高橋ひかるの“付け焼き刃”ではないオードリー愛が観られた『スクール革命!』(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。


内村光良も「春日って“本当は”おもしろい人だな」

『スクール革命!』、節目を迎えたモノからクイズを出題する「クイズ!おかげさまで○周年」。番組後半にはオードリーが20周年ということで「リトルトゥース研究生」を自称する高橋ひかるが、オードリーゆかりの地をロケし、クイズを出題する。内村は「リトルトゥース(『オードリーのANN』リスナーの愛称)って何?」とニヤニヤしながら、オードリーをイジる。

高橋は「トゥース!」をちゃんと左手でやったり(右手でやりがち)、その角度もサマになっていて、「ハァ―ッ!」と締めるところまでコピーしていることからも“付け焼き刃”ではないんだろうなということが窺える。むつみ荘を訪れると、エアコンの通気口がないため春日の父がつけてくれた窓用エアコンなど、春日の“残り香”に興奮。「小声トーク」で使った座布団を見つけると「S席ですよ!」、若林に破られた春日のラジオ用の衣装には「お宝発見ですな!」と声を上げる。

下積み時代の主戦場「そっくり館キサラ」にも。「バー秀」ことバーモント秀樹が登場すると、ワイプのオードリーは「なんか恥ずかしいな」と笑う。「誰も売れるとは思わなかったけど、『トゥース!』ってやったその日からお客さんが沸いて、コレ行くなと思った」と回想するバー秀に、若林「ウソつくな!」春日「盛るな!」。さらに生のビトタケシに涙する高橋。その姿を見てもらい泣きするビトというカオス。そして親友の谷口も登場する「リトルトゥース」にはおなじみのフルコース。高橋のオードリー愛があふれ出てて楽しかった。

スタジオではオードリーへのアンケート。「一番うれしかったこと」に春日が挙げたのが「単独ライブに内村先生が見に来てくださり、帰り際『春日って本当はおもしろい人だな』とおっしゃってくれたこと」。これに内村は後悔したように「なんか言っちゃったんだな……」。けれど、この出来事は『スクール革命』が始まって5年目くらいのことで、ボケでもなんでもなく真顔で「本当は」と言っていたそう。内村「本多劇場に観に行って驚いたんですよ。あれ? おもしろいなあって(笑)」。

『ザ・ベストワン』。現在の霜降り明星の原型となったという『ABCお笑いグランプリ』での優勝ネタ「カラオケ」や、スピードワゴンの原点「あま~い!」漫才など、今ではもうやることがなくなった“古典”ともいえるネタが多め。「ベストワン」という番組のコンセプトだからこそでき、それが2020年版にしっかりとブラッシュアップされていてとてもおもしろかった。サンドウィッチマン、ナイツ、中川家という並びに司会の今田は「漫才師のフィギュアみたい。買いたいわ」。

TOKYO MXで放送していた劇場版『機動戦士ガンダム』、オープニングだけ観ようとつけたら、土田晃之とカズレーザーの対談。知らなかったのでものすごいお得感。小学4年のころ、友達とガンダムの話をしていたら学級委員長の関根さんという女子に「なんの話してるの?」と聞かれた土田。「ガンダム知らねえだろ?」と言うと「知ってるよ」と答えたため、「ジオン軍と連邦軍どっちが悪者かわかるかよ?」と聞くと「戦争によいも悪いもない」と関根さん。土田「関根にガンダムの深さを最初に教わったの!」。

『しくじり先生』で行った『ガンダム』の講義について、自分の中では「あまりいい回ではなかった」と反省するカズレーザー。「そう? 観ててさすがだなと思った」と言う土田に、カズは「今の子から見たアムロ像を説明しちゃった。アムロはオタクで暗くて、みたいな。でも、初めて見る人にとってアムロってけっこうスーパーヒーローじゃないですか。本当はめちゃくちゃカッコいい。だから最初観たとき、好きだったんです」。

今日観たい番組:「ノブ違和感」やフワちゃんMC『視聴者様に飼われたい!』など

「時代…とマツコ」シリーズの新作『角川春樹が薬師丸ひろ子に機関銃を乱射させた時代…とマツコ』(日テレ)、今回のテーマは「女子高生」。

『100分de名著』(Eテレ)はミヒャエル・エンデ『モモ』編。朗読は、のん。

フワちゃん、小峠MCの『視聴者様に飼われたい!』(テレ東)放送。

『クイズ!THE違和感』(TBS)もちろん「ノブ違和感」も。

『有田ジェネレーション』(TBS)は再び「かまいたち激推し芸人」として蛙亭、クロスバー直撃。



  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。
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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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