友達作りもSNSで。写真や動画で、仲よくなれそうか判断
恋愛だけでなく、友達作りもSNSで活発に行われています。
彼らはハッシュタグを駆使して趣味が合う人を見つけ、友達になります。実際にSHIBUYA109渋谷店に来館する若者を対象に調査を行っていても、ふたり組の女の子に関係性を聞いてみると、「SNSで知り合ったヲタ友です」と返ってくることも少なくありません。50組中、だいたい10組くらいはそのように回答してくれます。
友達作りのために使われるハッシュタグはさまざまですが、「#●●好きさんと繋がりたい」という定番のハッシュタグ以外にも、「#わーーーージャニオタさんと繋がるお時間がやってまいりましたいっぱい繋がりましょ」や「#世界一hiレベルな女と繋がりたい」といった、その界隈しかわからない独自のハッシュタグも生まれています。
SNSの中でも特にインスタグラムを恋人や友達作りに使うことが多い傾向にありますが、それはなぜなのか。その理由は、今の若者がビジュアルコミュニケーション力に長けていることが関係しています。
これまで私たちの過去のインタビューでも、多くの若者から、「ハッシュタグ検索をして出てきた投稿から、自分と同じテイストが好きそうだなと思うアカウントを見つけ、その人の過去の投稿やストーリー(24時間で消える限定投稿)をみて、仲よくなれそうかチェックする」という話を聞きます。
SNSネイティブである彼らは、写真や動画でコミュニケーションを取ることが多く、視覚的な情報から雰囲気やニュアンスを感じ取る力に長けています。彼らはテキストで多くを語らずとも、SNSの投稿から「その人らしさ」を感じ取り、共感し、仲よくなれそうなポイントを見つけているのです。
かつては、同じクラスでもなかなか話せない憧れの子を知るには、超地道な情報収集が必要でした。でも今は、SNSのアカウントを見つけられれば、休日を過ごしている様子や趣味を知ることができるだけでなく、リアルタイムで何をしていて、どんなことを考えているのかも知ることができる。そう考えると、SNSを活用しないわけにはいきません。
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