『ゲームセンターCX』DVD第19弾が発売!!有野課長に見どころをロングインタビュー!!

2022.12.15
『ゲームセンターCX』DVD第19弾が発売!!  有野課長に見どころをロングインタビュー!!

文=林 和弘(『CONTINUE』編集長)
(C)2022 フジテレビジョン、ガスコイン・カンパニー/スタイルジャム


ついに20周年イヤーを迎えた大人気ゲームバラエティ番組『ゲームセンターCX』。毎年恒例となるDVD-BOX、第19弾が2022年12月16日(金)に発売。テレビ未放送となる「有野の挑戦」、『メタルギアソリッド』を収録したDVD-BOXの見どころを、お馴染み有野課長(「よゐこ」有野晋哉さん)にたっぷり語っていただきました。

『ゲームセンターCX』とは?
フジテレビONEにて隔週木曜24時より放送中の大人気ゲームバラエティ番組。主演はお笑い芸人「よゐこ」の有野晋哉(有野課長)。有野課長がレトロゲームのクリアを目指す名物コーナー「有野の挑戦」、昭和レトロなゲームセンターや駄菓子屋を紹介する「たまゲー」などの人気コーナー多数。2022年11月より、記念すべき番組開始20周年イヤーに突入した。

3周した『メタルギアソリッド』を全部忘れる

──現在発売中の『CONTINUE』Vol.80で声優の神谷浩史さんと有野さんに対談していただきましたけど、すごく面白かったですね。

有野 面白かったですね。前の中村悠一さんのときもそうでしたけど(編集部註・2018年6月に発売された『CONTINUE SPECIAL ゲームセンターCX』のゲストとして大人気声優・中村悠一さんが登場。「初代課長補佐」として有野課長との対談を行った。ちなみに『CONTINUE』Vol.80に登場した神谷浩史さんは「2代目課長補佐」に就任している)、声優さんが来ると女子社員がはしゃぐっていう。女子社員がはしゃいで、みんな記念写真を撮りたがる。

──記念写真はすごかったですね。みなさん、大行列になって。

有野 普通の会社じゃないですよね(笑)。「仕事だぞ!」って止めるはずが、菅(剛史/プロデューサー)さんもノリノリで。最後、僕も良いですかって。

──菅さん、自ら列に並んでましたからね(笑)。

有野 課長は「写真撮って」なんて言われたことないのにね。しかも「課長も神谷さんと記念写真、撮りますか?」って(笑)。寂しそうに思われてたのかな。撮ってもろたけど。

『ゲームセンターCX』DVD第19弾が発売!!  有野課長に見どころをロングインタビュー!!
(左から)有野課長と神谷浩史(2代目課長補佐)/『CONTINUE』Vol.80より
『ゲームセンターCX』DVD第19弾が発売!!  有野課長に見どころをロングインタビュー!!
有野課長と神谷浩史(2代目課長補佐)のスペシャル対談が収録されている『CONTINUE』Vol.80は現在発売中!

──それも含めて、すごく良い記事になったと思います(笑)。というわけで『ゲームセンターCX』も20周年イヤーに突入、DVD-BOXの第19弾も発売になります。今回の特典映像は『メタルギアソリッド』ですけど、すごく面白かったですね。映像の中でもおっしゃってましたけど、有野さんは『メタルギアソリッド』をリアルタイムでプレイされてたんですか?

有野 もちろん、やってました。ただ、全然覚えてなかった(笑)。「こんなところなかったっけ?」って聞くと、だいたいディレクターの鈴木(良尚)くんから「それは『2』です」って言われるという。「こんな敵おったけど?」「『2』です」って。

──僕も『メタルギアソリッド』って『1』と『2』の記憶がごっちゃになってるんです。だから今回DVDを観て、いろいろ思い出しました。『メタルギアソリッド』が発売されたのは1998年ですけど、有野さんは当然、芸人さんをやられてますよね?

有野 一人暮らしで広めのワンルームに住んで、スーファミからN64、プレステ、サターン、3DOまで持ってて、ずーっとゲームをやってたダークサイドに落ちてた頃ですね。無印良品のティッシュ箱にいろんなメモを書いて。取れてないアイテムとか「あれを取りに行く」とか「味方の周波数」とか。そんなのをメモしてたと思う。暗いのが怖くて日が昇るまでゲームしてた。

──映像でも「3周くらいやった」っておっしゃってましたけど。

有野 全部忘れてましたね(笑)。「これが大事なとこなんや」って覚えてたとこも、ものすごい前半やったり。あんなにやってた時間って何やってんやろな。

──観てて思ったんですけど『メタルギアソリッド』までいくと、レトロゲーム感がなくなってきますよね。最近のゲームっていう感じがするというか。

有野 いや、それは編集長(『CONTINUE』編集長・林)が年齢いってるからですよ。二十代とか三十代の子らと話すと、プレステがレトロゲームなんですよ。「子どもの頃やりました」「このコントローラ懐かしい」ってなってるけど、僕らからしたら普通なんですよね(笑)。そこが世代で違う。四十代以上のコアなファンからしたら、ついこないだって言うんですけど、僕らのファミコンと同じくらいの20年の差があったら十分レトロなんですよね。

──『ゲームセンターCX』が始まった2003年のときのファミコンとの距離感と、そんなに変わらないんですよね、実は。

有野 若い頃っていうか、子どもの頃にやってたら懐かしいって思うんでしょうけどね。僕ら大人でしょ? 大人になって触ってるから、あんまり懐かしくないんですよね(笑)。

「そこは隠れるんだよ!」と言われる有野スネーク

──『メタルギアソリッド』でいうと、先ほどのディレクター、鈴木さんが強烈に『メタルギアソリッド』が好きだった、という。

有野 全部覚えてるんですよね。「それは『2』です」「『3』です」とか、全部知ってるし。ちょこちょこ合間に聞いてたんですよ。「これ何?」「こうなんやっけ?」って。そしたら「違います」「後に明かされる話なんです」とか。「へー」って。僕は物語まったく覚えてなかった。

──『メタルギアソリッド』ってストーリーはもちろんですけど、小ネタや仕込みを含めて、すごく面白い作品で、そういうところにハマってる人も多いんですよね。鈴木さんとか、まさにそうなんでしょうね。あと収録された「有野の挑戦」を観ると、キチンと世界観を伝えようとしてるのが、すごく良かったです。菅さんのナレーションが、いつも以上に丁寧で、ちゃんと細かい設定も説明してましたし。

有野 「ファンからクレームが起きない編集をしないとダメなんです」って。そこはすごく気にしていましたね。「あのシーンが入ってないとファンは嫌がるやろうな」って。でも、ナレーションが多いのもアカンし、自身がファンやからできる編集ですね、たっぷりの量。

──じゃあ、有野さんは、鈴木さんの望むプレイをされたんですか?

有野 どうなんやろ(笑)。

──スタッフさんからは「すぐに戦うからイライラした」ってお聞きしましたけど(笑)。「いや、そこは隠れるんだよ!」って。

有野 そうか(笑)。コソッと行かなあかん。スパイやから「弾が足りひん」ってことにはならへんのに、バンバン撃ってたからなあ(笑)。普段のアクション感覚でやってたかも。

──あとは小林(恭介/18代目AD)さんが久々にサポートに登場されたのもファン的には嬉しいポイントでしたね。

有野 ああ、太った? って言うてもうた(笑)。

──10キロ以上太ったって(笑)。

有野 言ってた。課長は、あんまり気付いてなかったけど、社内でも噂になるくらい太ったみたいですね。それを、すごい気にしてるのが面白い(笑)。その感覚が若い子やな。来年は痩せる宣言してたから邪魔します。

『ゲームセンターCX』DVD第19弾が発売!!  有野課長に見どころをロングインタビュー!!

20年後に「クリアしたよ」を言うために

──『メタルギアソリッド』をやるって聞いたとき、「ついに、そこまでいったんだ」って感じがすごくしたんです。でも、実は20年ルールでいくと全然OKなんですよね(編集部註・『ゲームセンターCX』には「発売から20年経ったものはレトロゲームとして番組で扱っても良い」というルールがある)。

有野 発売から20年経ってるから。でも、あの頃でも、もうちょっと短いゲームとかありましたよね。さっと終わるようなゲーム。プレステの中でも。『メタルギアソリッド』って何枚組でしたっけ?

──2枚組ですね。それで言うと、絶対これは「有野の挑戦」ではやらないほうがいいですけれど、4枚組の『クーロンズゲート』っていう強烈なタイトルもありますけど(笑)。

有野 移動がちょっと気持ち悪いやつでしたっけ?

──そうそう、ぬるぬる移動するんです。僕、『クーロンズゲート』を作った方に取材したことあるんですけど、とにかく延々作ってたそうなんですよ。プレステの相当早い時期に発表されたんですけど、そこから延々作ってて、発売された頃にはみんな忘れてたっていう(笑)。

有野 どんなゲームか覚えていないなあ。

──RPGですね。香港の九龍城を舞台にしたRPG。

有野 ロープレやったか。移動のところしか覚えてないなあ。1日でクリアできんのかな?

──無理だと思います。絶対やらないほうがいいと思いますよ……って言いながら、個人的には『クーロンズゲート』、有野課長に挑戦してほしいですけどね(笑)。

有野 あとは『せがれいじり』とか来ないのかなって思ってるんですけどね。

──ありましたね、『せがれいじり』。『クーロンズゲート』『せがれいじり』って出ましたけど、他に同じ時代のゲームでやってみたいなっていうのはありますか?

有野 全然タイトル覚えてないけど、家の中のトラップを避けながらどっかに行かなあかん、みたいなゲーム。『ホーム・アローン』じゃないけど、家の中にいろんな罠が仕掛けられてて、それを避けながらどっかの部屋に行くような……。

──洋ゲーっぽいやつですかね?

有野 そうです。

──それは『ウエルカムハウス』ですね。

有野 ああ、それ! さすが編集長! 知ってるなー。

──ありがとうございます。でも、クソゲーですよ、それ(笑)。

有野 クソゲーなんかい(笑)。ほな、すぐクリアできるやつかな。

──いや、ゲームオーバーにならないどころか、とにかく死なないんですよ。基本設定が『トムとジェリー』みたいなカートゥーンなんで、何が起こってもアタマの周りにヒヨコがピヨピヨ飛ぶだけで全然へっちゃらという、すっごいシュールなゲームなんですよね。あとは、まさに20年前、有野さんがロケで太田出版にいらしたとき(編集部註・『ゲームセンターCX』記念すべき第1回放送、伝説のクソゲー『たけしの挑戦状』に挑戦することになった有野課長は同作の攻略本を出版した太田出版を訪問、『CONTINUE』編集長・林よりクリアの方法を伝授された)、僕、有野さんと『グランド・セフト・オートIII』の話をしたのを覚えてるんですよ。だから『グランド・セフト・オートIII』も20年なんですよね。

有野 そうなんや。

──あれこそ終わらないですから、絶対挑戦できないですけどね(笑)。でも、20年ルールがあるからこそ、どんどん可能性は広がっていきますね。

有野 ゲームって1回離れる時期があるから、やっとかないといけないと思って、また最近やり出してるんですよ。20年後に向けて新作の『ベヨネッタ』をやったりとか、『カービィ』をやったりとか。ちゃんとクリアしておこう、みたいな。「クリアしたよ」って20年後に言えるようにね(笑)。ブログにも証拠として書いといて。そのとき課長70歳やけど。

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