2021年のお笑い界は“完璧な世代交代の年”。コットン、M-1の手応えは「決勝全然無理じゃない」

2021.12.10
コットン(左:西村真二 右:きょん)

文=釣木文恵 撮影=長野竜成 編集=鈴木 梢


新たな関係性とネタを築きつつあるコットン。自ら認めるお笑い好きでもある西村真二に2021年のお笑い界を振り返ってもらった。そこからつながる自分たちの目標とは? そして、きょんが今年ひそかに抱えていた思いとは──。

【前編】芸歴10年目に改名したコットン「本当によかった」「メリットしかない」

賞レースにつながるようなライブを

──コットンさんは今月から主催のツーマンライブをスタートされるそうですね。

コットン西村真二
西村真二(にしむら・しんじ)1984年6月30日生まれ、広島県出身。AB型

西村 もともと、ツーマンライブに対する憧れがあって。先輩のダイヤモンドさんが主催されているツーマンライブを全部観ているんですけど、ダイヤモンドさんにも、ゲストの方たちにも緊張感があって気合いが入ってるんですよ。そこでかけたネタを賞レースに持っていったりもされていて。僕らもそういう、賞レースにつながるようなライブがやりたいと、そのライブを手がけていた無限大プロデューサーの河谷(忍)くんと一緒にやることになりました。

コットンきょん
きょん(きょん)1987年11月18日生まれ、埼玉県出身。AB型

きょん 河谷くんのイベントはいつもほぼ満席なんですよ。

西村 河谷くんの手がけるライブは内容がいいんです。

コットン(左:西村真二 右:きょん)

きょん 映像とかもカッコいいんですよ。芸人さんが舞台上にいないときから楽しませようという姿勢がすごく好きで。たとえばコントライブは、(指先を動かしながら)「トゥイン!トゥイン!シャン!シャン!ウィーン!……コットン!!」っていう映像で始まるんです。

西村 ……みなさん今日はありがとうございました! お疲れ様でした!

コットン(左:きょん 右:西村真二)
帰ろうとする西村、止めるきょん

きょん おい! 俺が今映像やってる途中でしょうが!!

西村 いや、なんか遊んでるのかなと思って。

──河谷さんはたとえばどんなライブを手がけているんですか?

きょん 今、僕らが出させてもらってるのは、えーと……河谷くんのライブ名、難しくて。コントのライブが、人格三角丸(じんかくさんかくまる)。

西村 これはヤバいぞ。

コットン(左:西村真二 右:きょん)
なんにも覚えてないきょん

きょん あ、仁丹三角丸!

西村 全然違う。

きょん 何あのタイトル、わけわかんない!

西村 『仁丹天丼丸三角(じんたんてんどんまるさんかく)』です。お前が言ってるのは船だよな。遠洋漁業かな? 漫才ライブのほうは覚えてる?

きょん えっと……縦型機長と、ボンチョウ女子?

西村 飛行機の機長のこと? 『三八紳士と緞帳淑女』な。

きょん 惜しいー!

コットン西村真二
なんにも覚えてないきょんを笑う西村

西村 どこがだよ!!

──(笑)。話を戻しまして、ツーマンライブ初回のゲストはニッポンの社長のおふたり。

きょん 僕、ニッ社さんの漫才もコントも本当に好きで。

西村 あれだけ勢いのある今のニッ社さんを呼ぶことで、自分たちにもプレッシャーがかかるじゃないですか。それくらい気合い入れたものにしたいなというのはあります。

きょん これからいろんなゲストを呼んで、いいライブにしたいですね。

お笑いウォッチャー西村が振り返る2021年のお笑い界

この記事の画像(全21枚)


関連記事

この記事が掲載されているカテゴリ

関連記事

『M-1グランプリ2021』ファイナリスト

【写真35枚】『M-1グランプリ2021』決勝進出者発表会見レポート「お笑いファンが高熱のときに見る夢みたいなメンツ」9組のコメント

コロコロチキチキペッパーズ

「ナダルの認知度は武器にもなるけど邪魔でもある」コロコロチキチキペッパーズが『M-1グランプリ』王者になるための課題

M-1グランプリ2021で非よしもと芸人は優勝できるのか

『M-1グランプリ2021』で非よしもと芸人は優勝できるのか?

ケビンス×そいつどいつ

ケビンス×そいつどいつが考える「チョキピース」の最適ツッコミ? 東京はお笑いの全部の要素が混ざる

「VTuberのママになりたい」現代美術家兼イラストレーターとして廣瀬祥子が目指すアートの外に開かれた表現

「VTuberのママになりたい」現代美術家兼イラストレーターの廣瀬祥子が目指すアートの外に開かれた表現

パンプキンポテトフライが初の冠ロケ番組で警察からの逃避行!?谷「AVみたいな設定やん」【『容疑者☆パンプキンポテトフライ』収録密着レポート】

フースーヤ×天才ピアニスト【よしもと漫才劇場10周年企画】

フースーヤ×天才ピアニスト、それぞれのライブの作り方「もうお笑いはええ」「権力誇示」【よしもと漫才劇場10周年企画】

『FNS歌謡祭』で示した“ライブアイドル”としての証明。実力の限界へ挑み続けた先にある、Devil ANTHEM.の現在地

『Quick Japan』vol.180

粗品が「今おもろいことのすべて」を語る『Quick Japan』vol.180表紙ビジュアル解禁!50Pの徹底特集

『Quick Japan』vol.181(2025年12月10日発売)表紙/撮影=ティム・ギャロ

STARGLOW、65ページ総力特集!バックカバー特集はフースーヤ×天才ピアニスト&SPカバーはニジガク【Quick Japan vol.181コンテンツ紹介】