Z世代のリアルな恋愛あざとテク
インスタグラムは相手のことを知るだけでなく、コミュニケーションを生むきっかけ作りにも効果的です。インタビューの中で、実際に彼女たちが実践している恋愛テクを聞いてみました。
【初級】好きぴのストーリーにスタンプで反応
気になる相手が投稿したストーリーに反応することで、DMのやりとりへの道が拓かれます。
インタビューによると、「いきなりテキストでメッセージを送ると『誰こいつ』って思われるかもしれないから、最初は絵文字をひとつ送ってみるところから始めます」とのこと。ちなみにストーリーにスタンプを押すと、DMで相手に送られる仕組みになっています。
まずは複数回絵文字で反応し、頃合いを見てテキストメッセージで反応すると、相手からも自分のストーリーに反応してくれたり、会話のきっかけを作れたりするという流れです。
【中級】自分の投稿を相手が見ているか、「閲覧リスト」をチェック!
「いつもは何も考えずに好きなものをどんどん投稿しちゃうけど、気になる人がフォローしてくれたら、やっぱり自分の顔が盛れているか、とかは絶対意識します」
特にインスタグラムのストーリー投稿では、閲覧リストによって自分の投稿を見た人がわかるようになっています。気になる人とSNSでつながると、投稿も戦略的に行うようです。
【上級】“親しい友達”に好きな人だけいれて、「今電話できる人―」
ストーリー投稿には「親しい友達」という機能がついていて、フォロワーの中でも「親しい友達」に指定された人しか閲覧することができない投稿をすることができます。
「親しい友達」はフォロワーの中から自分で選択できるのですが、気になる相手だけを親しい友達に設定し、「今電話できる人~」とか、「ここのカフェ行きたい人!」とか、その人にだけ見てほしい投稿をするのです。もはや私信。「親しい友達」に誰が入っているかはフォロワー側からは知ることができないため、私信であることに気づかず反応してくれることを待つという魂胆です。
インタビューでは、「親しい友達に好きな人だけ入れて、“誰か電話しよう”とか、“暇~”とか投稿する。その人から見ると、複数人が親しい友達に入ってるように見えるように、“地元民、高校の友達みんな入れている”とか書いて、実際はひとりしか入れていないとかあります」という意見が。上級ですが、インタビュー参加者全員が「超わかる!!」と沸いたテクニックでした。
若者にとってSNSは”映え”だけじゃない
このように、今の若者にとってインスタグラムはただ”映え”を楽しんだり、自己表現をしたりする場としてだけではなく、コミュニケーションの場としての位置づけとなっています。
テキストだけでなく、写真や動画をコミュニケーションツールとして使いこなしながら、同じ価値観や趣味を持つ人とSNSで繋がり、恋人や友達といった人間関係を構築しているのです。そして新しいSNSや追加される機能を、大人が想像しないようなかたちで活用し、コミュニケーションを生み出している実態には、目を見張るものがあります。
今後の恋愛ソングでは、「インスタグラムのストーリーで見つけた気になるあの人」というような歌詞が当たり前になるかもしれません。
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