「好きな芸人ランキング」ニューヨーク疑惑の1位をガチ検証「文春好きな10代に人気」(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。


『NEWニューヨーク』

『文春オンライン』が発表した「好きな芸人2021年」でサンドウィッチマン、千鳥、さんま、タモリ、有吉、ダウンタウンなどそうそうたる芸人を抑え、1位になったのはなんとニューヨーク。この結果には正直驚いた。

先日、『水曜日のダウンタウン』で発表された「中高生が好きな芸人ランキング」では男女共にランク外だったし、巷では「ファンでも意味不明」と言われる始末。「知らんふりしとけばいいんですよ」と言いつつも本人たちも「なんで1位?」「正直だいぶ疑惑ですよ」ということで、このランキングを「ガチ検証」。

前半は若者たちに街頭インタビュー。ここでも『水曜日』のランキング同様、千鳥やサンドウィッチマンが人気でニューヨークの名前はなかなか挙がらない。

後半は実際に『文春オンライン』編集部へ。編集長と担当デスクは結果が出たとき、やはり「え?」と顔を見合わせたそう。集計を何回かやり直し確かめたと。

このランキングは「文春オンラインのメルマガ読者が1位から7位を選んで投票」するシステム。だから、選んだのは文春の読者だという。実際、好きな理由として挙げられているのが「ちょっと意地悪」「人の嫌なところをえぐるネタ」と、文春の性格と重なる。

しかも、ニューヨークを支持したのは10~30代の若者がダントツだったという。つまりニューヨークは「文春好きな10代に人気がある」ということ。屋敷「でも普通の10代、文春好きじゃないから(笑)」。

『タモリ倶楽部』

都銀で唯一通帳に支店名が印字されているりそな銀行。それを印字して回ることを「りそめぐ」と称しコレクションする男を特集する「『りそめぐ』する男 その25年全記録」という企画。その概要を聞いて「何か一大スペクタクルの予感だけはします」という能町みね子にタモリ「予感しないよ(笑)」。

為栗さんは、1996年、りそなの前身・あさひ銀行で口座を開設。「めぐ」に開眼するきっかけは偶然だった。あるとき、道に迷いATMだけの店舗外ATM「松が丘出張所」で記帳すると「松が丘」と印字されていることに気づく。

しかもたまたまこの出張所は翌日が最後の営業日というレアな体験。それが第一の矢だった。さらに2週間後に印字したのは「早大生協西早」。企業内ATM扱いで銀行発行の店舗一覧に記載がない店の印字を手に入れ、もともとコレクター気質のあった彼は「あさめぐ」を趣味にすることを決意し、4年間で988件の印字を制覇する。

しかし、銀行再編の波が彼を襲う。2003年、あさひは大和銀行と合併し、りそなと埼玉りそなになる。為栗さんの懸念はただひとつ、支店名の印字が引き継がれるのかどうか。

大和のシステムでは半角カタカナ、店舗外ATMは管轄する支店が表示されるため、「あさひ→りそな」、「あさひ→埼玉りそな」、「大和→りそな」の3種類の各店舗を巡り確かめたそう。その日は「土砂降りの雨だった」と振り返る為栗さんがバカバカしくて最高。

懸念したとおり、システムは大和のものが引き継がれていた。が、すぐあとに、いわゆる「りそなショック」が起こり、実質的に国有化へ。大和主導だったのが、顧客が多いあさひのシステムに合わせることに。まさに「一大スペクタクル」。

「りそめぐ」は継続し、現在までなんと3198件の印字を集めているという「激レア」っぷり。やっぱりムダで変なものに情熱を注ぐ人はおもしろい。タモリ「いろいろ感心はするんですけども、俺はやろうとは思わない(笑)」。


明日観たい番組:『くりぃむナンタラ』で「裸の王様度チェック」など

『開演まで30秒!お笑いタッグマッチSHOW』(日テレ)ジャングルポケット、ロッチ、稲田直樹、長谷川忍、パンサー。

『週刊さんまとマツコ』(TBS)「記念イヤーをガン無視された2大バラドルの偉業を讃えよう」島崎和歌子、磯山さやか。

『くりぃむナンタラ』(テレ朝)「裸の王様度チェック」。

『テレビ千鳥』(テレ朝)「アノ俳優夫婦に勝手に結婚祝いをあげたいんじゃ!!」。

『有吉ぃぃeeeee!』(テレ東)「視聴者100人バトルロワイヤル」。

『ガキの使いやあらへんで!』(日テレ)「空気階段・鈴木もぐらの七変化」。

『日曜日の初耳学』(TBS)林修×落語家・立川談春。

『ボクらの時代』(フジ)山村美智×河野景子×近藤サト。

【関連】ニューヨークが語る<賞レース>と<長い青春>「M-1は今年で終わらせる」

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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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