新たな角度と言葉からラップミュージックに迫る文筆家・つやちゃんによる、ラップと漫才というふたつの口語芸能のクロスポイントの探求。『クイック・ジャパン』と『QJWeb』による合同連載「扇動する声帯──ラップと漫才の時代」Chapter9。 ※この記事は『クイック・ジャパン』vol.165に掲載のコラムを再構成し転載したものです。 Chapter9「ブレイクの意味、ブレイクのリズム」 たとえばOZROSAURUSが女性への愛をてらいなく綴った曲「Hey Girl」の冒頭で、「ホントの愛かは分からねえ」を「ホントの愛/●/かは分からねえ」と切
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