SEVENTEENメンバーも虜にする、SEUNGKWAN(スングァン)の多彩な魅力。その“圧倒的愛され力”の理由とは?

2023.10.19

(P)&(C)PLEDIS Entertainment

文=紺野真利子 編集=菅原史稀


日本では9月26日よりNetflixで配信中の、韓国の頭脳サバイバルゲーム番組『悪魔の計略 ~デビルズ・プラン~』。日本でも「おもしろい!」「続きが気になる」と話題沸騰中。その内容は、弁護士、医師、YouTuber、プロゲーマー、俳優、アーティストなどさまざまな職業の12人のプレイヤーが7日間の合宿をして、知力と戦略を駆使した頭脳ゲームを繰り広げる……といったものだ。

本作に、K-POPグループからたったひとり参戦している注目メンバーをご存じだろうか。誰に対しても壁を作らずフレンドリーで優しく、ほかの参加者たちからも大変愛されている魅力たっぷりの好青年。彼こそが、SEVENTEENのメインボーカル、SEUNGKWAN(スングァン)である。

実際にこの番組を観て、SEUNGKWANのことが気になった方も多いのではないだろうか。そんな方々にさらに沼にハマってほしいので、今回はSEUNGKWANの魅力についてたっぷり紹介していきたい。

ボーカル力は、K-POP界でもトップクラス!

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SEVENTEENは13人組という大所帯グループで、人数の多さを活かした迫力のあるパフォーマンスが魅力のK-POPグループだ。10月23日には11th Mini Album『SEVENTEENTH HEAVEN』をリリース予定だが、なんと先行注文数が467万枚を突破するという驚異的な数字を記録した。

そんな世界的人気を誇るSEVENTEENの、ボーカル面を牽引しているひとりが、SEUNGKWANだ。歌もダンスも高レベルな13人の中でも、彼の歌声はいつまでも聴いていたいほど美しい。K-POP界でもトップクラスだと思う。楽曲に合わせて声色や抑揚を自在に変化させ、表情をコロコロ変える歌声は、どんなジャンルの曲でもマッチする。特にSEUNGKWANの伸びのいい高音は本当に聴いていて気持ちいい。

しかも生歌でも「え、音源流してる?」と思わず勘違いしてしまうほど、まったくブレない。それどころかもはや音源よりうまいとすら思う。ぜひ生で聴ける機会があれば、ぜひ聴いてみてほしい。聴くだけで自然と涙が出てきてしまうほど感動する。

圧倒的トーク力にも定評が

さらにSEVENTEENは音楽面だけじゃなく、バラエティ面でも高く評価されており、韓国では抜きん出たバラエティ感覚を持つグループとして多数のバラエティ番組に出演して活躍するほど全員がそれぞれおもしろい。以前SEVENTEENのバラエティ力についてもコラム(前編後編)を書かせてもらったが、その中でもグループ随一のバラエティ担当といわれているのが、SEUNGKWANだ。

こんなにおもしろい集団の中でもトーク力は圧倒的。いや、おもしろい集団の中で揉まれてきたからこそ、トーク力が磨きに磨かれたのかもしれない。なんせSEVENTEENは全員がしゃべりまくるのだが、その中でもいかにおもしろい発言ができるかどうかを勝負している節がある(※彼らはアーティストです)。

老若男女を魅了する愛嬌

またSEUNGKWANは、誰にでも好かれる愛嬌も持ち合わせているため、バラエティ番組にも引っ張りだこ。個性派ぞろいの『悪魔の計略 ~デビルズ・プラン~』でも、すぐにまわりに溶け込んでいた。

消灯の時間になった際、年上の女性参加者に「暗いともっと美人ですね」とサラリと言っていたのを筆者は見逃していない。彼の愛嬌とトーク力は老若男女を魅了しており、韓国の人気プロデューサー、ナ・ヨンソクPDもSEUNGKWANにすっかりハマっている模様。ナPDの人気バラエティ番組『出張十五夜』では、助っ人としてMCを任されていたほどだ。今回の『悪魔の計略』然り、バラエティ番組にSEVENTEENを代表してSEUNGKWANが出演することは、グループの知名度を上げたり、新規ファンを獲得することにも大きく貢献しているはず。そういった面でも彼は、SEVENTEENにとってなくてはならない存在だ。

歌もダンスも上手で、さらにバラエティ力と愛嬌もある。これだけでもSEUNGKWANが最高のアーティストだというのがおわかりいただけると思う。

かっこよさとかわいさのギャップが沼

しかしさらに彼は、かっこよさとかわいさの両方を併せ持っているから恐ろしいのだ。バチバチに踊るダンス曲でクールな表情を見せてCARAT(ファンネーム)を沼に落としたかと思えば、MCではメンバーに上目遣いで甘えてみせたりする。さすが、“SEVENTEENの姫”と呼ばれているだけのことはある。

そんなSEUNGKWANにメンバーもメロメロになっていることが多い。また、年々ビジュアルの進化が止まらないが、きっと裏で相当努力しているんだろうなと思う。そんなストイックな一面も素敵だ。リアリティ番組『IN THE SOOP SEVENTEEN ver.』では、メンバーとお腹いっぱいおいしいものを食べた翌朝、「なんであんなに食べちゃったんだろう……」としょげながらランニングしている姿があった。

しかしCARATはSEUNGKWANがおいしい物を幸せそうにたくさん食べている姿を見るのが大好きなので、これからもお腹いっぱい食べてほしい。

多彩な魅力で人々を救う

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最後に、CARAT想いな一面についても挙げたい。先日行われたWeverse Liveでは、活動を休止していたSEUNGKWANがその期間中にどんなことを考えていたのか、CARATからの言葉をどのように感じていたのかを、率直に話してくれた。

本来ならば心に留めておいていいはずの話だし、休んでいた当時のことを思い出すだけでもつらかったかもしれない。にもかかわらず、SEUNGKWANはこうしていつも気持ちの共有をしてくれる。それはCARATにとって本当にうれしいし、ありがたい。

「CARATの存在が本当にありがたい」と常に言ってくれるが、それはこちらのセリフだ。SEUNGKWANの歌声やパフォーマンス、おもしろいトークや愛嬌に、いったいどれだけの人が救われているのだろうか。ちなみにこのWeverse Liveでは、突然BTSのJUNGKOOKとASTROのチャ・ウヌから電話がかかってくるという事件もあった。「なんとジョングギヒョン(ヒョン=男性が歳上の男性を指して使う韓国の言葉)が僕に会いたいって!」「さっき電話をかけてきたヒョンは、ウヌヒョンです!」と、CARATにうれしそうに自慢してくるSEUNGKWANも大変かわいらしいので、ぜひ配信を観ていただきたい。メンバーだけじゃなく他グループのヒョンたちからもかわいがられてすっごくうれしそうなSEUNGKWANを見ているだけで、こちらも笑顔になってしまう。

これだけ書いたのにまだまだ魅力は書ききれない。知れば知るほど、どんどん大好きになれるSEUNGKWAN。今後もSEVENTEENとしても個人としても、幸せに元気で活動してほしい。それがCARATの共通の願いだと思う。

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紺野真利子

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紺野真利子

エンタメ系ライター。俳優、アイドル、声優などのインタビュー記事やK-POP関連のコラムなどを執筆中。

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