男性メイクも当たり前!“変身”は自分を肯定する一番の近道(egg編集長・赤荻瞳)

2020.3.30

構成=いつか床子 編集=森田真規



YouTubeなどを通して広がりつつあるのが、男性のメイク。人の目を気にせず自分の理想とする外見になることへのハードルが、男女を問わずここ数年でぐっと低くなってきています。

つけまに派手なメイク&ファッションで、素の自分から“変身”することが前提にあるギャルは今の時代に何を思うのか? ギャルがメイクすることの意味、さらに最近の整形事情についてなど、『egg』編集長の赤荻瞳さんが解説します。


増えてきた男の子メイク。眉やファンデから挑戦してみては?

男の子のメイク、増えてきましたよね! イメージやモチベーションを変えたいときにも、これまで男の子は髪と服ぐらいしか選択肢がなかったんだから、メイクをすることが男の子の間でも普通になったら超楽しいなと思います。女の子はメイクでいくらでも変われるのに、男の子は毎日すっぴんで勝負しなきゃいけないから、「男って不利じゃね?」って、前から思っていました(笑)。

ギャル全盛期のときにもメイクしているギャル男の友だちは何人かいて、カラコンとまゆ剃りとファンデーション、それに鼻高く見せるためにノーズシャドウもしていました。でも、そこまで美意識が高かったのはごくごく一部です。そのころのギャル男のおしゃれって、一番はヘアスタイル。うちら的も正直「えー、男が化粧するのなんてやめたほうがいいっしょ」みたいなノリでした。でも、時代に合わせてかなりナチュラルになりましたよね。今は「あの子、化粧してるね!」くらいのノリですし。

とはいえ、リップやアイメイクをする男の子は私のまわりだとまだ少数派です。でも人前に出るお仕事をする人だと、血色悪いからリップ塗ったりアイシャドウをする子は全然いますね。スキンケアとか、私より詳しい美容好きな男の子もいます。「こういう肌ならこれが合う」っておすすめしてくれるくらい。

特に今、原宿系や韓国系の男の子は超メイクしています。インスタとか見てても増えたなって。韓国系の子ならK-POPアイドルへの憧れもあるだろうし、コンプレックスをなくすためにやっている子も多いみたい。うちらのギャルメイクもそうですけど、これもひとつの変身ですよね。

眉毛のエクステやアートメイクをしている男の人もまわりで増えています! アートメイクは、タトゥーと違って3、4年くらい経てば消えるし、女性でもすっぴんで盛れるからやってる人が多いです。

あと男の子で変わったな〜と思ったのが、脱毛するのが当たり前になってきていること。足とかVIO(デリケートゾーン)は、男性もけっこう気にしているみたいです。「サロンで脱毛をすると肌がきれいになる」っていうPRをしているところも多くて、美肌効果のためにしている人もけっこういて。脱毛して肌を焼いて、歯をホワイトニングしている男の子は、まわりにも多いです。

メイクになじみがない男の子でも、ファンデと眉毛ぐらいならみんな気軽にやってみればいいのにと思います。化粧道具を紹介している男性YouTuberも増えているので、化粧品コーナーで相談するのに気後れする人も始めやすいはずです。

つけまのカスタムを見るだけで誰かわかったギャル時代

個人的には派手な方が好きなので、ギャンギャンに濃いギャルメイクがかわいいなって思います。ギャル以外の人ってメイク薄めですよね。正直、全部一緒に見えて顔覚えられなくて……。おじさんがギャルみんな同じように見えちゃうのとたぶん同じです(笑)。

最近はそうでもないですけど、私が学生のころはつけまのカスタムの仕方からして各モデルさんまったく違いました。下まつ毛の束を3つしか使わないか、5つまで使うかでもニュアンスが超違います。つけまのカスタムだけでどのモデルさんのメイクかわかりましたし、街を歩いているギャルのまつ毛を見るだけで誰リスペクトしてるか、けっこうわかりました(笑)。厚底だってそう。みんな同じような厚底を履いているように見えていただろうけど、一人ひとり見たら全然違います。

今もカラコンやリップの色など種類は広がっていますし、黒ギャルも白ギャルも自分に合ったほうを選べるので、バラエティは広がっているとも言えますね。リップ、昔はピンクばっかりだったし。

メイクは“変身”。そして自分を受け入れること


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赤荻瞳

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赤荻 瞳

(あかおぎ・ひとみ)平成8年9月6日生まれ、25歳。埼玉県出身。高校1年のころから渋谷の高校生サークルで活動。高校中退後、平成27年に広告制作会社に入社。平成30年3月に『egg』をウェブで復刊させ、編集長に就任。現在は“渋谷女子インターナショナルスクール”という英会話、動画制作など、社会ですぐ使え..

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