「アイメイクは水彩色鉛筆」「全長2mの大型銃の造形」美女レイヤーたちが明かしたコスプレのこだわり
11月25日~27日に幕張メッセで行われた『東京コミコン2022』に集結したコスプレイヤーたちの写真&コメントをお届けします。
コスプレイヤーに聞いた“こだわりポイント”
マンガ、アニメ、ゲーム、映画など、日米のさまざまなポップカルチャーを扱う大型イベントであり、3年ぶりの“リアル開催”という点でも注目された『東京コミコン2022』(会場:幕張メッセ)。
海外からセレブゲストを招いてのトークステージや各種ライブ、さらには国内外の多数のアーティストが作品を出展するアーティストアレイなど、見どころ満載となった同イベントには、大勢のアメコミファンが集結。11月25日~27日の3日間で約7万人が来場する盛り上がりを見せた。
そんな『東京コミコン2022』のもうひとつの見どころといえるのが、会場を彩ったハイレベルなコスプレイヤーたち。友達同士で誘い合わせて参加していたレイヤーグループも多く、各所で写真撮影や交流を楽しむ姿が見られた。本記事では、そんなコスプレイヤーたちの写真と共に、それぞれの衣装に対する“こだわりポイント”を紹介していく。
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「ハーレイ・クインの独特の雰囲気を表現したかったので、メイクの発色にはこだわりました。特に左目周辺の青いメイクは、普通のアイシャドウではなかなかいい色にならなくて……。鮮やかなブルーにしたかったのでいろいろ試して、水彩色鉛筆で発色よく仕上げてみました。それとウィッグでは、ツインテールの位置にも気をつけました。ちょっとでも高さや位置がズレると印象が大きく変わってしまうので、そこもこだわったポイントです」(『スーサイド・スクワッド』ハーレイ・クイン/深月風香さん)
「今回の衣装は『不思議の国のアリス』に登場するハートの女王をイメージしたモノになります。撮影用のブースが黒壁だったので、赤い装飾のほうが写真映えするな……と思い、こちらの衣装にしてみました」(オリジナル衣装/シイナエリカさん)
「普段から衣装や小道具は自作で用意していて、こちらの大型銃も自分で作成しました。2メートルくらいありますが、片手で持てるように軽い素材で作っているので、どんなポーズにも対応できます。それと今回の衣装は“サイバーガール”がテーマのオリジナルコスプレなんですけど、全体的にモノクロでまとめて、蛍光色の黄色が目立つように仕上げました。シルエットをきれいに見せたかったので、足が長く見えるようにデザインしたのもこだわったポイントです」(オリジナル衣装/茶村めだかさん)
「衣装や装飾は既製品ですが、“ただ着ているだけ”にならないよう気をつけました。こだわったのは、全体的に微調整を加えて、身体にフィットするように仕上げたところです」(『マイティ・ソー』ジェーン・フォスター/マリマリさん)
「ただ衣装を用意するだけでなく、胸板を厚くするなど、見栄えをよくするために身体もしっかり鍛えました。今後もいろんなアメコミキャラのコスプレに挑戦したいので、身体作りは継続します!」(『キャプテン・アメリカ』キャプテン・アメリカ/ねこ兄さん)
ちなみに同イベントのグランドフィナーレでは、2023年5月5日~5月7日にかけて『大阪コミコン2023』が開催されることも発表された。少し先になるが、こちらも大勢のアメコミファンやコスプレイヤーが駆けつけ、賑わうことが予想される。
また、コスプレが楽しめる大型イベントとしては、年末に『コミックマーケット101』(12月30日・31日、東京ビッグサイトにて開催)も控えている。こちらの開催時は、どのような作品のコスプレに人気が集中するのか? そうした点にも注意しながら、最新のアニメやコミック、ゲーム、アメコミ作品などをチェックしておき、会場で答え合わせをするのもおもしろそうだ。