太田プロダクション所属芸人たちがしのぎを削るネタライブ『月笑』。来場者および生配信視聴者の投票によって順位と獲得ポイントが決まるため、毎月熾烈な争いが繰り広げられている。また、年末にはその年間チャンピオンを決める「クライマックスシリーズ」が開催される。

太田プロ所属芸人はG1〜G6のランクに分かれており、G3〜G6が『Jr.ライブ』、G1とG2が『月笑』でネタを披露することができる。ライブでの獲得ポイントによってランクの昇格や降格が決まるため、『Jr.ライブ』と『月笑』のメンバーは常に変動し続ける。

6月ROUNDでは猫怪獣（6月末解散）が今年初の頂点に。G1、G2のメンバーはもちろんのこと、きしたかの（マセキ芸能社）がゲスト出演。結成時の秘話も明かし、大いに盛り上がった。

きしたかのが明かした結成時の秘話とは？ 初の頂点に猫怪獣。太田プロライブ『月笑』6月レポート【ネタ動画あり／写真25枚】

本記事では、『月笑』7月ROUNDを見た筆者が、今回特に気になった芸人とネタを紹介する。

『月笑』7月ROUND アーカイブ配信チケットの購入はこちら（7月22日（月）21:00まで）

※アーカイブ配信には、それもまた一興のネタ動画が含まれておりません。あらかじめご了承ください

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G2は9組、『ABCお笑いグランプリ』準優勝の青色1号も登場

G2には、こじらせハスキー、サイヤング、ぷぅ、ハマノとヘンミ、サノライブ、FREEMONKEY、モシモシ、さすらいラビー、青色1号の総勢9組が登場。こじらせハスキーは3月ぶり、サイヤングは5月ぶり、ぷぅは今年の『月笑』初出演となった。

ぷぅは、愛猫が人間になってしまうコントを披露。「いっそ結婚したい」とまで願っていた飼い主だが、いざ人間になった姿を見て気持ちが変化していく。

ハマノとヘンミは、野球観戦がテーマのコント。隣席に途中から来た客に「にわかファンだろ」と怒るおじさんが、実は変わった野球ファンで……と、意外な展開を見せる。

さすらいラビーは、スターになりたい中田が宇野をファンに見立てて、スターとしての振る舞いを練習。しかし中田の振る舞いは、どうしてもおかしくなってしまう。

先日の『第45回ABCお笑いグランプリ2024』で準優勝の青色1号は、同僚のじゃれ合いを職場で見かけたコント。カミムラと仮屋の話を詳しく聞いてみると、じゃれ合っている理由の恐ろしさが判明して……。

G1は7組、1位は恋愛ドラマのようなコント

G1には、ジョウダンアオナナテンパイ、群青団地、ライオンロック、サルベース、それもまた一興、ストレッチーズ、センチネルの総勢7組が登場。

群青団地は、彼氏の家に彼女が遊びに来たシチュエーションのコント。しかし、どうも様子がおかしい彼女。その行動から徐々に、衝撃の理由が明らかになっていく。

ライオンロックは、誕生日プレゼントに関する漫才。長峰悠也（左）が小林メイロ（右）に誕生日プレゼントを渡したものの、小林は「返したい」と言い出す。そのプレゼントはなんなのか、なぜ「返したい」とまで言うのか。

サルベースは、カップルのケンカから始まるコント。折田は彼女（ともやっぷ）を探しに「思い出の場所」を巡ろうとする。最終的に彼女が見つかった場所はファミリーレストラン。しかもそこに別の男が来るという、怒涛の展開。なお、サルベースは6月ROUNDで1位となり、今年2度目の頂点に輝いた。

センチネルは漫才。社会人の友達と「芸人」という仕事について言い争いになってしまったと大誠（左）が話し出す。それに対しトミサット（右）は、独特な対処法を具体的に説明していった。

ゲストのママタルトは、ポケモンカードの公式大会を舞台に漫才を披露。MCの風藤松原も漫才を披露した。

エンディングでは、ママタルトの大鶴が実は太田プロの養成所卒業生で、サルベースが同期であることを明かした。また、普段のエンディングはG1のみの登場だが、『第45回ABCお笑いグランプリ2024』準優勝の青色1号も特別に登場。

『月笑』7月ROUNDは、7月22日（月）21:00まで視聴可能なアーカイブ配信を販売中。次回『月笑』は、9月9日（月）に開催予定となっている。

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