有名な監督や演出家などによるセクハラ、パワハラの告発が止まらない。そうした事柄と共に大好きな作品の名前が出てしまうのは本当に悲しいことだけれど、表現者の悪と作品の価値は別物として考えたい。映画、演劇、文学……優れた表現を愛する書評家・豊崎由美が全4巻の傑作メガノベル『ゴールドフィンチ』を読み解きながら「悪いことを起こした人の変化を認める」ことについて思索する。 たとえクソみてえな男だったとしても 映画界や演劇界におけるハラスメントや性的加害の告発を目にして、それが自分の好きな表現者に関するもの
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有名な監督や演出家などによるセクハラ、パワハラの告発が止まらない。そうした事柄と共に大好きな作品の名前が出てしまうのは本当に悲しいことだけれど、表現者の悪と作品の価値は別物として考えたい。映画、演劇、文学……優れた表現を愛する書評家・豊崎由美が全4巻の傑作メガノベル『ゴールドフィンチ』を読み解きながら「悪いことを起こした人の変化を認める」ことについて思索する。 たとえクソみてえな男だったとしても 映画界や演劇界におけるハラスメントや性的加害の告発を目にして、それが自分の好きな表現者に関するもの
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(とよざき・ゆみ) ライター、書評家。『週刊新潮』『中日(東京)新聞』『DIME』などで書評を多数掲載。主な著書に『勝てる読書』(河出書房新社)、『ニッポンの書評』(光文社新書)、『ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇』(本の雑誌社)、『文学賞メッタ斬り!』シリーズ&『村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!』..
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