海外文学ファンの間ではカルト的傑作として翻訳が待ち望まれていたジョン・ケネディ・トゥールの絶品ダメ人間小説、『愚か者同盟』がこの夏、ついに翻訳刊行! 書評家・豊崎由美が「正しい意見」に疲れた人たちに熱烈推薦。 「正しい意見」に疲れてしまう いきなり自分の話から始めるのは恐縮なのですが、わたしには『まるでダメ男じゃん!』(筑摩書房)という著書があります。フローベールの『ボヴァリー夫人』やドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』、夏目漱石の『坊っちゃん』、中上健次の『岬』、スティーブン・キング
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海外文学ファンの間ではカルト的傑作として翻訳が待ち望まれていたジョン・ケネディ・トゥールの絶品ダメ人間小説、『愚か者同盟』がこの夏、ついに翻訳刊行! 書評家・豊崎由美が「正しい意見」に疲れた人たちに熱烈推薦。 「正しい意見」に疲れてしまう いきなり自分の話から始めるのは恐縮なのですが、わたしには『まるでダメ男じゃん!』(筑摩書房)という著書があります。フローベールの『ボヴァリー夫人』やドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』、夏目漱石の『坊っちゃん』、中上健次の『岬』、スティーブン・キング
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(とよざき・ゆみ) ライター、書評家。『週刊新潮』『中日(東京)新聞』『DIME』などで書評を多数掲載。主な著書に『勝てる読書』(河出書房新社)、『ニッポンの書評』(光文社新書)、『ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇』(本の雑誌社)、『文学賞メッタ斬り!』シリーズ&『村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!』..
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