バカリズム「芸能人と付き合うのは怖かった」陣内智則とのサシ飲みで結婚までの葛藤を語る(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。


『ロンドンハーツ』

人気企画「もしもこんな2人を飲ませたら…」。アンガールズ田中とサシ飲みするのは、「芸人と飯を食うの10年以上ぶり」という野田クリスタル。田中は遅めのデビューですぐに売れ、野田は逆に若くしてデビューするもブレイクに時間がかかった対照的なふたり。それゆえ、年齢は10歳以上違うが、芸歴は2年しか違わない。

野田はデビューしたときから賞レースがあり、最初は落ちると「青春落ち込み」していたが、「芸歴を重ねるにつれて、落ち込み具合と出番前の緊張が比例して上がっていった」という。

これに田中は慣れてくると思っていた、意外だと感想を述べると「芸歴重ねた15年目以上のときの2回戦が一番怖かった。落ちちゃいけないところの戦いが一番怖い」と長く戦ってきたからこその心境を語る野田。「チャレンジは何も緊張しない。準決勝が一番緊張しなかった」と。

時間が経つにつれてプライベートの話に。彼女ができたばかりの田中は「女の人が怒るのがイヤ」だと言う。今の彼女は「いい意味でおばあさんみたいな」穏やかな人だそうで、「美術館に行ってふたりでなんの会話もせずに観て、終わったあとに感想を言い合う」ようなデートをしているという。

「チューとかしてる?」と野田に聞かれ「いやー、チューしたね」と笑い合う。「陰キャ」同士で対女性への考え方で波長が合って意気投合する感じがとてもよかった。

陣内とサシ飲みするのは「多いときは週5くらいで会っている」というバカリズム。気心が知れたふたりだけに序盤からプライベートの話。

バカリズムの結婚について聞く陣内。最初は「向こう側がグイグイ」来たのだという。もともとはバカリズムのライブの歌を歌ってもらったことが接点で、別の番組で共演し面識ができ、共通の知り合いと食事に行く仲に。

連絡先も交換したが「僕はそんなつもりなかった」と言う。なぜなら『アイドリング!!!』の司会をやっている人間が、別のアイドルと付き合うなんて「一番寒い」と思っていたから。だから「何回か断った」そう。「そもそも芸能人と付き合うのは怖かった。女性芸能人全員、貞操観念がゆるいと思ってた(笑)」。

だが次第に「断ってはいるけど、俺これ気があるよね」「アイドルじゃなかったらなあ」と思うようになり、自分の恋心に気づき『アイドリング!!!』も終わったために付き合うようになったそう。出会いから結婚まで7年近くかかった理由がいかにもバカリズムらしかった。

終盤にふたりが話した、芸能人は「華」があるタイプと「カリスマ性」があるタイプに分かれるという話も興味深かった。「華」タイプも「さんま組」と「鶴瓶組」に分かれ、「カリスマ」タイプも「たけし組」と「松本組」に分かれる。

陣内は「さんま組」、バカリズムは「松本組」だと。そのほか、「さんま組」にはアンミカやザキヤマ、「鶴瓶組」には出川、IKKO、亮、「たけし組」には有吉、「松本組」にはマツコやニコルが分類されるのではないかと。この分類は確かにいろいろ当てはまりそう。バカリズム「ニッチローはどっちですか?(笑)」。

『マヂカルクリエイターズ2』

「最後の収録なのにコロナが蔓延してるよ~!」ということで本来は、“解散しちゃった芸人”を集めた賞レース「もう見れない-1グランプリ」をやるはずが、密回避でバラシになったためレギュラーメンバー4人で「補欠企画」をすることに。

そのひとつが「漫画チキンレース」。漫画を1~3ページずつめくっていって、ある決められたシーンが描かれたページを引いた人が負けという「21を言ったら負けゲーム」を応用したゲーム。

『名探偵コナン』では、毛利小五郎が寝たらアウト。「なんでこんなワクワクしてんの?」と伊藤が言うように、これが大盛り上がり。すぐにでも友達同士でまねして遊べそう。『美味しんぼ』では、富井副部長が出てきたらアウト、『おぼっちゃまくん』では、ケツを出したらアウト、『特命係長 只野仁』では、ベッドシーンが出てきたらアウトとお題を考えるのも絶対楽しい。

『只野仁』でCMをまたぐとその際のテロップが「CMのあと 只野、挿れます」というのもヒドくて最高。結局、この企画だけで1本成立。ずっと観ていたいし、自分もやってみたくなる名企画だった。


明日観たい番組:『NEWニューヨーク』で「少食グルメ」など

『ダウンタウンDX』(日テレ)岩井勇気、陣内智則、永野、藤本敏史、ミキ、山添寛。

『アウト×デラックス』(フジ)に、胡桃そら。

『かまいガチ』(テレ朝)「濱家美ボディ企画未公開&佐々木久美が選ぶ流さないのはもったいないSP」。

『NEWニューヨーク』(テレ朝)「少食グルメ」。

『野田レーザーの逆算』(テレ朝)「怖い話逆算」「笑ゥせぇるすまん逆算」。

『オドぜひ』(日テレ)「悪いことをしたい男&友達がいない川越さんの弟が責任を感じている…」。

【関連】清々しいまでに最低で最高の光景を観せてくれた『マヂカルクリエイターズ』最終回

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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。