツ』

テレビ業界で働く女性が好きな芸人を聞く「格付けし合う売れっ子たち」。芸人たちからは見取り図リリーがトップではないかという予想だったが、蓋を開けると「優しい」「いい人」という意見で盛山がダントツの1位に。2位には錦鯉・長谷川。ニューヨーク嶋佐、屋敷が続き、5位には意外にもザ・マミィ酒井がランクイン。6位にようやくリリーが入る。

何より予想外だったのが品川、久保田とともにワースト3に残ったのが錦鯉・渡辺だったこと。AVマニアであることに対し、芸人としてはいいが男としては引くというテレビスタッフらしからぬ意見に淳は「女性は引くの?」とみちょぱに見解を求めるとみちょぱ「私もAV見るんで」。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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