QJ編集部 今週のおすすめ情報(1月31日〜2月6日)

2020.1.31

『クイック・ジャパン ウェブ QJWeb』編集部員と『クイック・ジャパン QJ』本誌編集部員がお届けする「QJ編集部 今週のおすすめ情報」。イベントや展示、映画など、お仕事終わりや休日におすすめの情報をお届けします。


1月31日(金)〜2月6日(木)のおすすめ情報

#013 QUEEN IN THE PARK 〜クイーンと遊ぼう〜

#013 QUEEN IN THE PARK ~クイーンと遊ぼう~
#013 QUEEN IN THE PARK ~クイーンと遊ぼう~

新橋演舞場で初春歌舞伎公演を堪能し、地下道を丸ノ内線へと向かっていると、あの歌声が聞こえる。音の方向には、ヴィヴィッドなQUEENのビジュアルが。『QUEEN IN THE PARK』。QUEEN来日公演に合わせ、Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)で1月22日(水)から開催されているこの展示、QUEENの音楽×SONYの技術で、MVに自身が登場できたり、70台のSONY製歴代ラジオがRADIO GAGAを奏でたり、さらにはカラオケも楽しめてと、計8つのブースでQUEENの世界を体感できるらしい! この日、地下のフロアにあるブースは40分待ち。今週末こそ早起きして、一番乗りを狙いたいものです。(谷口千佳)

<information>
「#013 QUEEN IN THE PARK ~クイーンと遊ぼう~」

2020年1月22日(水)〜2020年3月15日(日)
会場:Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)
営業時間:10:00〜20:00
入場無料

映画『転がるビー玉』

(c)『転がるビー玉』製作委員会

90年代の後半、今は24時間営業のMEGAドンキ(MEGAドン・キホーテ渋谷本店)が入っているビルの地下と1階にHMV渋谷店があり、中学生だった私は毎週のようにそこに通い、名物バイヤー・太田浩さんが作っていた“渋谷系コーナー”に夢中になっていました。
数年後、HMV渋谷店がセンター街入口近くのビル(こちらも今はなきFOREVER21が2019年まで入っていたとこ)に移転したとき、“渋谷系コーナー”がなくなっていたことに愕然とした、世界の終わりのような感覚は今でも新鮮に思い出せます。大人になった今なら「渋谷ってそういう街だし」ってたいしたショックも受けずに、日々に忙殺されてすぐに忘れていたかもしれませんが……。
と、前置きが長くなりましたが、吉川愛&萩原みのり&今泉佑唯がトリプル主演した映画『転がるビー玉』は、激変している最中の“今の渋谷”の街を舞台にしつつ、日々、安定せず移ろいゆく20歳過ぎの女の子たちの心の内を映しています。
昨年11月にオープンした渋谷パルコに入った映画館「ホワイト シネクイント」で1月31日から先行上映が始まるので、東京在住の方はぜひ渋谷で観てください!(森田真規)

<information>
映画『転がるビー玉』
2020年1月31日(金)ホワイト シネクイントにて先行公開
2月7日(金)より全国順次ロードショー
配給:パルコ
(c)『転がるビー玉』製作委員会 

保坂和志『小説的思考塾 vol.8』

参加したらメキメキと小説が書けるようになる、そんなエクストリームな講義であるはずないのですが、今回のテーマは描写を中心にということで、1月16日の告知では「描写は「書き方を教わる」というものではなく」から一転して30日「描写は教えられることを発見しました」とのことですので、「やはりおれの描写は間違っている」「おれの描写がこんなにうまいわけがない」と思ってる方は、教えられる描写を発見してみてはいかがでしょうか。(渡部遊/『クイック・ジャパン』編集部)

<informatison>
保坂和志『小説的思考塾 vol.8』
2020年2月1日(土)15:00~17:00
会場:RYOZAN PARK 巣鴨
参加費:2,500円
予約(当日10時まで):https://www.quartet-online.net/ticket/hosakarlib8

映画『ジョジョ・ラビット』

(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation & TSG Entertainment Finance LLC

監督が俳優として出てくる映画って、ひとつのジャンルとして考えてもいいのではないでしょうか。
塚本晋也、グザビエ・ドランなどが有名ですが、監督がどんな役柄を演じているかだけで、その映画の雰囲気や監督のスタンスがなんとなくわかる気がします。
今回紹介する『ジョジョ・ラビット』では、タイカ・ワイティティ監督はあのアドルフ・ヒトラーを演じます。ワイティティ監督はコメディアンでもあり「コメディを通じてこそ伝えられるメッセージがある。今こそヒトラーを演じる最適なタイミングだ」と語ります。実写版『AKIRA』や『スター・ウォーズ』にも参加する予定というワイティティ監督、今、最も注目の監督のひとりです。ポップな雰囲気の中に、監督の覚悟が伝わる『ジョジョ・ラビット』ぜひご覧ください。(谷地森創)

<information>
映画『ジョジョ・ラビット』
2020年1月17日(金)より全国ロードショー
英題:JOJO RABBIT
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

「MARUKO & COJICOJI CAFE」

(C)さくらももこ (C)さくらプロダクション

昨年の夏、『ちびまる子ちゃん展』に足繁く通った私にとって、これほど嬉しいニュースはございません。さくらももこ先生が生んだ2大キャラクター「ちびまる子ちゃん」と、「コジコジ」が共演する作品、『絵本 まるコジ』をテーマにしたコラボカフェが、本日から開催されます!
まるコジシリーズに収録されているお話の世界観をそのまま表現したパフェやケーキを楽しめるなんて、ファンにとっては垂涎ものです。なかには青いお米で富士山を、たらこクリームで静岡の桜を表現したというややエキセントリックなメニューも(しかもその上を、クッキーで作られたまるちゃんとコジコジが仲良さげに飛行している……)。
「青は食欲を減退させる色だなんて気にしちゃいられない、既存の料理の世界なんてぶちこわせ、俺たちに託されたのはさくらももこ大先生の原画の世界を忠実に再現しようという意志のみ! ものども、かかれ!」――そんなバックストーリーがあったのでしょうか。このセンス、嫌いじゃないですよ。座席に用意されているランチョンマットは2種類で、どちらもまるちゃんとコジコジがにこーっとしながらこっちを見つめてくれているデザイン! これは2回行ってどちらも手に入れるしかない。
カフェは7月31日までの限定開催。公式HPから予約もできるとのことなので、会期中にぜひ足を運んでみてくださいね!(野坂瞳/『クイック・ジャパン』編集部)

<information>
「MARUKO & COJICOJI CAFE」
2020年1月31日(金)~7月31日(金)
会場:Sunday Brunch(サンデーブランチ)銀座店
営業時間:11:00〜21:00
※予約優先
お問い合わせ先:03-5371-7491
https://www.chibimaru.tv/news/entry/2019/006357.html

サロン・デュ・ショコラ2020

ショコラ冷麺

年に一度のチョコレートの祭典、サロン・デュ・ショコラ。今年も始まりました。なかなか手に入らない世界のショコラティエのチョコレートだけでなく、国内ショコラティエのここだけの限定品など、とにかく珍しくて絶品のチョコレートを手に入れたいなら行って損はしません。チョコレートを買わなくても、会場でチョコレートを見て回るだけでも楽しい。イートインコーナーもあるので、珍しいドリンクやパフェ、スイーツたちを楽しむこともできます。基本的に前売チケットのご購入が必要ですが、夕方は会場で当日券の購入も可能。ぜひチョコレート界の熱気を体感してみてください! 写真は私が先日行ったときに食べた「ショコラ冷麺」です。(鈴木梢)

<information>
「サロン・デュ・ショコラ2020」
2020年1月27日(日)〜2020年2月2日(日)
会場:新宿NSビル
営業時間:10:00〜20:00
http://www.salon-du-chocolat.jp/


窓展:窓をめぐるアートと建築の旅

身近にありすぎて、日常生活では注意深く観察することもない「窓」をテーマとした美術展。確かに言われてみれば、「窓」が描かれている作品は多い。美術館前の庭に作られた藤本壮介「窓に住む家/窓のない家」も話題となっている。
でもテーマは身近ながら、アートに精通する和田彩花さんは自身の連載で「とっても楽しい展覧会でしたが、とっても難しかったです(笑)」と振り返っていて、それほど奥深い内容になっているということ。
国立美術館の企画展は、だいたい3〜4ヶ月はやっている。開始直後は混雑するので、落ち着いたら行こうと思っているあいだに終わってしまうことが多い。「窓展」も今週末までです。(田島太陽)

<information>
「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」
2019年11月1日(金)~2020年2月2日(日)
会場:東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
営業時間:10:00〜17:00(金曜・土曜は10:00-20:00)※入館は閉館30分前まで
https://www.momat.go.jp/am/exhibition/windows/#section1-1


この記事が掲載されているカテゴリ

CONTRIBUTOR

QJWeb今月の執筆陣

酔いどれ燻し銀コラムが話題

お笑い芸人

薄幸(納言)

「金借り」哲学を説くピン芸人

お笑い芸人

岡野陽一

“ラジオ変態”の女子高生

タレント・女優

奥森皐月

ドイツ公共テレビプロデューサー

翻訳・通訳・よろず物書き業

マライ・メントライン

毎日更新「きのうのテレビ」

テレビっ子ライター

てれびのスキマ

7ORDER/FLATLAND

アーティスト・モデル

森田美勇⼈

ケモノバカ一代

ライター・書評家

豊崎由美

VTuber記事を連載中

道民ライター

たまごまご

ホフディランのボーカルであり、カレーマニア

ミュージシャン

小宮山雄飛

俳優の魅力に迫る「告白的男優論」

ライター、ノベライザー、映画批評家

相田冬二

お笑い・音楽・ドラマの「感想」連載

ブロガー

かんそう

若手コント職人

お笑い芸人

加賀 翔(かが屋)

『キングオブコント2021』ファイナリスト

お笑い芸人

林田洋平(ザ・マミィ)

2023年に解散予定

"楽器を持たないパンクバンド"

セントチヒロ・チッチ(BiSH)

ドラマやバラエティでも活躍する“げんじぶ”メンバー

ボーカルダンスグループ

長野凌大(原因は自分にある。)

「お笑いクイズランド」連載中

お笑い芸人

仲嶺 巧(三日月マンハッタン)

“永遠に中学生”エビ中メンバー

アイドル

中山莉子(私立恵比寿中学)
ふっとう茶☆そそぐ子ちゃん(ランジャタイ国崎和也)
竹中夏海
でか美ちゃん
藤津亮太

QJWebはほぼ毎日更新
新着・人気記事をお知らせします。