総フォロワー300万人超え・阿部なつき“理想のボディライン”を披露「自分を好きでいたい」
SNS総フォロワー数300万人以上(6月現在)を誇るインフルエンサーの阿部なつき。自らの戦略でSNSをバズらせたことがきっかけで1st写真集『i am natsuki』の出版を果たす。
SNSを投稿する上で譲れないマイルールから、ファンとの交流、これから挑戦したいことなど、“阿部なつき”の現在地を振り返ってもらった。
目次
SNSでバズっても「一時的な消費はされたくない」
──初めてSNSでバズったときのことを聞かせてください。
ちょうどコロナの自粛期間にTikTokを始めて、何回目かの投稿で初めてバズるという経験をしました。そのとき流行っていた「ポケットからきゅんです!」という音源を使った動画で、300万回くらい再生されて、びっくりしました。
──TikTokをつづけるなかで、再生回数などの伸び悩みで苦戦したことは?
もちろんありました。今は動画を全部消してしまっているのですが、数年前はTikTok上で水着の動画を載せることもありました。ただ、SNSをやっていくなかで「水着はあまり着たくないな」と思って。
反響があることはうれしかったのですが、この先が長くつづかないなと思ったので、そこから好きなファッション系統の服を着始めたら、フォロワーが伸びなくなったことがありました。男性ファンが多かったこともあって、そこでどうしようと悩みました。
──どうやって打破しましたか。
それからは海外の動画をたくさん見まくって勉強して、それを自分流にアレンジしてバズれるように再現性を高めていきました。そうしたら、少しずつ反響も増えて、バズることができました。
──阿部さんはロンドンに留学された経験をお持ちですものね。やはり英語でリサーチしていますか?
たとえばインスタグラムでのバズり方を調べるときは、インスタグラム自体がアメリカの企業なので、英語で検索することが多いです。日本語よりもたくさんの情報が出てくるので、そういうものを参考にしています。
──なるほど。水着を着なくなったという話ですが、ご自身の中で「これは投稿しない」と決めているルールみたいなものはあるのでしょうか?
自分の中で下品だなと思うことはやらないことです。誰かを否定するつもりではなく、ただ自分が自分のことを好きでいるためのルールとして、投稿内容を決めています。
たとえば、旅行先などで露出の多い服のときは背景をヤシの木にしてヘルシーな雰囲気で撮影するなど、写真や動画の雰囲気やバランスを考えて撮影しています。
──投稿のルールを決めた理由を聞かせてください。
「一時的な消費はされたくない」という気持ちがありました。もちろん“セクシーな私”が好きなフォロワーさんが多いこともわかっていますが、そのときだけではなく、何年経っても応援してもらえるように、いろいろな私を出していきたいと思っています。
──今後は新しいコンテンツも上げていくのでしょうか。
インスタグラムは今もありがたいことにずっとフォロワー数が伸びつづけているので、すぐに何か変えようとは思っていません。
最近はYouTubeを始めました。今までは短い動画で話すことも少なかったんですが、Youtubeでは長尺で私自身の話も含めて発信していきたいです。またこれまでとは違うSNSプラットフォームになるので、ぜひ見てくれたらうれしいです!
──それは楽しみです。YouTubeではどんなコンテンツを上げますか。
LOOKBOOKやメイク動画をやりたいと思っています。あと、旅行も好きで、プーケットでVlogを撮ってきたので投稿したいですね。
グラビア写真集を出すのは「正直、恥ずかしかった」
──阿部さんは『Popteen』のモデルや、ABEMAの恋愛番組『今日、好きになりました。』にも出演していましたね。SNSがバズったことでキャリアに変化はありましたか。
SNSがあることによって、芸能でブレイクしなくてもマネタイズがしやすい環境になったとは思いますが、テレビのお仕事をするには今までのようにオーディションを受けたりする必要はあると思います。
もちろんSNSをやって損はありませんが、私がちょっとだけ後悔しているのは、1年後、2年後、3年後の自分がどういう仕事をしたいのかを見据えずにスタートしてしまったことです。当時は「バズった」ということしか考えていなかったので。これからは数年先を見据えた活動をしていきたいと思っています。
──阿部さんはSNSでバズったことが初のグラビア写真集につながりましたが、発売が決まったときの気持ちを教えてください。
お話をいただいたときは「私が?」って思いました。そのときは事務所にも所属していなかったので、そんな普通の女の子が直接KADOKAWAさんとやりとりをして写真集を出せるんだとびっくりしました。
──グラビア自体に抵抗はなかったのでしょうか?
最初はすごく抵抗はありました。恥ずかしかったという気持ちのほうが近いかも。水着の投稿も今は一切していないので、どう撮られていいのかわからないという思いもありました。緊張しましたね。
──写真集では阿部さんの美しいボディラインも見どころでしたが、SNSで「(腰の)くびれ作りをがんばっている」という投稿をされていました。
そうなんです。趣味でトレーニングをつづけるうちに、くびれが引き締まったような変化を感じるようになってから、よりシェイプアップをがんばりました。自分にとって理想的なボディラインになったと思います。そのおかげか、スタイルに注目が集まり、動画もバズりやすくなりましたね。
SNSは私の居場所。「いいね」は絶対に自分の手で
──阿部さんのアカウントには、阿部さんのことが大好きな人たちが集まっている印象があります。ファン作りのために工夫していることがあれば聞かせてください。
投稿頻度を高くすることと、コメントにはちゃんと「いいね」を返すことですね。SNSは私の居場所なので、そこは絶対に自分の手でやっていきたいです。
あとは、ライブ配信もたまにしていますね。プーケットに行っている間も、現地の動物園からライブ配信をしていました。
──SNSの中ではどの程度本音でいられていますか?
SNS上で戦略的にアバターを作り上げるというよりは、今何を見せるか、何を見せないかみたいなところを考えています。みんなに嘘はつきたくないので、そこはすごく大事にしています。ただ、本音も大事ですが、ネガティブなことはわざわざ言わないようにはしています。
──今までSNSをやめたいと思ったことは?
ないです。一回もないですね。
──嫌なコメントが来ても、更新が面倒だと思う日があっても、やめたいとは思わないということですね。
そうですね。スーパーポジティブなので、嫌なことが特にないんです。私はエゴサもしますし、自分に対してどんなことを言われているのかも知っているのですが、あえて落ち込まないようにしています。
嫌なコメントが来るほどいろいろな人に知ってもらったんだなと思うと、ちょっとうれしい気持ちにもなります。自分が悪いことをして叩かれているわけではありませんから。
──嫌なDMやコメントが来たら、基本的には無視しているという感じなのでしょうか。
無視というか、返事はしないようにしています。そもそも言い返さない性格なのと、負のエネルギーより陽のエネルギーを使いたいなって思っているので、わざわざ何か言う必要はないかなと思っています。
──ファンファーストですよね。みんなが嫌な気持ちにならないようにということを大事にされているんですね。
自分もいろんな方のSNSを見ることが多いので、こういう投稿はしたくないなと気づくこともあります。逆の立場になったときにどう思うのかはとても大切にしています。
──なるほど、自身もインフルエンサーでありながら、一ファンとしてSNSを見る気持ちも持っていらっしゃるんですね。ちなみに、どんなアカウントを見ているんですか?
普段は、SNSをがんばっている知り合いのインフルエンサーたちを見ていますね。あとは、三上悠亜ちゃんやRちゃんが大好きなのですが、『関西コレクション』や展示会で実際に会えて、フォローしてもらえたこともすごくうれしかったです。そうやって知ってもらえるのはSNSの特権だなって思います。
今後は女性ファンも増やしたい。いずれは「かわいいお母さん」に
──これからもSNSはつづけていきたいと思っていますか。それともいつかはフィールドを変えてお仕事したい気持ちもあるのでしょうか。
SNSはずっとやっていきたいですね。仕事の割合として、SNSが今8割だとして、それが今後違う仕事をしていくことで5割、4割と減ったとしても、ずっとつづけていきたいです。
──これからやってみたいお仕事を教えてください。
美容商品のプロデュースや、スタイルブックを出せたらいいなと思っています。去年は男性ファンの方に向けて写真集を出したので、次は女の子に向けて、美容やファッションなど、共感を得られるようなことをお届けできたらなと思います。
──仕事以外の部分で、こんなふうになっていきたいということはありますか。
精神的にも経済的にも自立した、きれいな女性でいたいですね。いずれはかわいいお母さんになることが夢なので、叶えられたらいいなと思います。欲張りです(笑)。
関連記事
-
-
天才コント師、最強ツッコミ…芸人たちが“究極の問い”に答える「理想の相方とは?」<『最強新コンビ決定戦 THE ゴールデンコンビ』特集>
Amazon Original『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ』:PR -
「みんなで歌うとは?」大西亜玖璃と林鼓子が考える『ニジガク』のテーマと、『完結編 第1章』を観て感じたこと
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
「まさか自分がその一員になるなんて」鬼頭明里と田中ちえ美が明かす『ラブライブ!シリーズ』への憧れと、ニジガク『完結編』への今の想い
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
歌い手・吉乃が“否定”したかった言葉、「主導権は私にある」と語る理由
吉乃「ODD NUMBER」「なに笑ろとんねん」:PR -
7ORDER安井謙太郎、芸能人に会いたいで始まった活動が「自分の仕事」になるまで
求人ボックス:PR