すゑひろがりず・三島達矢「できることなら早くNGKの師匠がたみたいな生活をしたい」〜各々語り三島の巻〜



静岡愛され芸人・すゑひろがりず

──ロケはどうですか? ロケをするおふたりを見かけることが特に増えた気がしますが。

三島 それはね、ちょっと慣れてきたかもしれません。最初のころはロケもガチガチに台本読み込んで緊張してましたけど、最近は翌日がロケの仕事やと「あんなとこ行けるんや、お昼あれ食べれるやん」と楽しみになってきました。

すゑひろがりず・三島達矢
「すゑひろがりずのまいるまいる」はローカル番組の1コーナーながら、毎週総集編がTVerで配信されている

──静岡の夕方の情報番組『#ORANGE』(SBS)ではレギュラーのロケコーナー「すゑひろがりずのまいるまいる」が始まりましたし、先日は初の冠番組『すゑ様のお戯れ』が静岡朝日テレビで放映されました。最近、静岡での活躍が目覚ましいですね。

三島 本当にありがたいですよねえ。静岡の方って温厚でのんびりされてるんですよ。その県民性みたいなものが、僕らのこの芸風とか、僕の性格とかとなじむのかもしれないですね。「まいるまいる」はめちゃくちゃ楽しいです。スタッフの方とも気が合うし。

──だとすると、今はまだプレッシャーのほうが大きいというスタジオ収録も、そのうち慣れて楽しめるようになるかもしれないですね。

三島 そんな日が来るんですかねえ……。

すゑひろがりず・三島達矢
『すゑ様のお戯れ』(静岡朝日テレビ)は4夜連続で放送された。「南條とお互いふたつずつ好きなことしようと話して、僕は普段劇場でやっている『三島MCライブ』と『地獄変』(ななまがりとのライブ)をテレビでやりたいというのが実現しました」

高校時代は小説ばかり読んでいた

──「のんびりしているのがなじむ」と言われましたが、確かに三島さんからはのんびりとした雰囲気を感じます。

三島 ははは! 感じますか? これはもう昔っからです。親からも、女房からも「能天気」と言われています。

──昔から。高校時代はあまり友人がいなかった、というエピソードを聞いたことがありますが、そのころは?

三島 あまりというか、ゼロです。あのころは暗黒でした。一日誰とも会話しない日もあって。あそこでだいぶ自分の人生が変わった気がしますね。ちょっとひねくれた。中学までは人気グループの端っこくらいにはいたのに、高校ではまったくなじめず、まわりからむちゃくちゃ暗いやつと思われるようになって。「ほんまはぜんぜん違うのに」と本来の自分との乖離に悩んで、やることもないから小説ばっかり読んで。

すゑひろがりず・三島達矢
一番最近読んだマンガは『約束のネバーランド』。自身が小学校時代、イラスト・マンガ部で描いた作品は『燃えよパピヨン』

──どんな本を?

三島 入口は村上春樹さん。あとは乙一さんとか、舞城王太郎さんとか、ちょっと調べて面白そうだなと思ったものを片っ端から読んでました。

──最近も小説は読まれますか?

三島 もう全然読んでないですね。読みたい気持ちはあるんですけど……。さっき、稲ちゃん(アインシュタイン稲田直樹。三島とルームシェアをしていたこともある)とご飯食べてて、マンガの話になって。マンガも最近読めてないなって反省したとこです。僕、小説以上に自分がマンガに育ててもらったという感覚があるんですよ。小学校でイラスト・マンガ部にも入っていましたし。だからもっと読まないとなと思います。

──そういえば三島さんは、ドラマも詳しいですよね? YouTubeのドラマタイトルを和風変換する動画で、坂元裕二さん脚本の『anone』(日本テレビ)が題材になっていて驚きました。

三島 これは、女房の影響が大きいですね。女房がドラマ好きでよく観るので、一緒に観ているうちにハマってしまって。坂元裕二さんも大好きで、あの人のドラマが始まるってなったらもう毎週楽しみに録画して観てます。『anone』も、坂本作品の中ではそこまで大きく話題にならなかったですけど、好きで観てたんです。

「さあ、大喜利で勝負しようぜ」


この記事の画像(全23枚)


関連記事

この記事が掲載されているカテゴリ

Written by

釣木文恵

(つるき・ふみえ)ライター。名古屋出身。演劇、お笑いなどを中心にインタビューやレビューを執筆。

CONTRIBUTOR

QJWeb今月の執筆陣

酔いどれ燻し銀コラムが話題

お笑い芸人

薄幸(納言)

「金借り」哲学を説くピン芸人

お笑い芸人

岡野陽一

“ラジオ変態”の女子高生

タレント・女優

奥森皐月

ドイツ公共テレビプロデューサー

翻訳・通訳・よろず物書き業

マライ・メントライン

毎日更新「きのうのテレビ」

テレビっ子ライター

てれびのスキマ

7ORDER/FLATLAND

アーティスト・モデル

森⽥美勇⼈

ケモノバカ一代

ライター・書評家

豊崎由美

VTuber記事を連載中

道民ライター

たまごまご

ホフディランのボーカルであり、カレーマニア

ミュージシャン

小宮山雄飛

俳優の魅力に迫る「告白的男優論」

ライター、ノベライザー、映画批評家

相田冬二

お笑い・音楽・ドラマの「感想」連載

ブロガー

かんそう

若手コント職人

お笑い芸人

加賀 翔(かが屋)

『キングオブコント2021』ファイナリスト

お笑い芸人

林田洋平(ザ・マミィ)

2023年に解散予定

"楽器を持たないパンクバンド"

セントチヒロ・チッチ(BiSH)

ドラマやバラエティでも活躍する“げんじぶ”メンバー

ボーカルダンスグループ

長野凌大(原因は自分にある。)

「お笑いクイズランド」連載中

お笑い芸人

仲嶺 巧(三日月マンハッタン)

“永遠に中学生”エビ中メンバー

アイドル

中山莉子(私立恵比寿中学)
ふっとう茶☆そそぐ子ちゃん(ランジャタイ国崎和也)
竹中夏海
でか美ちゃん
藤津亮太

QJWebはほぼ毎日更新
新着・人気記事をお知らせします。