JO1木全翔也、目指すはメンバーによる楽曲のセルフプロデュース「楽器を習ったり作曲を勉強したり、みんないろいろがんばっています」

2023.7.22

「いずれは、自分たちで作った曲をやりたい」

木全翔也

──アジアツアーも決まり、『KCON LA 2023』をはじめ海外のイベント出演も控えています。苦労もありましたが、「グローバルグループ」として世界に打って出るときが来たのかなと。

木全 もっとがんばらないといけないなって思います。だけど、うれしいですね。特に『KCON LA』は、前回いろいろあって出られなかったのが、すごく悔しくて(※昨年、メンバー数名が新型コロナウイルスに罹患し、出演を見送った)。本当に、コロナがなければこんなことにはならんかったのになと……。だけどかかっちゃうときはかかっちゃうし、どうしようもない。昨年は、LAに僕たちが行けなかったのに現地ではJO1を盛り上げてくれていたファンの方たちもいたんです。だからこそ今回は、ちゃんと11人そろって行けたらいいなぁって思います。

そのあとにはツアーもありますし、たぶん、ちょっと大変になっていくとは思うんですけど、がんばるだけですよね。これをがんばって成功させたら、絶対にいいことがあるし。ツアー、とても楽しみなんですよ。今回は声出しOKなんです。やっぱり、声が聞きたいから。

──木全さんは憑依型に見えますが、ステージではどんなことを考えているんでしょう。緊張はしますか?

木全 ステージ前は今でも緊張しますけど、音楽が始まればなんとか。疲れたときに「今、ここで座って『あぁ~』とか『疲れた~』とか、曲中に言ったらどうなるのかな?」とか、踊りながら考えることはあります(笑)。

だけどたぶん、没入してはいますね。何をしたか覚えていない、みたいな。たとえば『2021 JO1 LIVE “OPEN THE DOOR”』の最後、「REAL」で(佐藤)景瑚くんにほっぺにチューされたときも、まったく気づかなかったんです。何かやられたなぁとは思っていたんですけど、「えっ?」くらいで。あとで映像を観て、「そういうことやったんや」って(笑)。

──『NEWSmile』につづき、セルフプロデュースによるJO1を見られる機会は、今後増えていくのでしょうか。たとえば、ライブにおいても。

木全 そうですね。僕たちは、オーディションのときは個々に自分たちをプロデュースしていたんですけど、デビューしてからはそういう機会は少なくて。でも「こういうのをやったほうがいいんじゃない?」って、各々の思いは持っているメンバーだし、ある程度はそういう力があると思うし。

だから、ゼロからはまだ全然早いと思うんですけど、みんなで一緒に考えて、一緒に作れるようにしたいっていうふうには、チームで話しているんです。『NEWSmile』はそういうことの第一歩ということで、すごくいい感じにできたんじゃないかなって思います。これから、いろいろ出したいですよね。いずれは、自分たちで作った曲をやりたいです。

木全翔也

目指すはJO1メンバーでのセッション

──確か木全さんは、DTMや音楽理論を学んでいましたよね。

木全 DTMは、最初に動かし方だけ習いに行きました。結局、作るのは独学というか、あとは自分次第なので。楽器もちょこちょこ習っていて、最近はベースをやっています。

もしかすると言い方が悪くなっちゃうかもしれないんですけど、ベースとドラムがあれば曲ってできるんじゃないかなって思ったんです。ドラムとピアノ、ドラムとベース、そのどっちかで曲は作れるんじゃないかと。

──今、どれくらい弾けるんですか?

木全 タブ譜を見ればある程度は弾けます。最近も家で、ブルーノ・マーズの「Runaway Baby」を、純喜くんがギター、俺がベースでセッションをしたり。でも、披露できるレベルじゃないです。全然そんなんじゃない。楽しみながら、理解しながらという感じですね。(エアベースをしながら)ずっと、ボンボンボンボンってキープの練習。ベースの音が好きなので、うまく弾けるようになりたいんです。

──楽器、特にベースに触れると音楽の聴こえ方が変わってきますよね。パフォーマンスにもいい影響があるのではないかと。

木全 ありますね。緊張もあると思うんですけど、僕はオーディションのころから音を早取っちゃうことがあったんです。それがなくなりました。DTMをやり始めたことが大きいのかな。もちろん慣れもあると思うんですけど、音をより意識して、細かく聴けるようになったことで、落ち着くというか。

木全翔也

──音楽面でのロールモデルは?

木全 すごく憧れている、すごく好きなアーティストはWOODZさん。ワールドツアーの日本公演も観に行かせていただきました。

X1で活動しているときからずっと好きだったんですけど、WOODZさんが作る曲はチルい曲や明るい曲、重めのバンドのテイストまで幅広くて、どれも僕がやりたい感じ。おしゃれでいいなぁって、すごく憧れます。

──曲作りは楽しいですか?

木全 たまに疲れちゃいますけどね(笑)。パッと(アイデアが)くるときもあれば、座ってみて、作業していたらできているみたいなときもあります。何から始めるかにもよりますしね。サンプリングを持ってきて始めるか、ポンって音を持ってきて始めるか。それによっても違いますよね。

今は特に順番を決めてはいないんですけど、僕はイントロかサビのキャッチーなフレーズを考えてから進めていきたいかも。そうじゃないと終わりがないというか、イントロがいいと曲に引き込まれると思うので、そこがよければ仕上げたくなる。「なんとしてでも(曲の中間を)埋めよう」っていう気になれるまで、イントロかサビをがんばって、中を埋めていく感じです。でも、ヒップホップだとビートから作る人が多いじゃないですか? どう作るのが一番いいのかは、まだわかんないんですよね。

──新しいJO1の一面がまだまだ隠れていそうで、聞いていてわくわくします。

木全 実はみんな、楽器を習ったり作曲を勉強したり、いろいろがんばっているんですよ。ギターは、僕も弾き語りはできるし、何人か弾ける人がいるし、(大平)祥生はキーボードがどんどん弾けるようになっています。僕もボイトレの部屋でちょっとだけキーボードをやらせてもらっていて、最近はスピッツさんの曲を練習しています。基本のかたちはわかるんですけど、展開してパっと弾くとかはまだ全然できないので、地道にやっているところです。ドラムにチャレンジしているメンバーもいるし、みんなでセッションできるくらいになれたらすごくいいなって思います。

こういう音楽の話、楽しいです。だからもっとレベルを上げて、自分たちで作っていくJO1も見せられるようにがんばっていきたいです。

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  • JO1ニューシングル『NEWSmile』

    JO1ニューシングル『NEWSmile』

    発売日:2023年7月24日(月)

    『NEWSmile』では、新スタイルの音楽の楽しみ方として、音楽が聴ける歯ブラシやジャムなど12種類のグッズを発売! JO1が「みんなの朝を元気にする」というコンセプトでプロデュースした楽曲を、より身近に届けたいというメンバーの思いから、これまでの音楽CDではなく、「Charming Daily Goods」=略してCD GOODSとして普段使いできる日用品・グッズに載せて、発売することに。
    さらには、楽曲の世界観を体験しながらCD GOODSを購入できる、リアル店舗「JO1 MART」のオープンも決定! CD GOODSから音楽を楽しめる『NEWSmile』で、新しい音楽体験をぜひお楽しみください!

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新 亜希子

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新 亜希子

(しん・あきこ)エンタメ系ライター。音楽・アイドル・映画を中心に、インタビューやレポート、コラムやレビューを執筆。『シネマトゥデイ』『リアルサウンド』『日経エンタテインメント!』ほか。

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