熱い男からの“ラブレター”
──さらに、「Love Letter」はEIKIさんが作詞に携わっています。
EIKI メンバーへの感謝や愛を書きました。なによりもメンバーに喜んでもらえるような曲にしたかったんです。まずは完成できたことがすごくうれしいです。この7人の次はMUZE(MAZZELのファンネーム)のみなさんへ、そして世界中に愛を渡していきたい。愛を象徴できるような一曲になればいいなと思います。
──ちなみに作詞はどんな場所で行ったのですか?
EIKI サビは自分の家のお風呂です。でもほとんどはSKY-HIさんの家で、たくさん話しながら一緒に作りました。
KAIRYU メロディの一部はEIKIが考えたりしているんだよね。
EIKI そうだね。
KAIRYU EIKIらしさ全開で、EIKIのまっすぐな心が僕たちにビシビシ伝わってくる楽曲です。EIKIは普段からまっすぐなので、いつも伝えてくれていることを改めて曲でもらった感じです。
RAN EIKIがこれまでインスピレーションを受けてきた音楽が出ていると思うし、EIKIは本当に音楽が大好きなんだなっていうのが歌っていて伝わってきます。それを僕たちが歌うことで、愛のメッセージとしてMUZEのみなさんに伝えることができるんです。本当に素晴らしい音楽ができました。
RYUKI 僕はEIKIに「やばい曲だね」ってLINEしました。EIKIは熱い男で、ストレートな部分が魅力です。かっこいいことを言おうとしてちょっと曲げた言い方をする人もいると思うんですが、EIKIはまっすぐに感じたことをそのまま伝えてくれるんです。
HAYATO レコーディングのときにEIKIが隣にいてくれて、「こう思ったからトム(HAYATO)のパートなんだよ」って横で作詞した意味を教えてくれました。そのおかげで、より気持ちが乗っていい曲になりました。EIKIに感謝です。
SEITO EIKIは歌詞の意味をメンバー一人ひとりに当て書きしてくれているので、僕のパートだと、今までいろいろ傷を負ってきたことが歌詞になっています。レコーディング中は、「本当に報われてよかったな」って心から思いながら歌えました。
NAOYA EIKIからみんなに直々に手紙をもらって、そのあとに「もう1通、手紙があります」と言われて、その場で「Love Letter」という曲を初めて聴いたんです。そのとき、本当に感動したのを覚えています。これからもそのことを思い出しながら、大切にしていきたい曲です。
TAKUTO NAOYAが言ったように、手紙を一人ひとりもらったときは、「なんて男だ、この人は……!」と鳥肌が立ちました。最初にデモで「Love Letter」を聴いたときは全部EIKIの声だったのですが、僕にはそれがすごく刺さって。それぞれのパートでも、どうしてこのパートが僕なのか、歌詞の想いを伝えてくれて。EIKIみたいなメンバーがいてくれるからMAZZELがいい方向に向かっていけるんだ、と思います。僕にとっても特別な曲になりました。
2024年、それぞれの決意
──2024年、個人的に「ここを伸ばしたい!」ということがあれば教えてください。
TAKUTO 僕は個人的にはやっぱり歌唱、ラップをがんばりたいです。この前、SKY-HIさんにも「たっくん、すごい伸びたね」と言っていただきました。もっとSKY-HIさんに褒めてもらいたいし、自分でもスキルアップしたいです。
NAOYA 僕は楽しむことを忘れないことです。うれしいこともたくさんあるんですが、大変なこともたくさんあって。だから8人でいるときはとにかくずっと楽しくいたいし、楽しめるようになりたいなって。それが僕の願望です。
HAYATO 僕は表現力をもっと伸ばしたいです。表現の面ではNAOYAが上手なので、いつも吸収しようとしています。「ナオ越え」ができるようにがんばりたいです。
RYUKI 2024年、僕は世界に通用できるようにがんばりたいです!
RAN 僕は自分磨きです。表現者として、外見も、内面も磨いて自分を表現していきたい。歌も、ダンスも、モデルとかもそうですし、自分をもっとよく見せる力を伸ばしていきたいです。
EIKI 僕はライブに力を入れたいです。僕たちがライブで全国を回って、このアルバムを直接届ける役割があるので、それをきちんと果たしたいです。
──EIKIさん、HAYATOさんはStationhead(音声配信アプリ)の配信で、「配信のとき、声が小さくてテロップに拾われない」と話していましたが、トーク面はいかがですか。
HAYATO&EIKI トーク、がんばりたいです!
NAOYA 僕もトーク力を磨きたくて、今年は積極的に司会をがんばりたいです!
HAYATO ナオ、できるかな……(笑)。
SEITO 僕はやっぱり「カイセイさんぽ」(MAZZELのYouTubeチャンネル内で更新されているKAIRYUとSEITOの街ブラ企画)ですかね、一番は。いつかは地上波を目指しているので。
RAN それが一番なの?(笑)
KAIRYU 俺はそれで大丈夫やけど(笑)。
SEITO やっぱり違います(笑)。僕は一人ひとりが、歌唱もラップもダンスも、もっとオールラウンダーになっていけるようになれたらいいですね。
KAIRYU 僕も、もちろん全部がむしゃらにやりつつ、去年は置かれている状況に対して、変に気負ってしまったりして、音楽の本質みたいなところを忘れてしまう時期もありました。だから2024年は、そういうことにもこだわりつつ、僕自身が楽しみたい。そうしないとみんなを幸せにできないし、どの仕事もうまくいかないと思うので。いい意味で自己中にエゴを出して、自分のことを優先的に考えていきたいです。
MAZZELメンバーの個性に迫る一問一答
・HAYATOへの一問一答
Q:ディズニーやK-POPがお好きなHAYATOさんですが、もしMUZEやメンバーと一緒にカラオケに行ったとして、今一緒に歌いたい曲を教えてください。
A:カラオケだったら「雪だるまつくろう」。すごく好きだし、『アナ雪(アナと雪の女王)』10周年でもあるので。
・EIKIへの一問一答
Q:読書家で知られているEIKIさんですが、今、読みたい本を教えてください。
A:最近、忙しくてあまり本を読めてないんですけど……買ったのに読めていない『アルジャーノンに花束を』を早く読みたいですね。
・KAIRYUへの一問一答
Q:KAIRYUさんといえば美しい歌声。その歌声のために、日々、努力していることはありますか?
A:長年(歌うのが)すごく好きで、これまで培ってきたものを発揮している感じで、歌に関してのトレーニングは基礎的な部分以外は特にしていないです。でも、デビューする前は毎日、一番自分が努力していたんじゃないかってくらいストイックにやっていたので、それが今、発揮できています。
・SEITOへの一問一答
Q:鶏料理がすごくお好きというSEITOさんですが、今冬、一番おいしかった鶏料理を教えてください。
A:やっぱり塩コショウで焼く、シンプル鶏肉ですね。ちょっと柚子強めのポン酢につけるのが一番おいしいです。日々、食べてます。
・RANへの一問一答
Q:ラジオネーム「梅はうめぇー」のRANさんですが、今、一番好きな梅系の食べ物を教えてください。
A:「梅ねり」っていうお菓子が一番好きです。硬いチューイングキャンディみたいなお菓子なんですが、中学のころからずっと食べてます。これが今でも一番ハマってますね。
・NAOYAへの一問一答
Q:「ナオティアン・ワールド」とはどんなワールドなのか、言語化していただけますか?
A:えっと、NAOYAが輝く瞬間のことです。僕が一番輝いているときの世界。……意味はないです(笑)。
・TAKUTOへの一問一答
Q:きれい好きで知られているTAKUTOさんですが、お気に入りの掃除グッズはありますか?
A:特別なものは使ってないんですが、お気に入りの掃除機。これは必須です。MAZZELになってすぐ、ちょうど1年くらい前から使っています。
・RYUKIへの一問一答
Q:2024年、筋トレで鍛えたい部位を教えてください。
A:二頭筋も鍛えたいんですが、やっぱり腹筋ですね。パフォーマンス中にどうしてもチラッと見えることが多いので、その瞬間のためにつけたいです。
MAZZEL
(マーゼル)2023年5月、シングル『Vivid』でデビューした8人組ダンス&ボーカルグループ。幸福を意味する「Mazel」に迷路「Maze」と情熱「Zeal」をかけ合わせたグループ名には、迷路から抜け出すための出口に向けて情熱を燃やし、幸福をつかみとって人々に渡していくグループになるという意志が込められている。8都市9公演の全国ツアー『MAZZEL 1st One Man Tour 2024 “Join us in the PARADE”』が6月からスタートする
2024年4月12日(金)より発売となる『クイック・ジャパン』vol.171では、本稿には掲載されていない「2年目の野望」をMAZZELが語ったインタビューを収録! ぜひ手に取ってチェックしてほしい。
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MAZZEL 1st Album『Parade』
発売日:2024年3月20日
【通常盤・初回プレス】
価格:¥3,300(税込)
【CD収録曲】
01. Parade
02. Carnival
03. K&K
04. Waterfall
05. CAME TO DANCE
06. LIGHTNING
07. Fire
08. Ain’t no fun
09. Fantasy
10. 1st Date
11. Holiday
12. ICE feat. REIKO
13. Love Letter
14. Vivid
15. MISSION(Re-recorded)
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