次世代ボーイズグループ「OWV」が語る、男の“色気”。本質的なセクシーさをまとい、次のステージへ

2020.12.26

2ndシングル『Ready Set Go』で仕かける、さまざまな“色気”

浦野秀太(左)と佐野文哉

1stシングル『UBA UBA』では、黒の衣装に身を包みスタートダッシュを飾った彼ら。このままパワフルなダンスナンバー路線で行くのかと思いきや、2ndシングル『Ready Set Go』で打ち出されたコンセプトは、なんと“色気”。一見攻めたコンセプトのようにも思えるが、OWVのメンバーからすると自分たちに結びつきが強いというが……。

OWV - 「Ready Set Go」Music Video

──2021年1月20日には、いよいよ2ndシングル『Ready Set Go』がリリースされます。

中川 20曲ぐらいあった候補の中から、選び抜いた3曲になります。この3つに絞るまではスムーズだったけど、表題曲をどれにするかはめちゃくちゃ悩んだよね。

本田 “セクシー”や“大人っぽさ”をコンセプトにすることは決まっていたけど、3曲とも違った魅力があるので。どの曲が表題曲に決まっても、おかしくなかったです。

──「Ready Set Go」は歌詞も色っぽいですよね。“前代未聞のKiss”とか「何それ!」ってなりました!

本田 僕らも、そこはキラーワードにしています。

浦野 想像しちゃいますよね(笑)。

本田 僕らも想像している途中だし……。全体としてセクシーな歌詞の中に、インパクトのある言葉が入ってくるのも魅力のひとつなのかなって思います。

浦野秀太(うらの・しゅうた)1997年生まれ、神奈川県出身

──曲がいきなりハイトーンで始まるのも、痺れますよね。

中川 「Ready Set Go」を表題曲にした一番の理由はそこだったりします。キーやメロディーがいいなって。

本田 結果的に自分たちの強みを打ち出せた曲に仕上がりました。

中川 「UBA UBA」は“かっこいいOWV”がコンセプトだったので、パフォーマンスで魅せる部分が多かったんですけど、今回は新しい魅力も引き出せたんじゃないかな。MVでもセクシーなダンスや表情を求められることが多かったので、ぜひ注目して観てください。

──「Na Na Na」は、歌詞を覚えるのが難しそうだなって思いました。

中川 レコーディングに、けっこう苦戦した曲ではありますね。ラップが多めだし、ほぼ英語なので。今回はレコーディングのときにネイティブの方をお呼びして、歌い方を教えていただきながら録ったんです。けっこうストイックに詰めていったので、前作よりもクオリティが上がっているはず。

──お気に入りのポイントはどこですか。

中川 最後のほうにある、本田君と文哉のかけ合いですね。

本田 そこ、僕も好きです。

中川 今までにない割り振りが魅力になってるんじゃないかなって。秀太のメインボーカルは、言うまでもないっていうか……。

浦野 気を遣っていただき、ありがとうございます(笑)。

佐野文哉(さの・ふみや)1997年生まれ、山梨県出身

──「Scattered」も歌詞がすごくいいですよね。

浦野 曲を最初に聴いたときは、歌詞が英語だったんですよ。ちなみにカツ君は、日本語に翻訳されてから好きな曲になったらしいです(笑)。

中川 それって、僕の番に自分で言うやつじゃない?(笑) 日本語にして、一段と魅力的になった曲だと思いました。改めて自分の口から言うと(笑)。それだけリリックがいい。

──“口移しで伝えるラテ”って!と興奮してしまいました(笑)。

本田 この歌詞も“前代未聞のKiss”のようなインパクトがありますよね。

浦野 「Ready Set Go」は男性側が強気だけど、「Scattered」は逆。攻めのOWVも受け身で待つOWVも味わえる一枚に仕上がりました。セクシーさもありつつ、危険さもありつつ……。

佐野 『UBA UBA』のときは、OWVの強みであるセクシーさをあえて外したんです。だから、今回は原点回帰。僕たちが表現したいことを、ここからぶつけていきたいと思っています。

本田 「あえて外した」っていうことは、文哉はセクシーさを努力して出そうとするんじゃなくて、普段からダダ洩れていると。

佐野 僕は、そのへんを調整できるんですよ。セクシーコントロールができるので(笑)。

“セクシー”はOWVの本質

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