「すゑひろがりずは完全に予想外でした」<シリーズ大宮セブン#3>「大宮ラクーンよしもと劇場」覚野公一支配人


全国ツアー、映画……野望はいくらでも

──卒業に関する話もありましたが、まずは今の大宮セブンについて、支配人はどんな展望を持っていますか?

覚野 彼らとやりたいことはいっぱいあるんです。着任したときからずっと思ってるのは、大宮セブンの全国ツアー。NGK、ルミネ、札幌、福岡……。ただみんなでうまいものを食べにいきたいだけなんですけど(笑)。コロナが落ち着いたらやりたいんですけどね。それが大宮の劇場の宣伝にもなるし。

──こうしてライブ配信で全国に認知されている今なら可能なのでは?

覚野 ただ、大宮と同じ感覚でコーナーをやって受け入れられるかどうか……。あとは単純に僕、映画が好きなんで、クラウドファンディングで資金を集めて、大宮セブンの映画を撮りたいです。ショートムービーみたいなやつ。まあそれも結局、ゆるいものになるでしょうけどね。

──それは楽しみです。この先、大宮セブンについて初期から所属されているGAGの福井(俊太郎)さんにもお話を伺います。(編集部注:先行公開済

覚野 僕より福井のほうが詳しいんで、ぜひ営業の話とか聞いてやってください。オートバックスの話とか。

──スーパーオートバックス大宮バイパス。

覚野 店長さんがお笑いを好き過ぎて、とうとう店内に劇場を作ったお店です。大宮の芸人たちはあそこでもかなり鍛えられていると思います。

──大宮には鍛えられる場所がたくさんあるんですね。大宮の皆さんが強い理由が少しわかってきたかもしれません。

覚野 ほんまですか? わからないほうがいいと思いますよ。謎は謎のままのほうが、追いかけがいがありますからね。

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