2020年6月15日、突如始動が発表されたステージクリエイトプロジェクト「円神-エンジン-」。2019年に社会現象を起こしたアジア最大級のオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』元練習生9人が中心となって立ち上がった、“歌×ダンス×芝居”で魅せる新しいステージとなっている。
今回は「円神-エンジン-」の始動を記念したインタビューを決行。前編では熊澤歩哉、中林登生、草地稜之、山田恭、瀧澤翼の5人に話を聞いていく。『PRODUCE 101 JAPAN』を経て、「やっとスタートラインに立てた」という赤裸々な思いを語ってもらった。
生で感じた気迫
――“憧れの存在”を通して、みなさんの目指している姿や将来のビジョンなどについて、お伺いできればと思います。では、まず山田さんからお伺いできますか。
山田 俳優として憧れているのは、綾野剛さんです。イケメンなのはもちろんですけど、雰囲気や色気もあってかっこいいですよね。演じるときも役に入り込んでいて、尊敬します。アーティストとしては、嵐さんが好きです。ライブにも5回ほど遊びに行ったんですけど、すごく衝撃を受けました。
草地 僕は独特の雰囲気を持っている俳優さんに憧れます。藤原竜也さんや小栗旬さんは、役にハマりつつも独自の世界観を持っていてすごいなって。アイドルで憧れているのは、SMAPさん。個性も役割もあるのにアットホームで、見ている側を和ませてくれる。そういうユニットを目指したいです。
――中林さんは、いかがですか。
中林 『プロポーズ大作戦』を観てから憧れている、山下智久さんです。ステージに立ってもドラマに出ても、超一流というか。何をやってもかっこいいですよね。
熊澤 僕はキャラクターを演じつつ、自身でも表現できる人はいいなって思いますね。わかりやすいところでいくと、『ラブライブ!』や『うたの☆プリンスさまっ♪』の役者さん。

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――声優をされていたときも、そういう方に憧れていたんですか。
熊澤 そうですね。でも、一番やりたいのはゲーム『テイルズ オブ』シリーズです。声優を目指したきっかけの作品なので、いつかは出たいですね。
――瀧澤さんの“憧れの存在”は、どなたですか。
瀧澤 パフォーマンスの面だと、韓国のBTSさん。メンバーそろってユニゾンで踊っている姿の一体感がすごくて、とても憧れています。ライブDVDを何回も観ているくらい! 俳優業の面だと、藤原竜也さんと松田翔太さん。藤原さんは本当に目力が強くて、セリフがないシーンでも何かを訴える気迫があり圧倒されます。『ムサシ』という舞台を観に行ったときに、彼のすごさを生で感じて。「僕もこういう俳優さんになれたら」と、演じる楽しみも広がりました。
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