もう中学生の狂気は「3秒に1回訪れる恐怖」。マツコが絶賛する「時代が追いついた」スゴさ(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『マツコ会議』

ゲストはもう中学生。「なんで(今まで)彼のあの狂気性に、テレビマンたちは気づかなかったのか。これ気づかない訳ねぇだろってレベルの狂気」とマツコは言う。おそらくテレビマンもさすがに彼の“狂気”には気づいていたけど、そのころのテレビでは持て余していたというのが本当のところではないか。「お味噌汁の具材大きめ派」とか「29の9個上の38歳」など、いつものように独特の言い回しを使うもう中を「3秒に1回訪れる恐怖」と形容するマツコ。

子供のころは「ファミコンとか欲しかったCDとかを買ってもらえず、石に名前つけて、これは『山田さん』、これは『田中さん』、草に『六さん』とかつけて、石とか草でストーリーを作って、明日つづきやるからって隠しておいたりして、また次の日にストーリーのつづきをやってました」と言うもう中。

自分をイカに見立てて、紙芝居で自分のこれまでの歩みを紹介するが、絵と内容がまったく関係ないという“もう中ワールド”全開っぷり。「10年くらい前は狂気に対してまわりが優しくなかった。時代が追いついた。それを貫き通したもう中ちゃんはスゴい」と絶賛するマツコ。「時を要したのは致し方ないのかもね。ようやく、あたしたち凡人がもう中先生のメッセージを理解し始めたのよ」。

もう中はバッファロー吾郎A先生による配信番組「聞く」シリーズでも、番組屈指の熱く感動的な話をしていたので、もっともっと深堀りしたい存在。静岡朝日テレビの『もう中TV』もずっとカオスでおもしろかった。

『有田Pおもてなす』

橋本愛がゲスト。『POPEYE』の連載でも、2年連続でザコシショウの単独ライブを観に行ったなどと綴っているお笑い好き。空気階段が出てくると「やったー!」と喜び、錦鯉には「わー!」と手で口を覆い、鳥居みゆきの登場には「おー!」と感激。中学生のころには、鳥居みゆきに似ていると言われ「ヒットエンドラン♪」をやっていたそう。番組で表示された彼女の主なアンケートの回答は以下の通り。

好きなお笑いは?──変なキャラが登場するコント 
好きな芸人は誰?──有吉弘行さん ラジオ番組を毎週聴いてます。5GAP、出川哲朗。
好きなお笑いのジャンルは?──シュール
好きな芸人のタイプは?──自身のスタイルを貫き通す芸人。クズ芸人と呼ばれるみなさん。

この回答から、橋本愛が「ゲスナー」こと『サンドリ(有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER)』リスナーであることがわかるが、岡野陽一と鈴木もぐらに対し「ふたりがラジオやってたの聴きました」とも言っているので『空気階段の踊り場』リスナーでもあるよう。


『まんが未知』

錦鯉・長谷川の原作を『つるピカハゲ丸くん』などののむらしんぼが漫画化。アナログにこだわるのむらの渾身の作画風景は、何か胸に迫るものがあった。対面したときに『とどろけ!一番』のファンだと長谷川に熱く語られたのむらは、「『とどろけ!一番』を一生懸命描いていた20代のころに、気持ちが戻れたんですよね。それがすごいありがたかった」と語る。そんな思いを込めて完成させた『皿洗い少年 洗太』はまさに「ザ・コロコロコミック」的な皿洗いバトル漫画。熱くてバカで感動的だった。

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明日観たい番組:『しくじり先生』にミルクボーイ

『クイズ!THE違和感』(TBS)「巫女が解決!実録ミステリー違和感」「恋の違和感ミステリー」「密着ノブ違和感」。

『しゃべくり007』(日テレ)竹内涼真、AYA、あいなぷぅ、エルフ・荒川、蛙亭・岩倉、フタリシズカ・横井かりこる。

『激レアさん』(テレ朝)「朝キャバのアフターでおじさんたちと草野球をしていたら、時速240kmの豪速球を捕れるようになった人」「サハラ砂漠を1000km走ったりアラスカを500km走る競技『アドベンチャーマラソン』を完走するため、無茶苦茶なトレーニングを繰り返している人」。

『マヂカルクリエイターズ』(テレ東)「蕎麦湯怪談で意外とイベントができる気がするよ~!」。

『しくじり先生』(テレ朝)はミルクボーイ。

『ソウドリ』(TBS)はAマッソvsGAGvsビスケットブラザーズ。

『さまぁ~ず論』(テレ朝)テラシマニアック、結、大西洋平。

『トゲアリトゲナシトゲトゲ』(テレ朝)「相方タイムショックに挑む夜」。

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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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