有吉が独断と偏見で選ぶ『有吉の壁』2021年優勝者はチョコプラに(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

【関連】有吉弘行「スベってもいいじゃん」。『有吉の壁』で送る若手芸人へのメッセージ


『有吉の壁』

新作は「有吉の壁 修学旅行in熱海」。チョコプラ企画の監視カメラを使った「修学旅行のひとコマ選手権」では、マヂカルラブリー野田はモノポリーをやろうと村上を誘うも、村上は素っ気なく断るという前回同様の片思いBL風コント。

これに有吉は「勇気づけてやってくれ」と錦鯉・長谷川を向かわせる。“いいヤツ”な長谷川が一緒に遊ぼうと遊び始めるが、そこに村上が「やっぱやろうかな」と入ってくる。が、長谷川とやっているのを見て去っていき頭を抱える野田。それを見て長谷川も頭を抱える。切ない。

別のカメラでは、大浴場で安村が「市立ペンギン高校」と称してペンギンになって床を滑ったりして遊んでいる。そこにみちおを向かわせる有吉。再び野田の部屋のカメラを見ると、野田がいなくなって村上と長谷川が遊んでいる。そこに野田が戻ってきて一緒に遊ぼうとするも「3人ならいいよ」と村上が去ってまた頭を抱えるふたり。

大浴場の「ペンギン高校」には加賀も参加してさらにカオスな状態に。野田の部屋には、ひるちゃん投入。「枕投げしようぜ」とフランクに絡み、一緒に遊び出すが、そこに長谷川、村上が。

ふたりの様子を見て腹を立てて去ってしまうとひるちゃんまでいなくなり、ひとりになってしまう野田。切な過ぎる。ここで有吉は野田に風呂場に行くように指示。野田もペンギンになって遊ぶという大団円(?)に。薄い本が何冊もできそうな名シリーズ。

『有吉の壁』2021年最多ポイントは、126ポイントでチョコレートプラネット。2位は1ポイント差の125ポイントでパンサー、3位は101ポイントでシソンヌ。このポイントとは関係なく有吉の独断で選ばれる優勝者が発表される。

「優勝は長谷川くんです」と言われ「えー!」と言われながら前に出るシソンヌ長谷川だが、錦鯉・長谷川もいることに気づき恥ずかしがる。「お前なワケないだろ」とシソンヌ長谷川に言い放つと、有吉は結局「訂正します。優勝はチョコレートプラネットです」。

『ゴッドタン』

「マジ歌選手権」今回のラインナップは、ヒム子「TAZ」、ビジュアル系にイメチェンした角田バンドはアンジャッシュ児嶋が登場する「リスペクト」、この日、『M-1』準決勝当日だったハライチは澤部に焦点を当て、後半は死神・板倉が登場する「テレビのバケモノ」、秋山率いるL.A.COBRAは「U.N.COBRAメドレー2021」。

真っ白な出で立ちのバカリズムは「涙腺の施錠」、「スポットライト」のコーナーには蛙亭イワクラ「生きた心地のしない世界」、フット後藤は「地獄の沙汰もカネ次第」、リアル・さかなクンと化した劇団ひとりは「スススのスー」。

ヒム子に対し、DJ松永は「エンタメ全部入ってましたよ。音の展開とか言葉遊びとか視覚的にも。世界レベル見ちゃった」と絶賛。イワクラの絶唱には飯塚が「完全に響いた~」。

そんな中で筆者が個人的に一番好きだったのが「Oh、ゾンビリーバボー!」で始まる後藤のマジ歌。

「脳がはみ出たあの子とディナー」「処女の生き血を蒸留したノンアルコール ゾンビ―ル」「屍ーゼ」「お涙頂die」「愛死体 恋死体 君と抱きあ遺体」「少年よ大死を抱け BOYs BE  ZOMBITIOUS」「ゾンビニエンスストア 腐乱チャイズ」「九死に一SHOW TIME!」と後藤独特の言語感覚が素晴らしい。

途中、下手くそなコールアンドレスポンスでグダグダになるも、最後は「手当たり次die 古い世die トラック1die」と畳みかけ「地獄の沙汰もカネ次die」とタイトルで締める。後藤のマジ歌の中でも歴代トップクラスに好き。設楽はこれを評し「ダサロックの金字塔」。


明日観たい番組:『NHK紅白歌合戦』『ネタパレ元日SP』など

『NHK紅白歌合戦』MC:大泉洋、川口春奈。

『笑って年越したい!笑う大晦日』(日テレ)MC:ナインティナイン、バナナマン、千鳥、後藤輝基、川島明、渡辺直美。

『ぐるナイ おもしろ荘』(日テレ)ブラゴーリ、ハナイチゴ、三匹、ゆめちゃん、あっぱれ婦人会、チカトプライド、スナフキンズ、ニュートンズ、マリーマリー、ぱーてぃーちゃん。

『ネタパレ元日SP』(フジ)アンガールズ、COWCOW、スピードワゴン、バカリズム、ロッチ、くっきー!×川谷修士、南原清隆×ゾフィー、ハナコ×男性ブランコ、増田貴久×エスファイブ。

『ネクストブレイク芸人ガチャ』(テレ東)アインシュタイン、コロコロチキチキペッパーズ、マヂカルラブリー、ミキ、3時のヒロイン、オズワルド、オダウエダら。

『フットンダ王決定戦』(日テレ)ケンドーコバヤシ、くっきー!、笑い飯、長谷川雅紀、秋山竜次、ハリウッドザコシショウ、とにかく明るい安村、岩井勇気、空気階段、蛙亭、マヂカルラブリー、オズワルド、駒場孝、ゆりやんレトリィバァ、ヒコロヒーら。

『千鳥のクセがスゴいネタGP』(フジ)新春SP。

『人気漫画家が選ぶ!本当にすごい漫画はコレだ!』(テレ朝)MC:岩井勇気、花澤香菜、ゲスト:伊集院光、春日俊彰、3時のヒロイン、渋谷凪咲、ぺこぱ。

『久保みねヒャダ明けましてこじらせナイト寿SP』(フジ)。

『2355−0655』(Eテレ)「年越しをご一緒にスペシャル」。


この記事の画像(全1枚)



  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

    #【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ) の記事一覧


関連記事

この記事が掲載されているカテゴリ

てれびのスキマ

Written by

てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

QJWeb今月の執筆陣

酔いどれ燻し銀コラムが話題

お笑い芸人

薄幸(納言)

「金借り」哲学を説くピン芸人

お笑い芸人

岡野陽一

“ラジオ変態”の女子高生

タレント・女優

奥森皐月

ドイツ公共テレビプロデューサー

翻訳・通訳・よろず物書き業

マライ・メントライン

毎日更新「きのうのテレビ」

テレビっ子ライター

てれびのスキマ

7ORDER/FLATLAND

アーティスト・モデル

森⽥美勇⼈

ケモノバカ一代

ライター・書評家

豊崎由美

VTuber記事を連載中

道民ライター

たまごまご

ホフディランのボーカルであり、カレーマニア

ミュージシャン

小宮山雄飛

俳優の魅力に迫る「告白的男優論」

ライター、ノベライザー、映画批評家

相田冬二

お笑い・音楽・ドラマの「感想」連載

ブロガー

かんそう

若手コント職人

お笑い芸人

加賀 翔(かが屋)

『キングオブコント2021』ファイナリスト

お笑い芸人

林田洋平(ザ・マミィ)

2023年に解散予定

"楽器を持たないパンクバンド"

セントチヒロ・チッチ(BiSH)

ドラマやバラエティでも活躍する“げんじぶ”メンバー

ボーカルダンスグループ

長野凌大(原因は自分にある。)

「お笑いクイズランド」連載中

お笑い芸人

仲嶺 巧(三日月マンハッタン)

“永遠に中学生”エビ中メンバー

アイドル

中山莉子(私立恵比寿中学)
ふっとう茶☆そそぐ子ちゃん(ランジャタイ国崎和也)
竹中夏海
でか美ちゃん
藤津亮太