5月18日午前5時から『キングオブコント2023』のエントリー受付がスタート。すでに参戦を表明しているコットン、男性ブランコ、ネルソンズ、や団がエントリー記者会見に登場した。
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コットン「人生が大きく変わった」
会見のMCを務めたのは第9代目王者のライスだったが、「ライスさんはすごい謙虚なんで大好き」という、や団の本間キッドから「今日もTBS入ってくるときに和田(まんじゅう)くんが顔パスで入館証をもらってたけど、謙虚だから田所(仁)さんはちゃんと受付で『キングオブコントの会見の司会をやるんですけど』と言って入館証をもらってた」とイジられた。

昨年は準優勝と惜しくも優勝を逃したコットンだが、西村真二は「初めて決勝に進出して2位。しかもその前日に結婚も発表したので人生が大きく変わった日」と述懐。ここから仕事も激増したそうで「それまでは月に2、3回休みがあったけど『キングオブコント』以降は1日か2日しか休みがなくて。WEBのCMとかこれまでになかった仕事もさせてもらった」と明かした。

昨年3位だったや団も仕事量が変わったと自負するが、「今まではインディーズライブの『ぶちぬき魂!』とかしか出してもらえなかったんですけど、決勝に行ったら『ULTRA JET JAM』に呼ばれました!」と、コットンと比べるとかなり小さな変化だったよう。MCのライス関町知弘が「もうちょっと華やかな話ありませんか?」と聞くも「仕事が増えたんで、ラーメン屋のバイトが週6から週1、2回になりました!」(中嶋享)、「築60年の木造アパートの1階に住んでたんですけど、築40年の木造アパートの2階にランクアップしました!」(本間)と、求められていたようなエピソードは出てこなかった。

先日の『水曜日のダウンタウン』(TBS)での解散ドッキリで見せたコンビの絆が話題になっているネルソンズ。中でもターゲットだった青山フォール勝ちは「自分自身ではまだ5回しか観てないんで」と、笑みを浮かべるほど番組の反響がうれしかったそうで、和田まんじゅうと岸健之助から「後輩に自慢ばっかりしてる」「同じ話を5人に70回話してる」と暴露された。
また、会見では昨年の『キングオブコント』で発表した和田の離婚も話題に。今は新しい彼女がいるそうだが、西村が「どの子ですか? いろいろ飲みに行ってるって聞いてるんですけど」と言うと、「どの子って何? こいつやばいです!」と大慌て。実際には現在の彼女と真剣に交際しているそうだが、どんな子かと聞かれると「シーシャ吸いながらポーカーやってた子!」と答えた。

和田まんじゅう「ライバルは金の国」
一昨年の『キングオブコント』で準優勝するも、昨年は準々決勝で敗退してしまった男性ブランコ。昨年は6カ月連続で新ネタライブをやるなど気負い過ぎていたようで、浦井のりひろは「昨年は上がり切ったハードルに思いっきりつまずいたんで、今年はできるだけ下げて挑みたいです」と話す。
また、「昨年までは漫才も同時に作ってたんですけど、昨年が悔し過ぎたんで今はコントだけ作ってる」というコットンに、浦井は「去年の僕らと同じ流れです」と指摘。さらに「今年はコットンに同じ目にあってほしい」と辛辣な言葉で笑いを起こした。
一方、平井まさあきは「今年はおダシのように染み出るような、自分たちが好きなことを持っていって優勝できたら」と自分たちらしいかたちで優勝を目指したいと語った。

「ライバル視している人は?」という質問に、和田は「金の国です」と即答。「渡部おにぎりが俺と似たような見た目で、似たようなコントをやってるので、金の国が出てきたら仕事がちょっと減ると思う」と、共通点の多い若手コンビの脅威を語った。
また、「優勝したあともネタを磨きつづけるのか、テレビで活躍したいのか」と聞かれ、コットンが「年に一回は空気階段のように全国ツアーとかをでかい規模でやっていきたいので、タレントさんだけみたいな方向には行きたくない」、や団が「ネタは東京03さん、平場はダチョウ倶楽部さんを目指したい」と、コントもつづけていきたいと話すなか、ネルソンズは「テレビタレントになりたい」と回答。「まずは『(王様の)ブランチ』(TBS)のレギュラーに3人でなりたい」と野望を語った。
会見の最後には関町が「『キングオブコント』険しい道のりだと思いますけど、優勝目指してがんばってくれえぃ」とエールを送り、会見を締めた。
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