枠移行した初回『あちこちオードリー』で、宮下草薙・宮下の<プロポーズ発言>にスタジオ騒然(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。


『あちこちオードリー』

時間帯変わっての初回は、以前登場してハネたアンミカと宮下草薙というポジティブモンスター×ネガティブモンスターの組み合わせ。「歩くパワースポット」と紹介されたアンミカは口を開けば、「許せないってことは自分を許さないってこと」「人間ってお茶目でキュートやなって」「チャンスって均等に降り注いでるけど頑なだったら受け取れないよ」「ハッピーって回るからね」「不満があるのは成長したいから」「人生は起き上がりこぼし 七転び十五起きの精神」「時代と手をつなげてるから仕事がある」など、ポジティブ名言を量産。若林「うるせぇ! 鼓膜への触りがうるさい(笑)」。

そんなアンミカの影響で「月を見るようになった」という春日に、「月の話を始めた人から距離を空ける決まりにしてる」と若林。『しくじり先生』でスピリチュアルにハマってしくじった人は「みんな月を通ってく」のだと。

草薙も前回のアンミカの話を聞き、スベったときなどは楽屋で「HAPPY、LUCKY、LOVE、SMILE、PEACE、DREAM」と唱えるようになったそう。本当にツラいときはそのあとに「ポジティブ、ポジティブ」とつけ足すと。そんなこともあってか、前回いつでも仕事を辞めたいと言っていた草薙だが「お笑いがちょっと好きになっちゃった」と恥ずかしそうに言う。「ちょっとだけ」を強調する草薙に、若林「お笑いは別に恋していいんだよ。お笑い好きな自分を認めなよ(笑)」。

下積みを共にしてきたわけではないから「第七世代ってそんなに仲よくない」と草薙が言うと、「世間が抱いている“第七世代の絆”に自分が寄せてる感じがする」と宮下も同調。「10年後にあのときツラかったなって仲よくはできる気がする」という先を見据えた草薙の視点にハッとした。

光(アンミカ)と闇(草薙)に挟まれた宮下は思わず「そろそろ付き合ってる彼女にプロポーズしようと思ってる」とタイミングをアンミカに相談。その突然の告白に、若林や佐久間Pなども騒然。草薙も「びっくびっくびっく、びっくり!」。

『ハネノバス』

草薙と四千頭身・後藤による旅番組第2弾。1泊2日で71万2800円の横浜ロイヤルパークホテルのロイヤルスイートルームで4000個のドミノ倒し。制作費3分の2が宿泊代だと言うスタッフに、「カメラもう1個買ってくれよ!」と後藤。カメラマンもおらず、ディレクターの手持ちカメラだけ、出演者2名スタッフ2名という布陣のロケ。

最初からふかふかの絨毯に苦戦し奇声を上げる草薙と後藤。草薙「仲悪くなるのだけは嫌だな」、ディレクター「ドミノ倒しでよくケンカするみたいな、ああいうのやめましょ」、後藤「ドミノの笑いの取り方、ケンカだけじゃないぞって」と言い合ったそばからすぐケンカになりそうになるも、その雰囲気で笑い合うのがこのふたりらしくて、とても心地よいし頼もしい。1カメなのでドミノを倒しているときにふたりの顔を撮れないということに気づき、その撮影方法をリハーサルしたりするユルい雰囲気も最高。

特に大きな“事件”も起こることなくドミノが完成。ドアを開けるとドミノに当たってスタートするというおしゃれな演出をしようとするも、1個目のドミノがうまく倒れずスタートから失敗。そのあともたびたび止まってしまう。「あんまテレビで見たことないくらい止まったね」と笑う草薙。俯瞰のカメラで撮った皆でドミノを追いかける姿があまりにもチャーミングだった。


『笑う心臓』

マヂカルラブリー、ニッポンの社長、空気階段、シソンヌによるユニットコント番組。オープニングからがっつり『修学旅行の夜』『VTuber界の新星』『魔界バスケ』『先輩のお通夜』という4本のコントが詰め込まれたストイックな内容。

コントの合間にもトークではなく「電波ジャック」と題して、Lっぽい男(水川かたまり)がペン回しやあやとりをしながら(それがうまくできない)、「どう考えてもテレビで流すほどではない映像を流す」と説明し、メンバーがドッジボールなどに興じている映像が流れる。なんだか往年のユニットコント番組を観るワクワク感に満ちていた。

明日観たい番組:『ヒルナンデス!』の金曜新レギュラーにぺこぱ

『かりそめ天国』(テレ朝)2時間SP。オードリー春日vs飯尾vs大久保。

『人志松本の酒のツマミになる話』(フジ)に、ナインティナイン矢部浩之。

『脱力タイムズ』(フジ)は、かまいたち山内&鈴木亮平。

『ネタパレ』(フジ)に、空気階段、宮下草薙、吉住、ランジャタイ、GAG、コウテイ、素敵じゃないか。

『タモリ倶楽部』(テレ朝)、「井上vs稲田の頂上決戦!セルフカット対決」。

『ヒルナンデス!』(日テレ)、新レギュラーにぺこぱ。

『ドキュメント72時間』(NHK)、「大病院のコンビニ それぞれの“生きる”」。

『あさイチ』(NHK)、プレミアムトークに賀来賢人。

『A-Studio+』(TBS)にムロツヨシ。

江口のりこ主演『ソロ活女子のススメ』(テレ東)、スタート。

小日向文世、竹下景子『70才、初めて産みます』(NHK)、スタート。


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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