SKY-HIへの感謝と恩返し
『THE FIRST』の放送を観ていると、オーディション参加者にとってSKY-HIの存在が大きな支えになっていることが伝わってきた。BE:FIRSTのメンバーにとって、SKY-HIはどんな存在なのか。印象に残っている言葉と共に聞いてみた。
LEO 常に「がんばって」ではなくて「がんばろう」と声をかけてくれるのが印象的でした。オーディション主催者という立場だけど、絶対に“with”なんですよね。常に一緒に歩みを進めていることが感じられたし、「この人は絶対に離れていかない」と思えたからこそ相談もできたし、安心してパフォーマンスに集中できた。そのちょっとした違いが、すごく大きかったように思います。
SOTA 感謝の数もすごく多くて、何に対してもいつも「ありがとう」と頭を下げてくれるんです。僕らが1回伝えても2回伝えられてしまうので、感謝や尊敬の意思表示で上回ることができなかった。相手に伝わるリスペクトや愛情表現の仕方も、学ばせてもらいました。
RYOKI 合宿最後の夜、僕らからSKY-HIさんに感謝の手紙を贈ったときも、すごく驚かされました。サプライズでメンバー10人が手紙を書いて読み上げたのに、SKY-HIさんは「ありがとう」から始まって、一人ひとりにメッセージを返してくれたんです。
JUNON 僕たちは手紙に書いたものを読み上げているのに、即興で考えた言葉を伝えてくれたんだよね。しかも、僕らより多いボリュームで。
RYOKI それを聞いて、改めてここにいられることの幸せを感じました。と同時に、SKY-HIさんに勝つにはどうしたらいいんだろうって(笑)。
LEO アーティストとしても、人としても、人生の先輩としても、学ぶことが死ぬほどある。
SOTA SKY-HIさんが掲げた夢を叶えるのが、一番の恩返しだと思っています。達成しないと、僕らの大好きなSKY-HIさんが下手したら笑われてしまう。どんなかたちであれ、僕らにはSKY-HIさんの夢を叶えなければいけない責任があるので、それを叶えたいし、叶えるしかないと思っています。
LEO 今の僕らは“社長FIRST”ですね。
目指すは、すべての“FIRST”
“世界に通用するボーイズグループを作る”を命題に結成されたBE:FIRST。スタートラインに立った7人は、“世界に通用するボーイズグループ”とはどのような存在だと捉えているのだろうか。
SOTA どんなシーンでも“埋もれた中から出る”ことが、今の時代には必要だと思っています。そのためには、“1から2”ではなくて“0から1”を大切にする必要があります。
MANATO 今までトップになってきた人たちと同じことを極めても、その人たちがトップにいることは変わりないので、僕たちは新しいものを提示しないといけない。
SOTA 日本人だからJ-POPをやるわけでもないし、流行っているからK-POPというわけでもないし、人口が多いからUSにおもねるわけでもない。僕らは新しい何かを作り出さないと世界には行けない、それはすごく感じています。
SHUNTO “BMSGっぽい”ということが、世界で通用するようになったら勝ちな気がします。
──K-POPとJ-POPのいいとこ取りではなく、オリジナルになるということですね。
SOTA 「かっこいいから真似してみよう」ではなく、BE:FIRSTだから合うものを探していきたいです。音楽性はもちろん、ビジュアルやコンセプトについてもそうですし。
RYOKI メンバーそれぞれが異なる音楽のルーツを持っていながらも、みんなで受け入れ合ってクリエイティブに反映できるのが僕らの強みです。それが結果的に新しいジャンルや楽曲、パフォーマンスになっていけばいいですね。みんなで違う“音楽”を持ち寄って、分かち合っているから、すごい爆発力になるというか。
SOTA 「このジャンルしか聴かない」というメンバーもいないよね。個性はトガっているけど偏りはないし、全員がすべての音楽を愛している。
LEO ジャンルに捉われたくないし、オンリーワンでありたい。全員がエース級のアーティストになって、それぞれの個性を伸ばしていくのが自分たちの理想です。
──合宿中に育まれたクリエイティビティが、より発揮されそうですね。
MANATO これまでグループってボーカルとダンサーが分かれていたり、クリエイティビティを発揮できる人が限られていることが多かったと思うんです。でも僕らは全員が歌って踊れるし、作詞・作曲も自分たちでできる。それは『THE FIRST』出身者としての強みですね。
RYUHEI 『THE FIRST』はオーディションでありながら育成プログラムなので、それぞれのクリエイティビティがちゃんと育てられているんですよね。自分たちでちゃんと作れるスキルがあるのは、世界を狙う上でいい方向に作用すると思います。自分たちで作った楽曲を人に届けて誰かが感動してくれた瞬間が、世界へ進んでいける新たなスタートになるんじゃないかな。
LEO BE:FIRSTのメンバーは、本当にすごいんですよ。服が大好きな人もいれば、本をたくさん読む人もいる。“音楽が好き”という想いは一緒だけど、それぞれが好きなものも違うので、なんでもできてしまいそうな気がします。
RYUHEI いろいろな“FIRST”になれたらいいよね。カルチャー面でもFIRSTで、チャートとしてもFIRST。色んな1位になるのが、僕らの目指すべきところです。
SOTA 色んなFIRSTを目指すための“BE:FIRST”だしね。
LEO 僕らは、BE:FIRSTのレベルマックスを追求しつづけていきます。見てくれている人にエンタテインメントを届ける気持ちも忘れず、理想の自分たちをずっと追い求めていきたいと思います。
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