『異世界おじさん』から『遊☆戯☆王』ブラック・マジシャン・ガールまで!『ワンフェス2022[夏]』コスプレレポート

2022.8.4
『ワンダーフェスティバル2022[夏]』コスプレレポート

文・撮影=ソムタム田井 編集=森田真規


世界最大規模の造形・フィギュアの祭典として知られる『ワンダーフェスティバル(略称:ワンフェス)』。7月24日には、その最新回に当たる『ワンダーフェスティバル2022[夏]』が幕張メッセにて開催。大勢のサブカルファンが駆けつけ、会場は大盛り上がりとなった。そんな『ワンフェス2022[夏]』の盛況ぶりを、“コスプレ”にクローズアップするかたちで紹介していく。


『ワンフェス2022[夏]』でコスプレイヤーに聞いた“衣装のこだわり”

そもそも『ワンフェス』とは、プロ・アマチュアを問わず、製作者であれば誰でも造形物を出展・販売することができる大型イベントで、1984年にプレイベントが初開催。そこから徐々にサブカルファンの間で話題になり、1992年には造形メーカーの海洋堂が主催を引き継ぐことに。

『ワンフェス2022[夏]』でもその精神は受け継がれていて、各種模型から特撮やアニメのキャラクターフィギュア、さらには武器や装飾品のレプリカといった、さまざまなアイテムが展示。製作者と直に話をしつつ、商品の購入や写真撮影を楽しめるところも、同イベントに参加する上での醍醐味として広く知られている。

近年では大手企業も多数参入していて、多彩な企画を行うためのオフィシャルステージも設置。今回も豪華声優陣&アニソンシンガーによるライブや、人気アニメの制作陣によるトークショーなどが実施され、好評を博していた。

そんな『ワンフェス』のもうひとつの見どころが、屋外に設けられた“コスプレエリア”。同イベントの主旨に合わせて“装飾品の造形”にこだわった参加者が多く、新旧さまざまなアニメ、ゲーム、コミックのキャラクターたち(に扮したコスプレイヤー)が集結。その中の数名に、衣装の“こだわりポイント”を聞いてみた。

「一番こだわったのは太ももの食い込み具合です。キャラクターのムチッとした感じが出るように、衣装のサイズなどを調整してみました」(バーチャルYouTuber・宝鐘マリン/望月もち子)

バーチャルYouTuber・宝鐘マリン/望月もち子さん
バーチャルYouTuber・宝鐘マリン/望月もち子さん

「小道具ですね。もともとセガの大ファンで、家にはソニックのぬいぐるみのほか、同社のゲームハードやソフトが大量にあって。ゲームギアも自前で、衣装やウィッグも含めて、テレビアニメの放送の翌日には一式用意できました」(『異世界おじさん』おじさん[エルフver.]/NRK the Hedgehog)

『異世界おじさん』おじさん(エルフver.)/NRK the Hedgehogさん
『異世界おじさん』おじさん(エルフver.)/NRK the Hedgehogさん

「大好きなキャラクターで、これまでにも別バージョンの衣装のコスプレはしたことがあるんですけど、今回は“造形・フィギュアの祭典”ということもあって、フィギュアで発売されたバージョンの衣装を用意しました」(『攻殻機動隊』草薙素子[ハードディスク]/AYASAMA)

『攻殻機動隊』草薙素子(ハードディスク)/AYASAMAさん
『攻殻機動隊』草薙素子(ハードディスク)/AYASAMAさん

大盛況のうちに終了した『ワンフェス2022[夏]』につづいて、今年の夏は『世界コスプレサミット2022 ~20th Aniversary~』(8月5~7日、愛知県名古屋市内・オアシス21などで開催)や『コミックマーケット100』(8月13・14日、東京ビッグサイトにて開催)など、コスプレも楽しめる大型イベントが続々と開催される。

また少し先だが、2023年2月12日には『ワンダーフェスティバル2023[冬]』の開催も決定している。果たして、これらの会場ではどのような作品のコスプレに人気が集中するのか? 非常に気になるところだ。

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ソムタム田井

(そむたむ・たい)ライター兼カメラマン。コスプレ文化の研究家として、『ORICON NEWS』『まんたんウェブ』『WebNewtype』『ファミ通.com』『Movie Walker』など、多数のWEBサイトや書籍に寄稿。コスプレイベントの企画やキャスティングを担当しつつ、世界コスプレサミット『Co..

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