ノブ「すずも好きやけど、俺も好きやん!」。『テレビ千鳥』で垣間見えたコンビ愛(てれびのスキマ)


昨日観た番組、そこで得た気づきを綴る連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日更新中の“てれびのスキマ”によるテレビ鑑賞記録です。


『テレビ千鳥』

ゲストの広瀬すずへの会いたい気持ちを極限まで耐え、気持ちを高める「ガマンすず」。

名前を書いたり、その名前を書いた紙を腹に巻いたりして気持ちを高めていく。彼女の楽屋前では、声だけを聞いたり、手だけを出してもらったり、遠目で顔を見たりと、ひたすらくだらない。

2時間後、いよいよ会おうとなっても大悟が「手ぶらやん」と言い出し、プレゼントを買いに。パールのピアスを見つけると、パールが6月の誕生石だという情報が。広瀬すずの誕生日を調べ、6月だとわかり、約15万のピアスを購入。

そしてロケ開始から約5時間、ついに対面。「私が『ガマン千鳥』してる気分でした」と笑う広瀬すず。唯一『なつぞら』は全話観たという大悟。ノブが出演したシーンを広瀬が回想していると「ヤギのミルクはクセがすごい」とすかさずノブのセリフを言う大悟。ノブ「すずも好きやけど、俺も好きやん!(笑)」。

カッコつけながら素っ気なくプレゼントを大悟が渡すと、大悟の指示どおり「パールって6月の誕生石?」と白々しく言うノブ。その言葉にハッとして「え! ウソでしょ!」とうれしそうな表情をする広瀬。「誕生日を知ってくださってるんですか?」と広瀬が聞くと「へー、そうなんや」とプレゼントがキマって本当にうれしそうな大悟。

そしてそれが「15万」であることを知らされると「ええーーーー!」「ヤバッ!」とリアクションする広瀬すずがかわいらしい。「私が持ってるアクセサリーで一番高い」。

そして「お笑いやりたいから」と言い残し帰っていく大悟。帰り際「かわいーい~。かわいーい~。見たことないぐらいかわいーい~。ちっちゃいー、全部パーツがちっちゃいー!」。

しっかり番宣をしながら完全なるお笑い番組にもなっていて、しかも広瀬すずのかわいらしさを随所に引き出していた。

『ゴッドタン』

かまいたち、ニューヨーク、錦鯉で「コンビ愛確かめ選手権」。

「コンビで一番熱くなった瞬間は?」という設問に、山内は2015年の『キングオブコント』2回戦敗退と回答。「芸人としての落ち目になったと感じ、ここでがんばらないとあかんと奮い立たせた。すぐに濱家からも電話がかかってきた」と。濱家は「こんなところで落ちてたら売れる売れへんのスタートにも立ってない」と電話で話したそう。

その濱家は『M-1』で優勝できなかったときと回答。「僕らホントは最後に出た年の前の年でもうやめるつもりやったんですよ、『M-1グランプリ』。いろいろ話して出ようってなって、結局優勝できなかったけど、一番いいかたちで一番自分たちの力を出せたなっていう話をそのあとしたんですよ。これで俺らの『M-1グランプリ』は終わりやなって話したときが、そんなに言葉数は多くないけど熱い瞬間だったなっていう感じはあります」と回想。

山内も「『M-1』終わったあとって、みんなハイになってるから、大楽屋だったんですけど戻ってきて、ふたりとも近くに衣装置いてたんで、そこで着替えながらとか作業しながら、『よかったな』みたいな」と語る。

屋敷は「2019年『M-1』決勝進出したとき」と回答。2018年はコンビ仲が悪く、つらい時期だったが、2019年は単独ライブのスタッフを違う人に変えたり、YouTubeを始めたり、賞レース以外のこともがんばろうとした年で、全部がうまくいって決勝に。「人生で初めて号泣」したという。

一方、嶋佐は「2020年『M-1』決勝のせり上がり」と答える。「3番目はちょっと早いかなあ」とつぶやいたら、屋敷が「とろサーモンが優勝したときの出順や」と呟いて、出囃子がなる前にもう飛び出していった、と。

長谷川は2016年『M-1』準決勝直前、ライブウケ抜群かつ前評判の高いネタで挑もうとしたが、準決勝の数日前に渡辺がさらなるアイデアを思いつき、「今年はいける!」と感じる漫才に仕上がったときと答えるが、渡辺はやはり『M-1』2020年決勝進出だと回答。

渡辺「僕はめちゃくちゃ喜んだんですけど、まさのりさんは渋い顔でずっとうなずいてるんですよ。いっつも『ちびまる子ちゃん』のおじいちゃんに見えてるんですけど、そのときだけニコラス・ケイジに見えました(笑)」。

全部熱いいいエピソードばかり。


今日観たい番組:納言・幸を先生に迎える『しくじり先生』など

『しゃべくり007』(日テレ)は中村倫也。

『激レアさん』(テレ朝)は「中学3年生にしてプロのキックボクサーになった怪物なのに、その年に有名雑誌モデルとしてもデビューした人」「ホームセンターの仕事を10年勤めあげた結果、ラップ日本一になったラッパー・DOTAMA」。

『しくじり先生』(テレ朝)は納言・幸。

『有田ジェネレーション』(TBS)「リアルドキュメント!中年芸人ネタバトル」。

『さまぁ~ず論』(テレ朝)は狩野英孝。

『かまいガチ』(テレ朝)「新衣装お披露目!でも今後のお付き合いは断ろう!」。

『青春高校3年C組』(テレ東)最終回。

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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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