男性メイクも当たり前!“変身”は自分を肯定する一番の近道(egg編集長・赤荻瞳)

2020.3.30


メイクは“変身”。そして自分を受け入れること

メイクするときって、「変身する」という気持ちもあります。「フルメイクすると気持ちも強くなれる」と言っている子もいます。eggモデルのきぃりぷも、がっつりメイクしているときのほうが前に前にって感じは出ています。たぶん誰でもそうなんですけど、すっぴんだとけっこう大人しかったりします。メイクは気持ちも明るくしますよね。

私自身も、やっぱりそうです。ちょっときれいめ系メイクするときは大人っぽく振る舞ったり、メイクを派手にしたら行動まで派手になったり。やる気のない日は化粧をしないで、ひとりで買い物したり。することもしないことも含めて、コンディションに合わせてメイクを楽しんでいますね。

ギャルになる最初の一歩も、やっぱりメイクだと思います。私の場合はメイクとの出会いも『egg』でしたね。雑誌を読んでいるといろんな系統のモデルさんが載っているじゃないですか。「私のベースの顔だとこの人に近いな」とか、「この人みたいな雰囲気の顔に変身したいな」と記事を参考にして、いろいろな人のパターンを試してみて、「これが一番盛れるじゃん!」みたいな感じでカスタムしていく。ろみひさんっていうモデルが一番好きで、ろみひさんのメイクをするときは、ろみひさんっぽさやキャラクターを取り込むという感覚もありましたね。

2018年『egg Channel』にアップされた元eggモデル・ろみひからの応援メッセージ

私は自分の骨格があんまり好きじゃないし、もっと鼻と口が近ければよかったのにとか、安室ちゃんみたいにおでこを広く出したいとか思っていたんですけど、いろんなメイクを見ていくうちにどうでもよくなっていました。「全員同じ顔になるより、自分の癖活かしたほうがいいんじゃね?」って。

同じように、たらこ唇がコンプレックスだった子が似た唇のモデルさんと出会ってその人のメイクをマネたら「いいじゃん!」って褒められて、そのときから自分の顔好きになったというエピソードもよく聞きます。

だから『egg』でもメイクの記事はすごくこだわっています。顔の形もシャドウとハイライトでめっちゃ変えられるんですよ。『egg』に載っているギャルなら、目元を見ただけでも誰だかわかるし、シャドウとハイライトだけでも判別できる自信があります(笑)。

メイクだけではなく、整形も身近なものに

そうそう、男の子のメイクもそうですが、最近は整形も当たり前になってきていますよね。二重にするのは単なる時短、みんなそれくらいは整形にカウントしてない。ヒアルロン酸やボトックスも人気だし、男の人でもやっている人が増えています。

前に働いていたイベント会社で、湘南美容外科さんと組んで「整形シンデレラ」という整形イベントのオーディションの企画を担当していました。応募者の中から面接や合宿を通して10人くらいが選出されて、整形をした彼女たちの中で身も心も一番変われた人がグランプリに選ばれるんです。

「いじめられてる自分を変えたい」という思い詰めた子もいれば、「超かわいくなって芸能界で活躍したい!」っていうフランクな子もいたのが印象的でした。整形した子はほんと超明るくなるし、ギャルみたいな性格になってめっちゃしゃべるようになったりするんです。自分のコンプレックスを隠しているうちにギャルメイクに辿り着いた、っていう人もいました。

「整形なんて」とか「親からもらった顔を」みたいなことを言う人も昔はよくいたみたいですが、ほっとけよって感じです。男の子も女の子も人の目を気にせず、メイクとファッションでなりたい自分になることができる時代になったと思います。



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赤荻瞳

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赤荻 瞳

(あかおぎ・ひとみ)平成8年9月6日生まれ、23歳。埼玉県出身。高校1年のときにギャルサークル(ギャルサー)で活動。高校中退後、平成27年に広告制作会社に入社、平成30年3月に『egg』をウェブで復刊させ、編集長に就任。ウェブ版『egg』を運営するエムアールエーの社長も務める。eggegg.jp