ドライブなしのPS5やXbox、クラウドゲーミングの興隆……ゲーム業界に漂う「次の時代」の雰囲気(さやわか)

2020.9.29

文=さやわか 編集=森田真規


PS5とXbox Series X/Sが11月に発売されることが明らかになり、予約もスタートし、その抽選倍率の高さや転売屋の動きに注目が集まっています。

ここで注目したいのが、PS5もXboxも「ディスクドライブのないモデルが発売される」ことです。そこにGoogleやAmazon、マイクロソフトの「クラウドゲーミング」参入のニュースをプラスして考えると、ゲーム業界に漂う「次の時代」の雰囲気が見えてくるかもしれません。

PS5とXboxに見る、ゲーム業界の最新トレンド

ゲームのお話です。ソニーのプレイステーションと、マイクロソフトのXboxが、相次いで新型機(PS5とXbox Series X/S)の発売日を決めました。

つい、こないだまで「発売はまだまだ先かなあ」なんて雰囲気だったのに、どっちも、なんと今年の11月に発売するそうですよ。あっという間です。

そんなわけでゲーム業界には、にわかに「次の時代」の雰囲気が漂ってきました。

つまり今後5年から10年くらいの、ゲーム業界のトレンドが見えてきたってことです。じゃあ、そのトレンドってのはなんだと思います?

まず、これはトレンドというより、たまたまかもしれませんけど、新型コロナウイルスの影響で、予約販売が主流になるみたいです。

なので、現在はネットでの予約が受け付けられているんですけど、これがかなりの高倍率で、全然当選しないみたいです。ということは、発売日にゲーム機を欲しい人でも、手に入れられる確率が、わりと低め。

そんなおかげで、ゲットしたゲーム機を通販サイトやらヤフオク!やらメルカリやらで転売する、転売屋が暗躍するのではないかと言われています。

というか、すでにAmazonでは、まだ発売されてもいないPS5を398000円とか498000円とか、数字のケタを誤認させて購入ボタンを押させようとする悪質業者が現れています。大変ですね。

ようこそ 息をのむほどの没入感の世界へ | PS5

のっけから話が大幅に逸れました。次の時代の、ゲームのトレンドの話ですね。

なるほどなー、と思わされるのは、ソニーとマイクロソフト、今回はどっちの新機種にも「ディスクドライブのないモデルが発売される」ことです。

要するにCDとかDVDとかBDとか、ああいうディスクを読み込ませるドライブを搭載しない(そして安価な)バージョンを用意しているわけですね。

まあ、納得ですよね。今時、ゲームをダウンロード購入するのも、一般的になりましたし。よくよく考えると、最近はノートパソコンだってドライブの搭載されていない機種が当たり前です。だったらゲーム機だってドライブなしでも違和感はないかも。

もちろん、「いや、自分はドライブが欲しい!」って人のために、ドライブつきのモデルも併売されますけどね。

あ、しかし、ちなみに、ソニーとマイクロソフトの両方共、過去に発売された旧型機と互換性があるんですよ。

つまり、PS5なら、PS4のソフトも遊べる。Xbox Series X/Sなんて、なんと2001年に発売された初代Xboxから今まで発売されたすべての機種のゲームが動くそうです。すごい。

てことは、旧型機の時代にディスクでゲームを買ったことがある人なら、新型機もドライブつきのモデルを買ったほうがいいのかもしれませんね。

しかもおもしろいのは、どっちの機種も、いわゆるサブスクのサービスがあるんですよ。要するに定額制で、いろんなゲームがダウンロードできるわけです。

特にXboxのほうは、このサブスクのラインナップ数がすげえ多い。そしてさっき書いた旧型機との互換性もあるしで、新機種なのに発売直後からめっちゃ大量のゲームがプレイできるんです。いいなあ。

Xbox Series X – World Premiere – 4K Trailer

一方、PS5のほうは新機種と同時に発売される新作タイトル(いわゆるロンチタイトルってやつ)のラインナップが若干しょぼいんじゃないのという噂がある。というわけで、発売前の下馬評では、わりとXboxのほうに注目が集まっているようです。

いや俺、別にXboxの回し者じゃないけどね。そういうこと言ってる人を見たってだけですよ。ソニーもがんばれ。任天堂もがんばれ。みんながんばれ。ガンガンいこうぜ。

GoogleにAmazon、マイクロソフトが「クラウドゲーミング」に参入


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