『木更津キャッツアイ』同窓3人の仲よし旅。綾野剛は櫻井翔を「国民みんなの友達だよ」と評す(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。


妻夫木のことは「ど真ん中の人」と表現

『櫻井・有吉THE夜会』

櫻井&妻夫木聡&佐藤隆太の『木更津キャッツアイ』同窓3人旅の第2弾。今回は木更津へ。ホントに仲がいいんだろうなと思わせるシーンの連発。

自分でコストコに行きたいと言っておきながら、いざ店内に入るためには会員登録が必要と知るとあからさまに面倒くさがって結局行かない櫻井。夢中になってカメラを身体で遮ってしまう妻夫木など、とてもいい。櫻井はピザ代を賭けて「最近、嵐で流行っている」という「マジカルバナナ」をやりたいと提案。さらに「最近と言っても、15年前の話」と櫻井。佐藤は「感覚、ヤベーな(笑)」。そして、自分で提案してすぐに負ける櫻井。

ドライブ中は、電話した相手に「カッコいい」と言わせたら勝ちというゲームを開催。妻夫木は綾野剛に電話すると、1コールで出て「は~い、聡どうしたの? めっちゃうれしんだけど」。妻夫木が「俺の印象ってどう思ってる?」と聞くと「真ん中かな?」と綾野。「奇をてらったものを作ろうと思えば作れる。でもやっぱちゃんと真ん中を狙ってる。世界で一番難しいクリエイティブは真ん中を表現すること。それをやってる人。だから妻夫木聡はど真ん中の人」と評す。

さらに櫻井が「俺ってカッコ悪い?」と、「カッコいい」と言わすため反則気味な質問をしても、綾野は「櫻井先輩の魅力っていうのはね、カッコいいとかの次元じゃない。みんなの友達。国民の友達だよ」。こういう答えを自分の言葉でサッとできてしまう綾野剛、すごい。

最後は、嵐の活動休止や再開についての話に。「鍵を握るのはリーダー大野」みたいな論調があるが「鍵を握るのは俺かもしれないし、5人それぞれ」だと語る櫻井。60歳になってでもいいから嵐として戻ってきてほしいという妻夫木に、櫻井は「一応、俺が思ってるのは赤いスケスケのちゃんちゃんこ着て踊ろうかと(笑)」。

『浦沢直樹の漫勉 neo』

待ち望んだ新シーズン。初回ゲストはちばてつや。「すっごいですよ! 歴史的なものが撮れた」と興奮し、ちばてつやの仕事場で『あしたのジョー』を描いてよろこぶ浦沢が、完全に漫画少年でよかった。

『鬼滅の刃』を読んでいたり、完全に“現役”のちばてつや。最新作『ひねもすのたり日記』で「『あしたのジョー』のころの脂の乗り切った状態に戻ってきたように見えた」と言う浦沢に、ちばは「いつも脂乗ってるんですけどね」と言って笑うシーンにはゾクッとした。

はたから見ると素晴らしいと思えるような下描きを、惜しみなく消して描き直していく。「初めてこれを読んだときの読者の気持ちになると『ああ、これはちょっとわかりにくい』とか悩んだり、迷ったりするんだけど、読者は絶対迷わせないようにってことが大事」と語り、「いいこと言うなぁ」とお茶目に笑う。

『世界にいいね!つぶやき英語』

今回のテーマはコロナ禍での世界のお笑い事情。チャップリンやモンティ・パイソンなどを生んだイギリスでは文化・芸術に対する支援は手厚く行われていたが、意外にもコメディは芸術とみなされず除外されていたそう。

太田は「日本の場合、(お笑いは)大衆芸能の一番下の扱いだから(下に見られるのは)そんなに驚かない。そこが我々は居心地がいい」と語る。そして日本のお笑いについて、太田は漫才でも落語でも「会話」が本質だという。「会話を傍観者として観客が見てる。そこで何かを感じる。全部を言葉にしなくても『わかるよね?』って、お客のセンスに頼っている部分が大きい」。だから「自分で完結しているものではなく、お客さんとのコミュニケーションだから(無観客での漫才は)それがないのがつらい。成り立たない」。

いつもSNS上などで評判になる漫才のときのスーツの話にも。太田「うちには天才スタイリストがいまして、その人に相談しながらオーダーして作ってもらってるんです。そこは見てもらえるとうれしいですね」。この話はぜひ詳しく聞いてみたい。

今日観たい番組:山里亮太原作ドラマがスタート

『LIFE!』(NHK)伊藤健太郎が「スポーツ番長」襲名。

『ドキュメント72時間』(NHK)は「としまえん 日本最古の回転木馬の前で」。

『脱力タイムズSP』(フジ)はサンド伊達&嵐・二宮和也。

『金曜日のソロたちへ』(NHK)はハンドモデル&家具職人&ファッションデザイナー。

山里亮太原作ドラマ『あのコの夢を見たんです。』『歴史迷宮からの脱出』(共にテレ東)がスタート。

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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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