オズワルド伊藤の強めの返しがことごとくハマっていた『ワイドナショー』(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『ワイドナショー』

『ABCお笑いグランプリ』優勝のオズワルドがゲスト出演。

開口一番「ちょっとがっかりした」と松本。一同が驚く中「なんで遅刻せえへんの? あんだけほんこんに言われて」と、ほんこんに伊藤が遅刻癖についてこっぴどく叱られたことを持ち出す。それに対し伊藤は「それは松本さんが唯一経験してないことなんですけど、松本さんは『ほんこんさんの後輩』を経験したことない」と見事な返し。

『M-1』での松本と巨人のコメントが正反対だったことを「米中に挟まれたよくわからない街みたい」と改めて語る伊藤に「今回、いい塩梅だった」と松本。「オズワルドのあの空気を崩さんようにするには、テンポを少しずつ上げていくことでボリュームをつけていくというか。賞レースに山が欲しいもんね。オズワルドの今の漫才は賞レースにあんま向いてない。本来はね。そのためにはテンポを上げていくことによってヒートアップしていく。声をおっきくすることより、むしろそっちが大事」とわかりやすく『M-1』でのコメントの真意を具体的に語る。

「(去年の)『M-1』のときは、ただただ声がどんどん大きなってるだけで2週間くらい頭痛かった」と松本が笑うと、伊藤「あんなにバカでかい声の人、隣に置いといて何言ってるんですか!(笑)」。

伊藤の強めの返しがことごとくハマっていた。

『お笑い実力刃』

もう中学生、ヒコロヒー、インポッシブル、空気階段が各7分ネタを披露。

トークコーナーではもう中に「ネタを作るときはダンボールが先か、台本が先か」という質問。ダンボールが先、との回答。描きたいもの、作りたいもの先行で、そのあとにセリフを書くのだと。そんなネタの台本は「ハハ、ハハハ」「ヒー」などまで一言一句しっかり書いているそう。強く言うところは鉛筆で濃く書いている、と。

ヒコロヒーのネタ作りは、こういうことをやりたいというのをざっくり出し、そのあとにどのシチュエーションがいいか、チャート式に図解し選んでいくという。

インポッシブルは「中学生の休み時間の遊びみたいなネタが多い」という散々言われているであろう意見に、意外にも「ひどくないですか?」と不服そうなえいじ。ネタを作る際は「笑わすというイメージじゃなくて脅かす」という意識で、自らの役割は、「ツッコミ」ではなく「驚き」だと表す。「驚き」というのは確かにそうだなと膝を打つ。

空気階段のコントのキャラクターは、もぐらがパチンコ屋などで出会った明るくて前向きなおじさんの集合体。もぐら「もっと酷い人いますから(笑)。ダークな部分はろ過して明るい部分だけ」。


『ジンギス談』

ゲストは空気階段。

NSC卒業直前に、かたまりは喫茶店でもぐらから「今、現状、東京よしもとがコントが勢いがない。俺とお前が組めば化学反応が起きる。絶対に吉本のコントを復活させることができる!」という熱いプレゼンを受けてコンビを結成したそう。

かたまりが好きな、もぐらのキャラクターベスト3を発表。3位は「動物園で飼育されたがっているおっさん」、2位は「勃起からエネルギーを吸収する電力会社の人」。もぐらが実演する姿を「カワイイ」とニヤけるかたまり。1位は「渡辺篤史」。自分たちで作り上げたものではなく、まさかのモノマネキャラ。

明日観たい番組:『華大さんと千鳥くん』で「M-1ファイナリストが選ぶ賞レースの審査員をしてほしい人ランキング」など

『マツコの知らない世界』(TBS)「お取り寄せ駅弁の世界」「古墳の世界」。

『華大さんと千鳥くん』(フジ)「ランキング、ピッタリ当てたら100万円」第三弾。「M-1ファイナリストが選ぶ賞レースの審査員をしてほしい人ランキング」。

『ロンドンハーツ』(テレ朝)「千鳥登場で新企画 自分の良いトコを自分で回答」。

『フリースタイルティーチャー』(テレ朝)森本慎太郎vs石田たくみ。

『にゅーくりぃむ』(テレ朝)「ちなみに他にも選手権」野田クリスタル編。

『ぼる塾の煩悩ごはん』(テレ朝)に浜口京子。

『イグナッツ!!』(テレ朝)「令和の美容学生とアラサー男子が本音座談会」。

『徹子の部屋』(テレ朝)にキャイ~ン。

『チマタの噺』(テレ東)に中澤佑二。

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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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