チャートだけじゃない!パフォーマンスでも音楽ファンを魅了するBE:FIRST
さて、デビューから1年余りで紅白出場を果たすこととなったBE:FIRSTの話に戻ろう。2021年11月3日にデビューしてから、というよりもメンバーが決定した2021年8月のプレデビューの段階から、彼らの勢いは凄まじかった。
2021年8月16日に公開されたプレデビュー曲「Shining One」のMVは、YouTubeで公開されてからわずか2週間で1000万回再生を突破。デビュー曲「Gifted.」のMVも公開から1カ月経たずして1000万回再生を達成し、各種音楽チャートで40冠を獲得。さらに、2022年3月にデジタルリリースされた「Bye-Good-Bye」では、自身初となるストリーミングの累計再生回数1億回を突破し、『第64回 輝く!日本レコード大賞』にて優秀作品賞を受賞している。
日に日に増していく存在感は、なにもチャートに限ったことだけではない。今年の夏には「日本3大フェス」と呼ばれる『FUJI ROCK FESTIVAL』『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』『SUMMER SONIC』に出演。そのほかにも『VIVA LA ROCK』や『MTV LIVE MATCH』、『Rolling Stone Japan LIVE 5th ANNIVERSARY SPECIAL』などで堂々たるパフォーマンスを披露し、圧倒的な実力を示していた。
その甲斐もあって、ワンマンライブのチケットは入手困難の状況がつづいている。現在行われている17都市29公演を回る全国ホールツアー『BE:FIRST 1st One Man Tour “BE:1” 2022-2023』のチケット倍率も高く、当落の発表日にはBESTY(BE:FIRSTのファンネーム)の喜びや悲しみの声がSNSに並ぶように。ステージ上のパフォーマンスでも、BE:FIRSTが多くの人々を魅了している表れといえよう。
「クオリティファースト・クリエイティブファースト・アーティシズムファースト」を胸に、世界へ
飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進をつづけるBE:FIRST。ファンダムを中心とした局所的な人気から脱し、お茶の間に広く知れ渡るのも時間の問題だ。そして、その道は世界へとつづいていく。
バックストリート・ボーイズやBTSがボーイバンドとして世界で名を轟かせてきたように、BE:FIRSTも世界の第一線で活躍していくことだろう。オーディエンスにも業界にも媚びることなく、「クオリティファースト・クリエイティブファースト・アーティシズムファースト」を貫くまっすぐな姿勢は、この1年だけでも音楽やエンタテインメントを愛する人の心を一直線に打ち抜いてきたのだから。
まずは『紅白歌合戦』でのパフォーマンスを楽しみにすると共に、引きつづき彼らの信念の詰まった表現に期待したい。
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