社会課題解決のモチベは「下の世代が生きやすい世の中に」「知識のなさで誰かを傷つけたくない」

社会課題解決への関心は高いけど、実際に情報収集も含めた行動を起こせているのはおよそ3割。関心の高いZ世代を巻き込んでアクションを起こす場所をどんどん増やしていくことが、企業の役割だと考えています。
以前、関心のある課題について調べてみたり、理解を深めるイベントに参加したりするなど、実際に行動をしているZ世代たちに、何をモチベーションにアクションを起こしているのか聞いてみたことがあります。
彼らからは「これから生まれてくる子供たちのためにも、地球環境を大切にしたい」「いろんな社会課題があるけれど、未来を担う下の世代のためにも、自分たちが変えていかなくては」など下の世代に引き継ぐ環境を考えた発言や、「LGBTQ+の人に対して、自分に知識がないことで相手を傷つけるようなことは避けたいから勉強している」という、周囲の人とのコミュニケーションにおける配慮を考えた声が聞かれました。
「自分が死んだあとの世界のことは自分には関係ないから」ではなく、下の世代のためによりよい世界を残すために行動する。「自分と違うから理解できない、まわりにいないからわからない」ではなく、想像力を養い、むやみに人を否定したり傷つけることがないように知識を蓄える。彼らの姿勢は、上の世代が見習うべき部分が多いのではないでしょうか。
Z世代がスタンダードとする「地球・人・企業、みんなが生きやすい世界」を実現するには、Z世代よりも声も影響力も強く、数が多い上の世代が考え方をアップデートすることが求められます。
「自分が10代、20代のころ、社会課題に対して考えることなんてほとんどなかった……」という方々も多いと思います。これを機にZ世代の考え方に刺激を受け、社会課題に向き合う契機としていただけるとうれしいです。
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