アンガ田中・ずん飯尾が教える“お笑い道場”と“ロケ技術”「相方がスベったら全力で助ける」(てれびのスキマ)


昨日観た番組、そこで得た気づきを綴る連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日更新中の“てれびのスキマ”によるテレビ鑑賞記録です。


『日向坂で会いましょう』

アンガールズ田中によるバラエティ講座「田中式お笑い道場」。

またもアイドル番組らしからぬ企画だけど、「イージーな後輩」田中とオードリーのいつもの小競り合いを挟みつつも、「負け顔を学びたい」「笑いで着地させたい」と前のめりな日向坂のメンバー。

それに応えるように「カメラに抜かれる前に(負け顔の)表情を作っちゃうとギャップが伝わりづらい。カメラが来てから変化させる」とか、「スベったとき用の救済措置を持っておく」、「コンビなら相方がスベったら全力で助けに行く。ビジネスパートナーだから。エピソードに関する逆のことを差し込んで、そいつに恥かかせるとか」、「誰かスベったらあえて『この人よくスベるんです』って言うとかね」などと具体的にアドバイスしていく田中。

『シンパイ賞!!』

1時間SPでずん飯尾&阿佐ヶ谷姉妹の特集。

ロケの達人・飯尾が、幼児のように目に映るものを手当たり次第にイジってあとはスタジオの出演者任せにする「初孫作戦」や、スタジオの出演者の名前を呼んで巻き込む「一緒に死んでくれ作戦」などのロケテクニックを披露。準備したボケより、目に写ったものをイジるぐらいが逆にウケる、と。

中でも「ディレクターが言ってもらいたい言葉を相手が緊張で言えない」状況のテクニックが見事だった。そういう状態になってしまった素人さんに対しては「ありがとうございます」といったん締める。本番が終わると「ごめんね、緊張しちゃった」などと急に明るくなるので、カメラを下ろしてもらい、下から撮るか、ディレクターの予備のカメラで撮りながら、聞きたい質問をすると答えてくれるという。

一方、阿佐ヶ谷姉妹は1日に密着。ふたりは仕事を終えるとすぐに阿佐ヶ谷に戻り、通っている美容室も18年同じところ。江里子が初めて来たときのオーダーは「探偵社の女所長みたいにしてくれ」だったという。ほぼ毎日、夕飯はふたり一緒に食べる。江里子は料理担当で、美穂は掃除担当。

美穂が掃除をしていると、掃除機の排気が気になった江里子に「止めてもらえない?」と言われ「切」ボタンを押すも、ボタンが壊れたのか止まらない。コードレスのため強制的に止めることもできず、江里子「布団かなんかで巻いて!」美穂「布団はイヤよ」とプチパニック。なんとも阿佐ヶ谷姉妹らしい“事件”。

後半は江里子と草薙が友達になるために2ショットトーク。のはずが、なぜか刑務所コントに。「なんの時間だったんだろう?」と困惑する草薙に、爆笑問題・太田が「付き合ってみたら?」と振ると、突然「結婚しよう!」「結婚してください!」と草薙。

「阿佐ヶ谷に引っ越してくれますか?」と聞く江里子に「中野も……」と口ごもると、「ごめんなさい!」と即答する江里子。草薙が「このくだり一番最初からやり直したい」と言うと、霜降り・せいやは「今日、なんか『お笑い向上委員会』みたい(笑)」、飯尾「閉店シャッター!」。


『お笑い向上委員会』

チャンス大城による「地下芸人」漫談がまたも冴え渡る。

昨今は「地下第七世代」がいるという。「3時のヒロインのかなでと同期」というそのコンビは「86歳のおばあちゃんと61歳の息子さんがコンビ組んでまして『おとんがポックリ残されたうちら』っていうコンビ名」。お父さんの遺影を持って「お父さんの顔と名前だけでも覚えて帰ってください」というのがツカミネタだそう。そんな彼らから電話で聞いた近況は「吉本では60歳以上の若手はライブ禁止になりまして(笑)」。

「閉店シャッター」では平子が絶好調。3週連続オンエアを勝ち取る。

今日観たい番組:「有ジェネカップ」最終決戦など

『クイズ!THE違和感』(TBS)ミステリー違和感「伝説の脱獄事件」、声優業界ドラマ。

『しゃべくり007』(日テレ)にaiko。

『激レアさん』(テレ朝)は「才能が無いのに、25年間ひたすら卓球だけをやり続けていたら35歳で奇跡を起こしちゃった人」「奥さんのヒモ状態になっているのにラテアートに夢中になってしまい、結果、世界大会で優勝しちゃった人」。

『しくじり先生』(テレ朝)はマヂカルラブリー。

『有田ジェネレーション』(TBS)「有ジェネカップ」最終決戦。

『かまいガチ』(テレ朝)おいでやす小田&山内激似芸人のやす子登場で「濱家のゲラを改善せよ!」

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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

QJWeb今月の執筆陣

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「金借り」哲学を説くピン芸人

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岡野陽一

“ラジオ変態”の女子高生

タレント・女優

奥森皐月

ドイツ公共テレビプロデューサー

翻訳・通訳・よろず物書き業

マライ・メントライン

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お笑い・音楽・ドラマの「感想」連載

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